23/01/03(火)22:30放送『Sound Tripモロッコ ジャジューカへの旅』をDMR-ZR1で録画したのでVPL-VW255で100インチスクリーンに投影しCX-A5100(H)とMX-A5000(H)のDolby Atmos対応11.1chスピーカー構成で視聴してみた。
22.2ch音声ではなく"音声再生技術「イマーシブオーディオ」"を採用しヘッドホン視聴推奨だからこの番組はNHK BSプレミアムでも放送されていたのに後で気づいた。
私はヘッドホンではなく11.1chスピーカーで視聴したが一番没入感があったのは番組冒頭でナビゲーターがステレオとイマーシブオーディオの違いを説明する、鳩が左から右上に飛んで行くシーンとその後の雷雨のシーンだった。まるでDOLBY ATOMOS DEMOのAMAZE TRAILERを視聴しているみたいだ。(^_^)
その直後の家畜にたかるハエが部屋中に飛び回り大変だったし、モロッコの雑踏の雰囲気も良く再現できているサラウンドだ。
参考:「Sound Trip モロッコ ジャジューカへの旅」
https://www4.nhk.or.jp/P8123/3/
ジャジューカを聴いているとバリ島ガムランに似たトランス状態になりやすい音楽だと思った。60歳以上のマスター達が1時間20分も激しい音楽を演奏し続けるテンションの高さに驚いた。
この村伝統の祭りの精霊が幸せを運んでくると言うのは秋田県のなまはげに似た設定で昔の伝承が似ているのは人類文化史的に興味深い。音楽番組だと思っていたら伝統民族音楽に関わる人たちのドキュメンタリーだったのは意外だ。
4K撮影だがHDRでないのは残念な点で、収録機材の誓いで画質に違いがあるのが気になった。カメラワークも動きが激しく100インチで見ていると結構目が疲れる。
モロッコ市場の撮影や店内撮影のアングルの変わり具合や被写体への接近距離を見るとまるでスマホで4K撮影している様な身軽さを感じる。それにしてもモロッコは猫派優勢なのか店内に猫が多い。
2回目はヘッドホンで視聴する楽しみもあるし、なかなか面白いイマーシブオーディオ紀行番組だったので次回作に期待しよう。