2021年11月18日
晩秋の湧水河川でドライフライ
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大雨の後の錦多峰川、ヤマメの姿消えたママチ川
先週のブログ更新は行なかったが、釣行自体は実施した。ただ、前日までの大雨と当日の荒れ模様の天気に災いされて、釣果は散々なものとなった。なので、敢えてブログに取り上げることもないだろうと更新を休ませてもらった。
前回、11月11日の釣行先は苫小牧郊外の錦多峰川で、冬でもドライフライが可能な道内でも屈指の湧水河川。
今回、11月18日の釣行先も湧水河川で丸山の森を流れるママチ川。
10月末からのドライフライ釣行は、水温の低下でどうしても水温変化の小さな湧水河川に限定される。
今年もこれまでに真狩川と勇払川に釣行、前回の錦多峰川そして今回のママチ川のほか、札幌近郊では苫小牧川と厚別川が残されている。
できれば苫小牧川上流に釣行したいが、ここはどの河川よりもクマの出没頻度が高くて迷っている。
いずれにしても、今季のフライ釣行はカウントダウンが進んでいる。早ければ今月末、遅くても12月初めにはフライロッドを納竿することになるだろう。
さて、今回のブログは天気に影響を受けた11月11日の錦多峰川と18日のママチ川への釣行記事を掲載する。何れの川も極寒期意外は竿を出すことができるので、まだドライフライ釣行を考えている人には打って付けだろう。
11月11日 錦多峰川
9日から10日にかけての全道的な大雨で、どの河川も増水が治まらない中、錦多峰川に赴いた。この川は丸山の森を流れる湧水河川で、山岳渓流のような水量の変化が小さく、よほどの大雨でもない限り竿を出すことができる。ポイントは、スリット型の砂防ダムを越えた王子製紙の貯水池から下流がヤマメ、貯水池から上流が虹鱒と魚種が完全に二分される。
貯水池の下流からから入渓。水量はほとんど変化がなく、澄んだ流れがスリット型の砂防ダムまで続いている。貯水池からの流れだし下に淵が作られていて、そこに#12のドライフライを打ち込んだ。するとすぐにアタリが。10センチ足らずのヤマメだった。その流れだしの平瀬でも同じようなサイズのヤマメ。そして、フライを一気に引き込んでフライごと持って行った、姿の確認ができなかった大物も。
2段に分かれた貯水池のうち奥の貯水池は、これまでほとんど干上がっていたが、今回は大雨によるものか満杯の水が蓄えられていた。
錦多峰川本流は、貯水池の架かる小さな鉄橋から上流が始まる。鉄橋下の落ち込みにも虹鱒が定位していることがあり、雨のために急流と化した鉄橋下にドライフライを流してみた。
流れに揉まれたフライには何の反応もない。しかし、流れの落ち着いた瀬脇から15センチにも満たない虹鱒がヒットした。と同時に暗い空から雹が降ってきた。続いて大粒の雨と雷も。このまま上流に向かっても、まともに釣りができないと、貯水池下流まで戻る。
しかたなく、下流域でヤマメを狙うことにした。下流域は葦の群生に沿って、幾筋もの流れが作られている。その葦の下には釣人の踏み跡が残されていた。所どころに現れる平瀬や淵から小さなヤマメが飛び出すが、思ったよりも数は少ない。
貯水池から500メートルほど下って、この川での釣行を終えた。
11月18日 ママチ川
勇払川や紋別川と兄弟河川と言っても良さそうなママチ川だが、今回の釣行では在来種のヤマメの姿は見られなかった。
かなり昔からブラウンの繁殖が進み、下流、中流域はブラウンが制圧していた。
自分の記憶では、それでも上流はヤマメが健在で、そのヤマメに会いたくて今回入渓した。
林道のゲートを越えてママチ川とイケジリママチ川の分岐点に到着。今回はママチ川本流に入ることにした。
下流域と比べて上流の水量は極端に少ないが、蛇行の続く流れはママチ川そのもの。倒木の作る小さな淵や曲りの淀み、流れ出しから変る平瀬など、ドライフライ向けのポイントが次から次に姿を見せる。
最初のアタリもそうした倒木下の淵から。何度かの小さな反応のあと、#10のカディスにヒットしたのは、どぎつい赤い斑点の20センチほどのブラウン。以前もこの上流の暗渠下で何匹かのブラウンを上げたことは有るが、それ以上にヤマメの数も多かった。
ヤマメを期待しながらさらに釣り上がる。
上流に行くほどアタリは少なくなり、バラシも増えた。最初の1匹から30分ほどして2匹目のブラウンがヒット。ここまでヤマメの姿は見当たらない。2基の暗渠を越えた上流で3匹目のブラウンが。上流はさらに続くが、モチベーションは低下する一方。
結局、2時間ほどで切り上げた。ママチ川は、アメマスや岩魚がいなくなりブラウンの川となった紋別川と同じ運命をたどるのだろうか。
写真説明@王子製紙貯水池下流の錦多峰川の流れA下流でヒットしたヤマメと貯水池上流での虹鱒B蛇行の続くママチ川の流れCヒットするのはブラウンばかり
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