2020年10月23日
今季初の湧水河川でドライフライ
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尺虹鱒と22センチのヤマメがヒット
24日の道央圏の天気は、朝方から曇り空で夕方にかけて雨になるとの予報。渓流や本流への釣行は前日の降雨の影響から釣行条件は厳しそう。
この雨に先立つ22日に尻別川支流の真狩川上流へ釣行した。
10月も中旬を過ぎて、水温低下から山岳渓流はフライへの反応が鈍くなっているだろう、との読みからだ。
真狩川は、羊蹄山の伏流水を束ねた道央圏屈指の湧水河川。湧水のために、1年を通して水温変化の差が小さい。なので、この時期でもドライフライが使えるという貴重な渓流だ。
ただ、この川への釣行は一番新しいのでも3年前の4月とかなり前。この間、冬には海のショアトラウトに魅せられて釣行する機会が無くなったからだ。
ドライフライを使用した渓流への今年の釣行は今回が最後になるだろう、との想いから久しぶりに赴いた。
これまでの釣行では、マスふ化場のある泉地区から上流の湧水池まで遡行していた。
その時の釣果は、中型の虹鱒や15、6センチのヤマメ。オショロコマで知られている川なのに、やけに虹鱒の多い川とのイメージが残っている。そして肝心のオショロコマは、場所が違うのかまだ手にしたことがない。
さて、今回の入渓地点はこれまで入った場所よりもかなり下流。だからと言って川幅が広がっている訳ではなく、逆に河畔林やイタドリなどの雑草が川面を覆い尽くして、まるでジャングル状態。
フライロッドをまともに振るスペースがない。川幅は広いところでも3メートルほど。そして流れは速く、釣人泣かせの川と言えるだろう。
それでも、釣人の歩いた踏み跡が川岸に沿って残っており、それをなぞって行くと開けた場所が現れ、何とか竿を出すことができた。
早瀬を中心に流れが単調で、「これは」というポイントがほとんどない。その中での最初のアタリは、入渓した地点から100メートルほど行った、段差のある流れだしから平瀬に代わった場所。カディスにきたのは15センチほどの虹鱒だった。
その後も河畔林やイタドリと格闘しながら、時には川に立ち込んで竿を振る。そして流れの穏やかな短い平瀬から、先ほどと同じようなサイズのヤマメがヒットした。
さらにその上流の早瀬脇で、20センチ越えの虹鱒が連続して上がった。魚信が多くなった理由は、川の両側が切り立った崖状態で、川に立ち込む以外に竿を出す手段がなかったことからだろう。
当然、岸の上には踏み跡らしきものは無かった。川の中から見上げれば、自動車の走っている姿が見えるほど、すぐ側に道路が隣接しているというのに。
小型虹鱒のヒットが続いた平瀬ポイントから、今度は早瀬の連続する場所に出た。その瀬脇に上流からドライフライを流し込む。すると小さなアタリがきた。また小型虹鱒だろうと、竿を煽ると思わぬ反応。
ジャンプを繰り返してネットインしたのは、尺を少し越えた虹鱒だった。さらに、その上流の平瀬からも同じような反応。上がったのは、サビの入った22〜3センチのヤマメ。
入渓から3時間ほどして、前方にようやく目的の橋が見えてきた。いつもはこの橋から上流に釣り上がったが、今回はここで脱渓することに。
今回の釣行では、虹鱒が15センチから30センチとバラバラだったが全体で7匹、ヤマメは15センチと22〜3センチの2匹に留まった。
また、オショロコマは今回も姿を見せなかった。
11月に入ると、ドライフライでの渓流釣行はかなり厳しくなる。しかし、今回の真狩川のような湧水渓流では、真冬でもドライフライは可能だ。冬に入ってもドライフライ釣行を考えているフライフィッシャーは、ママチ川や苫小牧川、錦多峰川、勇払川といった湧水渓流に出掛けてみては。
写真説明@川幅は狭いが流れの速い真狩川上流A河畔林や枯れたイタドリなどが川面を覆い、遡行の邪魔をするB崖下ポイントから飛び出た尺越えの虹鱒と、サビの入った22〜3センチのヤマメ
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