2021年08月20日
熊の目撃相次ぐ千歳川上流
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大雨を避けて釣行した18日にも
今月3回目の釣行先は、散歩コースとも言える千歳川上流。当初は十勝の札内川や戸蔦別川の上流を計画していた。
しかし、前日までの降雨の影響を考慮して、少しぐらいの雨ならば釣行に支障のない千歳川上流を選択した。
それと、ウェットフライとドライフライが同時にできることも魅力だった。
千歳川上流域には複数の分流、つまり本流から分かれて再び本流に合流する短い流れがある。そこは流れが穏やかなために、ヤマメやブラウン、虹鱒の稚魚の揺りかごとなっているが、時折型ものがヒットすることもある。
だからいつもこのポイントに入る時には、フライは出来るだけ稚魚を傷つけないように#8から#10を使用してきた。
今回もこのラインシステムで本流に流れ出る河口から釣り上がった。
この分流の流れ出し上流にある倒木下の淵で小さなライズが起きていた。第1投をそこに打ち込む。しかし、小さな魚が飛びつくがフライが大きすぎて針がかりしない。
どうもヤマメの新子のようだ。さらに奥に広がる淵に向けて釣り上がるが、その途中のザラ瀬でも小さな魚がフライに悪戯する。
ようやく針に掛かったのは倒木で作られた流れの遅い深い淵から。
ヒットしたのは17、8センチの小さなブラウン。そしてその上流の平瀬から20センチ前後のヤマメも連続ヒット。
大物に備えてフライを替えていると、川の上にあるあぜ道を通る釣人らしい人から「すいません!」との声がかけられた。「ここから上流の対岸にクマが現れたようです。気をつけてください」との事。
この場所は市道からも近く、よほどの事でもない限り熊と遭遇することはないはず。とりあえず、分流を遡行して本流からの流れ込みまで行くことにした。
本流は、前日までの雨にも関わらず増水した気配はない。このまま本流を釣り上がる事も考えたが、先ほどの件もありウェットフライを流して川を下ることにした。
20メートルほど下った地点で小さなヤマメとブラウンがヒット。しかし型ものの気配はしない。
結局、この分流でのドライフライと本流のウェットフライでは、17センチほどのブラウン2匹と20センチ前後のヤマメ1匹、20センチほどのうぐい1匹に、スレがかりの新子ヤマメが数匹と言う釣果。
熊が現れたという話がなければ、さらに上流を遡ったかもしれない。
ここから下流にいつも入るウェットフライに適したポイントがある。そこに場所を代えることにした。
目指したポイントには車が1台留まっていた。竿を出しているようだが、どこにも姿は見えない。
このポイントに降りて、早速ウェットフライを流す。ヤマメの解禁直後ならば、ラインのスィングが終わった地点で向こうアワセでアタリがくる。しかしこの時期は小さなアタリはあるが、針には掛からない新子ばかり。
それは100メートルほど釣り下っても変わらない。それでも、15センチ前後のヤマメを何とか釣り上げてこの日の釣行を終えた。
結果的に、本流よりも分流の方がアタリは多く型にも恵まれていた。
千歳川はあまりにも馴染みすぎているだけに新しい発見は少ないが、当日の熊出現の情報は少し驚いた。
千歳市のHPによると、今年は千歳川上流での熊の目撃情報が多いようで、これからは他人事ではなくなるのでは。皆さんも上流に入る時には、くれぐれも熊対策を忘れずに!
写真説明@千歳川本流から分かれて流れ出る分流AB緩やかな流れの中からヤマメやブラウンが飛び出るC本流はウェットフライに適した流れだが、この時期の魚影は極めて薄く、辛うじてヒットしたブラウン
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