2019年10月12日
増水避けて尻別川支流に釣行
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岩魚が好調もヤマメの姿はない
10日間のブランクの後の10月2回目の釣行先は、1日と同じ尻別川。
釣行ペースが著しく落ちたのは、大雨による影響から。台風19号の接近により、12、13日は絶望的な天気になりそうなので、無理をして釣行した。
11日段階の道央圏の主要河川水位は、増水から戻っておらずほとんどの河川の本流釣りは厳しそう。
その中で尻別川は比較的に回復が早く、立ち込んでのフライ釣行も何とかなるだろう、との読みから赴いた。
確かに上流域では濁りは消えていたが、いつも入釣する場所は水量が多くて立ち込むことができなかった。そして、肝心の釣果は全く無い。仕方なく、1時間ほどで水量の比較的に落ち着いた支流に移動した。
ここまでは前回10月1日の釣行と同じパターンだが、今回入渓した支流は前回とは異なる。下流で流れが幾重にも分かれて、尻別川に流れ出る手前で一つに合流するという、特異な渓流。
魚種は虹鱒と岩魚、ヤマメと揃っているが、最近入渓する釣人が多くて魚影自体は薄くなってきている。また、型ものは少ない。
今回は、尻別川本流と同じく水量が多くて、対岸に渡るのも一苦労するほどの水圧。初めは、ザラ瀬の続く下流域でウェットフライを流し、尻別川との出会いまで釣り下る。
その途中にある平瀬で、20センチ弱の虹鱒がヒットしたほかは釣果がない。今度は河口からドライフライで釣り上がることに。
三つに分かれた流れの中から、水量の一番多い右側の流れを選び、フライを打ち込みながら上流に向かう。ボサ下の深みで小さなアタリはあるが、フライが大きすぎて針りがかりしない。
落ち込みや、倒木下の淵にフライを打ち込むと、フライサイズに似合わない小型の虹鱒がヒットした。そして、落ち込み横の淀みの中から小さな岩魚が飛び出る。
魚はいるようだが、どれも同じようなサイズばかり。狙いのヤマメの姿はない。上流までの300メートルほどの区間、一通りフライを打ち込んで釣り上がった。
水量の多いことが原因なのか、上流に行くほどアタリは少なくなる。結局この支流では、15センチから20センチ余りの虹鱒5匹と15センチほどの岩魚が1匹という釣果。
再度場所を移動して今度はヤマメを狙う。尻別川の支流は面白いもので、河川によって棲息する魚種が異なることが多い。 全体的に見ると、虹鱒の勢力が強まっているが、それも季節によって異なる。
10月1日に入渓した支流は虹鱒ばかりだったが、それから少ししか離れていない同じ尻別川支流では岩魚がほとんど。
今度入る渓流はヤマメの魚影の濃い川。ただ、季節が押し迫ったこの時期に入渓したことがないので、果たしてヤマメはいるのか。
ゴツゴツした岩だらけの段差のある流れは、男性的な山岳渓流然としている。この川の水量も大雨によっていつも以上に多く、対岸に渡るのも慎重にしなければ足を取られるほど。
いつもならば落ち込み下や大岩で作る淵、肩、小滝の下の釜から型の良いヤマメが飛び出るが、ヒットするのは岩魚ばかり。それも、産卵を終えたばかりなのか、雨後の荒喰いからか痩せた岩魚が多い。
200メートルほど釣り上がっての釣果は、増水でポイントが少なくなったにも関わらず、10センチ未満の新子クラスから尺余りまでの岩魚が10数匹でヤマメの姿はなかった。
尻別川支流では虹鱒が岩魚やヤマメを駆逐、次第に虹鱒河川になってきているように感じる。荒食いのブラウンも昆布川だけに留まって欲しいと願っている。
写真説明@尻別川上流の流れ。増水でポイントが隠れ、魚信はなかったA尻別川支流のひとつ。ウェットフライで釣り下ったB山岳渓流然とした小河川。本来はヤマメが主体だが、岩魚しか釣れなかったC山岳渓流では、産卵後なのかやせ細った岩魚ばかりがヒットD初めの支流でヒットした小型の虹鱒
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