2021年07月02日
今年3回目の余市川釣行
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水量は安定したが釣果はいまひとつ
7月最初の釣行先は大江頭首工ちかくの余市川中流域。この区域での釣行は今年3回目で、どの河川よりも多く通っている。
最初に訪れた6月3日は、ウェットフライを駆使して型ものヤマメを狙った。しかし、いつもの年よりも水量が多いことと、水温が低いことで魚の活性が遅れているらしく、アタリひとつこない惨敗となった。
2回目はその1週間後の6月10日。1週間が経過しても、水量は予想以上に多くて水温も低いまま。サクラマスの跳ねが何度も確認できたが、肝心のヤマメの姿は見えない。当然アタリらしいアタリもこない。
それから3週間が経って、「いい加減水量は落ち着いただろう」「水温も高まっただろう」との期待から今回の釣行に及んだ。
なぜこの余市川中流域に固守するのかと言えば、ウェットフライを操作するのに丁度良い川幅で、流れも適している。さらに、尺上ヤマメが期待できるからだ。
今回入ったポイントは、最初と同じく大江橋下流。水量の多い時期には川に立ち込むことや、対岸に渡ることができなかったが、ようやく思い通りの釣り方ができる状態となった。問題は狙っている型ものヤマメを手にすることが出来るのか、ということ。
入川は午前4時半。さすがにこの時間は釣人の姿がない。実はこの時間でも遅いのでは、と心配していた。それは新冠川でのトラウマから。
朝4時に新冠川に着いたのに、どのポイントにも餌釣り師の軽4トラックが駐車していて、入川することができなかった。後で聞いたことだが、新冠川は朝の早い老人の入る釣場として知られているという。
幸いに余市川ではそうした状況にはなく、広い河原を独り占めすることができた。早速、ザラ瀬から流れ出しに変わった流芯にウェットフライのプロフェッサーを流す。何の反応もなく50メートルほど釣り下ったところで、10センチ足らずのヤマメがヒット。
巻き上げ途中でバレてしまったが、ヤマメの姿を確認できたことでモチベーションが高まる。
しかし、その後も同じようなサイズのヤマメが続いて、針がかりが浅いことからバレが続く。
下流に淵を備えた新たなポイントが見えてきた。普通ならば流れ込みにヤマメが溜まっているはず。重点的にその場所を攻めるが、全く反応はない。その下流は長いザラ瀬が続いており、ポイントはこの場所に限られる。
だが、こんなに魅力的な流れなのに、なぜか魚の気配はしない。
再び入川した場所に戻って、今度はウェットフライに替わってテンカラ用の毛バリを沈めて流す。
ウェットフライに換算すれば、#16ぐらいの”ミッジウェット”とでも言えるかもしれない。同じように流芯に乗せて流すと、先ほど反応のなかった場所でヒット。
上がってきたのは20センチを越えた虹鱒で、さらにそのすぐ下流からも同じような虹鱒が。そして10センチほどのヤマメとウグイもついてきた。
入川から5時間が経過して太陽は真上に。テンカラ毛バリにも反応が無くなったことから、川を上がることにした。
時間はまだ10時前。今年まだ入渓していない余市川支流の白井川に向かう。
林道を経由してゲート手前の橋から入ることにした。この川は、上流に築かれた堰堤までがヤマメと岩魚、堰堤から上流にはアメマスが棲息している。
今回はヤマメ狙いなので、中流域から入渓。大岩小岩、岩盤床、砂利底がつくる流れは山岳渓流そのもの。落ち込みや流れ込み、淵、平瀬、小滝、釜などの多様な渓相が釣心を誘う。
それにも関わらず、早瀬や淵に打ち込んだ#10のフラッタリングカディスに反応は少ない。ようやくヒットしたのは10センチ足らずのヤマメと15センチ弱の岩魚。いずれも針がかりが浅くてバレてしまった。
普通ならば上流に行くほど魚影が濃くなるはずだが、逆にアタリは減る一方。いくら昇っても反応がないので、途中で釣り下ることにした。
その途中の枝川にフライを打ち込むと、12,3センチと小ぶりだが思わぬヤマメの連発。さらに20センチに欠ける岩魚もヒットした。
その上流は枝分かれした本流で、本流がこれほどまでに魚影が薄いのに何故枝川がこんなに魚影が濃いのか。
その答えは自ずと導き出せる。どれだけの釣人がこの川に入っているのか、と言う証しだろう。
今回もまた貧果に見舞われた余市川釣行だった。次回は白老河川や日高の河川を計画している。さてどのような釣果となるだろうか。
写真①余市川の大江橋下流に広がる流れ。尺ヤマメも期待できるというが・・・②結局ヒットしたのは20センチ越えの虹鱒と10センチほどのヤマメ数匹③余市川支流・白井川の渓相。多くの釣人が入っているためか、魚影が極端に薄かった④その枝川でようやくヒットしたヤマメ。ここには釣人が入っていないようだ
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