2019年06月01日
順調に回復する札幌近郊の渓流
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フライに尺岩魚や25センチ級の虹鱒
道南や道央のヤマメは、今日6月1日に解禁。主要なヤマメ河川には朝早くから釣行したアングラーも多いのでは。
まだ禁漁期間の5月に3つの河川に入ったが、幸いに釣れたのはブラウンと虹鱒、岩魚という、まるで計算したかのような魚種だった。
ヤマメがヒットすれば当然リリースしたが、なぜか今年はヤマメの姿が見えなかった。
特に、5月中旬に入渓した札幌近郊の河川は、新子の泳ぐ姿さえ確認できなかった。ヤマメはほとんどが持ち去られるために、シーズンの終わりには、川に残る個体数が激減する。
そのために、基本的に放流事業によって棲息数を賄っている。釣人の為ではなく、サクラマスの回帰のためだ。
そのヤマメの新子が見えなかった河川では、今年の放流数を減らしているのかもしてない。
さて、ショアトラウトから渓流へ、釣行記の内容も切り替わる時期となった。その第1弾として選んだのが札幌近郊の渓流。
この渓流での釣行は、今年初めて。ここにもヤマメは棲息するが、それもごく僅か。ほとんどが虹鱒と岩魚で、ウグイもうるさいほど棲息している。
自分のホームグランドのひとつだが、6年前の大雨による氾濫で上流部は見る影もなく、魚の姿も消えてしまった。そのため、魚の繁殖が氾濫前に戻るまで、できるだけそっとして置きたい、という気持ちからここ数年は入渓することがなくなった。
昨年暮れに、どれだけ回復したのか様子を見に行ったところ、虹鱒と岩魚が順調に繁殖しているのが確認できた。その時から、来シーズン初めの渓流釣行はここに来ようと決めていた。
少し遅い5月31日の午前8時半に入渓。渓流は、ザラ瀬の単調な流れを経て、小渕や大渕、曲りを繰り返して上流に伸びていく。そんなザラ瀬でも、岩陰や水深のある平瀬、トロ場などのポイントが次々に現れる。
まさか、こんな場所から出てこないだろう、というポイントにも丁重に#8のコーチマンを打ち込んで釣り上がった。
アタリが来たのは、入渓した場所から100メートルほど行った早瀬の脇から。
針が大きすぎて、突っつくだけで終わったが、魚が棲息していることが分かったので、俄然やる気に。
最初のヒットは、岩を抱き込んだ小渕から。18センチほどの虹鱒だったが、すこぶる元気が良い。その淵からは同じような虹鱒もヒット、魚影の濃さが感じられる。
それからしばらく行った水深のある平瀬で、25センチほどの虹鱒がヒット、さらにその上流の大岩で作る落ち込みの端で、尺に近い岩魚も上がった。
結局、2キロほど釣り上がったが、釣果は15センチから25センチの虹鱒が11匹、20センチから30センチほどの岩魚が4匹と、予想以上の魚影の濃さだった。
この渓流は、いつも釣人の絶えないことで知られており、当日も駐車場所に釣人らしい1台の車が止まっていた。
なのに、これだけのヒット数があったのは、平日の金曜日と言うタイミングばかりではない。この渓流に入渓した、アングラー達のリリースへの取り組みが大きいと感じて、なにか嬉しくなった。
そして上流部も、氾濫当時の痛々しい傷跡は残っていたが、押し流されて広がった河原に、自然に発芽した樹木がすくすくと成長していた。
ただ、ここも熊の出没が激しいようで、近くの道路脇には出没情報の看板が立てられていた。入渓時には、必ず熊鈴など鳴り物を身に着けてください。
写真@A氾濫の傷跡は残されているが、少しずつ緑が増してきたBCこの渓流でヒットした虹鱒と岩魚
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冬から春にかけてはショア、春から秋に渓流という釣行スタイルが私と同じようなので、お会いできれば話が合うかもしれません(笑い
個体数が限られている止水域や渓流については、できるだけリリースしていますが、そうではない方も多く見られます。
それでも、リリースするアングラが確実に増えていることを実感しています。
また、建設的な意見やコメントを頂けましたらありがたいです。
ありがとうございました!
卵が先かニワトリが先か・・・餌で新子を釣りまくれば当然親のサクラマスが減る。親のサクラマス(雌)を釣れば新子に成るべきヤマベが誕生しなくなる。
両方やる私は昔から思うのですが、渓流の8月以降は禁漁、海は道央圏は3、4月前半以外は禁漁とすればかなりの資源回復が見込める気がします。長文失礼しました。