22/12/22(木)に「RICOH PENTAX PAPILIO II 6.5×21」を10,728円で購入した。最短0.5mのマクロ機能が便利そうだと思ったからだが改めて単位を見ると50cmってカメラレンズを考えたら全然接写ではない。(^_^)
最後まで倍率8.5倍の「Papilio II 8.5x21」とどちらを選ぶか迷ったが博物館等の利用を考えると8.5倍も必要ないし、暗くなり価格も2,000円弱高いので6.5倍を選んだ。
パッケージ内容は 1)双眼鏡+接眼レンズキャップ付き 2)キャリングケース 3)ネックストラップ 4)多国語対応取扱説明書 の4点だ。
ワンタッチストラップは既に留め具に取り付けられており双眼鏡本体の取り付け部のくぼみに押し込むだけだ。ボタンを押せば簡単に取り外せる。これは本当に便利だ。
接眼レンズキャップにストラップを通すような穴が開いているが留め具は通らないので結局一度左側の留め具を外さないといけない。ストラップに通せば使用時にうっかりキャップを落とすと言ったミスはなくなるが見た目は良くない。
またストラップを付けたままだとケースに収まり難い。この様な収納を考えていないとしたらケースにストラップ入れも付けてもらいたいものだ。
重量は290gなのでソニーα7 IV+SONY FE 50mm F1.2 GM+HVL-F46RM+ストロボディフューザー+KANI ND2-64 バリアブル Sidepoleの合計約1.9kgセットを使っている身としては首に掛けてもまったく重さを感じなかった。
双眼鏡の取扱説明書は読む必要は無いと思ったが、「ピント合わせリング」と「視度調整リング」の使い分けが分からないので一度しっかり読んでみた。
左接眼レンズで「ピント合わせリング」を回しピントを合わせ、右接眼レンズで「視度調整リング」を使用しはっきり見えるように調整するとのことだ。また裸眼の場合は「目当てリング」を引き出す必要があることも判明した。
ただし私の場合は「眼幅合わせ」しても左右の視力が0.2も違うためかズレて見えたりまつ毛が影になったりと双眼鏡として使うのには慣れが必要のようだ。特に博物館の様に薄暗いと見辛くて右目のみの単眼鏡として使う方が楽だった。博物館って本当に暗いのだと実感した。展示物によっては50cmより近くから鑑賞できるものもありその時はわざわざ距離を取る必要もあった。
6.5倍の倍率でピントを合わせて展示物を見るとNHK BS4Kの番組を観ている様な解像度で楽しめる。これは感動的だ。マニュアルフォーカスなので大きな物を見る時は随時ピントの調節が必要なのは当然とは言え面倒だったりする。
博物館の暗さは予想以上だったがPAPILIO IIのお陰で一層滞在時間が長くなりそうだ。