2021年11月06日
勇払川でドライ、千歳川でウェット
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大雨の後にもかかわらず好釣果
ドライフライ釣行も11月に入れば行先が限定される。その点ウェットフライはルアーと同じポイントで魚を探ることができることから、ドライフライよりもシーズンは延びる。
とは言っても、気温が氷点下近くではいくら低水温に強いトラウトでも活性が鈍り、餌釣りでも釣果は厳しい。
なのでこれまでの釣行は、11月から12月にかけての晩秋あるいは初冬のフライ釣行は湧水河川に絞って赴いてきた。
そうした過去の釣行傾向に沿って、11月最初の釣行先は苫小牧から千歳にかけての丸山の森を流れる勇払川。
11月4日の現地気温は10℃を上回り、まったく寒さは感じない。これでは、山岳渓流でもまだドライフライが可能だったのかもしれない。
それはともかく、勇払川は深い森に囲まれている地勢から熊への警戒は怠ることはできない。
事実、最近のものと思われる糞が林道上のあちこちに見られた。
今回のポイントは、短い勇払川流域の中でも上流にあたる場所。ここ数年にかけて何度か入渓したが、釣れたのは最大でも20センチほどの虹鱒。虹鱒以外にヤマメも上げたことはあるが、この川の上流域は虹鱒河川と言っていいだろう。
逆に、勇払川の支流にあたる植苗川はブラウンが制圧しており、同じ水系なのに棲み分けが図られている。
さて、現地には8時に到着。2日前の大雨の影響もなく澄んだ流れが続く。ポイントは曲りの作る淵や倒木下の落ち込みだが、連続した蛇行が作る流れ全てが一級ポイントといえる。
どれだけ蛇行が多いかという証明として、釣行時間が2時間だったのに対して、林道を経由した帰路は僅か10分だった。それだけ魅力的なポイントが多かったということもあるが。
初めのアタリは、入渓地点から50メートルほど遡行した曲りの下の淵から。勢いよく#10のカディスに食いついたのは、15センチ強の虹鱒。淵や落ち込みのほか平瀬も点在しているが、飛び出すのはほとんどが倒木や曲りの下の淵から。
これがヤマメならば早瀬から出てきたのかもしれない。
入渓から2時間ほどしても景色は変わらない。そしてヒットするポイントや釣れる魚も。これはこれで楽しいが、もっと大きなサイズか、あるいはヤマメや岩魚の姿が見たい、と欲を出してさらに釣り上がる。
この間、爆竹を2度ほど鳴らして「ここに人間がいる」と顕示した。
結局、勇払川の上流域では12、3センチから20センチ余りの虹鱒が10匹。入渓する条件(森の奥、あるいは林道が鍵で閉鎖等)が厳しいために、あまり釣人が入らないことも一因か。それにしては、支流の植苗川の魚影が極端に薄くなったのはなぜだろう。
勇払川を11時に切り上げて、今度は千歳川上流でウェットフライを行う事にした。狙いはヤマメとブラウンだが、果たして魚影は確認できるのか。
さずがは千歳川で、あれだけの大雨だったにも関わらず、水量はいつもと変わらず水も澄んでいた。その流れに#10のウェットフライを打ち込む。何度か打ち直してポイントを替えると大きなアタリが。激しく暴れたあと、フライを一気に持って行ってしまった。
その後は突っつくようなアタリが何度かあったが、針がかりしない。50メートルほど釣り下るとようやくアタリが。上がってきたのは10センチほどのヤマメだった。それから、同じようなサイズのヤマメがポツポツヒットするので、フライを#8にサイズアップ。
そこから100メートルほど下った先で少し大きなアタリがきた。このポイントは、晩秋にルアーのスピナーで25センチ前後のブラウンを続けざま5匹上げた場所。上がってきたのは20センチ強のブラウンで、続けて25センチを越えるブラウンが上がった。この時点で頭に巻いたウェアラブルカメラのバッテリは切れて、録画はできなくなった。
時間も午後2時にかかり、ここでタイムアウト。結局、千歳川上流では小ヤマメ5匹にブラウンが2匹。渓流と本流のいずれも楽しい釣行となった。さて、来週はどこに行こうか。
写真説明@A深い森の中を流れる勇払川。蛇行が続き、ポイントも目白押しBここでは小型の虹鱒しか相手にしてくれなかったC千歳川上流の流れD小さなヤマメと写真には残せなかった25センチ級のブラウンがヒットした
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