2019年06月13日
新緑萌える余市川でヤマメと遊ぶ
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解禁後は平日でも釣人絶えない
「ホラー好きのフライマン」は、2014年2月にスタートして、今年で6年目に入り更新回数は600回を越えました。
ブログを始めた当初は、これほど長く更新が続くとは考えてもいませんでした。それが続いてきたのは、釣りが好きでホラーが好きという性分から。そして、多分に生き急いでいることもあるのかもしれません。
若い時は、好きなことをやりたくてもお金と時間がなかった。今はお金はないけれど、時間だけはたっぷりと使える境遇。
あと何年生きられるのか分かりませんが、少なくても足跡だけは残すことができる。そんな風に考えるようになってきました。
できるだけ長く「ホラー好きのフライマン」を続けていこうと思っています。
自分本位ではなく、訪問される皆さんの望まれる情報に沿った内容で。
これからも、ブログへの訪問を宜しくお願いします。
さて今回の釣行記は、6月12日に訪れた余市川でのヤマメ釣りの模様。
5月末までのショアトラウト釣行から一転して、6月からは渓流、止水域、河川への釣行に切り替えを進めた。
その第1回が千歳川で、2回目の尻別川と続けてきた。残りの自分のホームグランドは、余市川と小樽内川、それに白老河川となる。
この内の余市川は,他のヤマメ河川と比べても、解禁から少し経つと極端に魚影が薄くなる傾向にある。それだけ釣人の入川が激しい川で、「できるだけ早く行かなければ釣果は難しい」という強迫観念から、今回の釣行につながった。
初めに向かったのは、本流に掛かる砂防ダム下のポイント。大型の遡上アメマスが期待できることから、いつも釣人が入っている。当日は釣人こそいなかったが、多くの新しい足跡が残されていて、あらためて人気ポイントだと知らされた。
前日や当日に誰か一人でも入ったら、かなりの確率でノーヒットに終わるだろう。それを覚悟でウェットフライを付けた竿を出した。プールから下の流れにフライを泳がせると、向こうアワセに魚がヒット。しかし、2度ほどのジャンプで針が外れた。多分虹鱒だったのだろう。
その後、15センチほどのヤマメを手にしたが、アタリはその2回だけ。ここでの釣りをあきらめて、余市川支流に行くことにした。
支流の最上流域は岩魚しかいないために、ヤマメの棲息するその随分手前のポイントから釣り上がることに。削られた谷の底を流れる渓流には、大岩や淵、小滝や開けた平瀬などの景観が続いて目を奪う。
そのうちの一つのポイントに崖を下って降りたつ。
用意したフライは#8のカディス。岩と岩の間の流れ込みで作る小渕で、小魚がフライを何度も突くが、針が大きくて掛からない。
しばらくして、流芯脇から15センチほどの魚がヒット。しかし、手元に引き寄せる前にバレる。
それが3回ほど続いて、ようやく手にしたのは17〜8センチの岩魚。上流域だけに、岩魚の棲息数が多いようだ。岩魚が2匹続いたあと、ようやくヤマメも掛かるようになった。型は考えていたよりも小さいが、それでも20センチに近い。
流れが複雑になってきた上流で、ヤマメのヒットが続く。型はそれほどでもないが、流れの速い渓流に棲息するだけあって、すこぶる元気がいい。300メートルほど釣り上がると、行く手に3メートルほどの小滝が姿を現した。釜の底はかなり深そうで、ウェットフライやニンフでも太刀打ちできそうにない。
滝を巻いての上流遡行はあきらめて、ウェットフライで釣り下ることに。しかし、陽は真上にあり魚信は遠のく。それでも、大渕から小さなヤマメがヒット、熱中症になる前にそれを最後に脱渓した。
余市川本流ほど賑やかではないが、この支流にも平日だというのに多くの釣人が入っていた。これから夏にかけて、いよいよ最上流でも盛期を迎えるだろう。
なお、ブログに先立ちyoutubeに「新緑萌える余市川でヤマメと遊ぶ」と題した動画を投稿。内容は、今回の釣行を撮ったもの。よかったらご覧ください。
写真@余市川本流の砂防ダム下でウェットフライを流すものの、魚影は薄かったA余市川支流の渓相豊かな流れBCヒットした岩魚とヤマメ
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