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2022年12月06日

国立科学博物館 特別展「毒」は『フランケンシュタインの誘惑』を視聴すれば理解度アップ!?

22/11/26(土)丸の内で開催された「着せ恋」イベントへ行くついでの時間調整として近場のイベントを検索した時に面白そうと国立科学博物館 特別展「毒」の前売券を買った。ところが当日に葬式がありチケットのキャンセルが不可だったので日にちを変更し12/01(木)に特別展「毒」に行った。

参考:特別展「毒」
 https://www.dokuten.jp/ 


前回18/05/04(金)の特別展「人体 −神秘への挑戦−」はコロナ禍前だったのでかなり混雑していて展示物に近づいて解説を読むのにも苦労したが、今回は予約制で人数制限されていたのでじっくり展示物を見て回ることが出来た。この特別展に来るだけあって展示されている虫や蛇を怖がる子供や女性はいないようだった。

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私は知らなかったのだがこの特別展は『秘密結社 鷹の爪』とコラボしており団員がナビゲーターとして活躍している。もうひとつ『薬屋のひとりごと』ともコラボしており新規イラストの入場記念ステッカーシールが配られていた。

会場内は撮影可能だが上映されている動画は撮影不可だった。ただしアヘンの原料となるアツミゲシと大麻の原料となるアサの花模型は撮影禁止で近くに係員が立っていた。ネットを検索すれば麻薬の材料となる花の写真は結構見つかるが、博物館の展示物の写真を使われるのは問題になるらしくネット炎上に対する神経質ぶりには気の毒なくらいだ。

ハブ、オオスズメバチ、イラガの幼虫の拡大模型も展示されており見どころが多い「第3章 毒と進化」は進化の過程で生物が毒を得たと言うのが信じられないくらい巧みに攻防に使用しており感心するばかり。

ちなみに私は子供の頃に自分の不注意でアシナガバチやイラガの幼虫に何回も刺されているので大人になった今でも見掛けたら駆逐したくなる。(^_^;;

「第4章 毒と人間」コーナーではNHK BSプレミアム『フランケンシュタインの誘惑』で放送された「DDT」の噴霧器と「化学者フリッツ・ハーバー」の毒ガスが取り上げられていた。視聴していたので納得の展示物だ。

参考:「DDT 奇跡の薬か? 死の薬か?」
 https://www.nhk.jp/p/ts/11Q1LRN1R3/episode/te/VPGL643Y32/ 


参考:「愛と憎しみの錬金術 毒ガス」
 https://www.dokuten.jp// 


10時に入場し特別展を見終わったら12時を過ぎていた。大変面白かったが情報量が多く少々疲れた特別展だった。

2022年12月05日

Nスペと連動?国立科学博物館日本館1階で企画展「ワイルド・ファイヤー:火の自然史」開催中!

22/12/04(日)21時NHK総合でNスペ「ワイルドファイア 〜人類vs.森林火災〜」が放送された。アメリカ・カリフォルニアの消防隊に密着した山火事消火のドキュメンタリーだ。

参考:「ワイルドファイア 〜人類vs.森林火災〜」
 https://www.nhk.jp/p/special/ts/2NY2QQLPM3/episode/te/LRLNQ5KJM8/ 


国立科学博物館の特別展「毒」に行ったついでに前回18/05/04(金)の特別展「人体 −神秘への挑戦−」の時には見て回れなかった日本館に行ったら丁度1階企画展示室で企画展「ワイルド・ファイヤー:火の自然史」が開催されていた。特に興味は無かったが入場料2,000円を有効活用しようとしっかり見学してきた。

参考:企画展「ワイルド・ファイヤー:火の自然史」
 https://www.kahaku.go.jp/event/2022/11wildfire/ 


私は展示内容を地球温暖化の異常気象で山火事が増えているというお決まりの内容だろうと予想していたら、それはほんの一部でもっと奥深い学術的な物で大変興味深く面白かった。

山火事の高熱で植物が燃えると細胞壁が残り化石化する。地層からその炭を発掘することで当時の植物の種類と成長具合、山火事発生回数が分かると言う。植物が海から陸に進出し大気に酸素が増えたことで山火事が起こるようになった。その時代の気候や酸素濃度を教えてくれるそうだ。

植物大繁栄により酸素濃度が高くなると山火事が大量発生する様になり、その過程で火の高熱に焼かれないと種を飛ばさない樹木や焼かれた樹木に集まる昆虫が登場し進化してきた、との説明には生物の逞しさと進化の不思議さを実感する。

展示最後で、過去の歴史から現代の酸素濃度では山火事発生は多くない筈なのに、ここ数年の被害の大きさは人類による気候変動が原因だろうと締めくくられていた。

炭は単なる燃えカスのだと思っていたのに、これだけの情報が詰まっていると気づき探求する科学者の好奇心と努力に頭が下がる展示内容だった。地球の歴史や生物進化にも関わる内容で特別展「毒」へ行ったついでに見学することをお勧めする。

2022年11月16日

特別展「国宝 東京国立博物館のすべて」の最終オンラインチケットはアクセス出来ないまま7時間弱で完売!

22/10/16(日)NHK BS4Kで『生中継!8K特別内覧会「国宝 東京国立博物館のすべて』が放送された。ゲストがカメラ撮影の邪魔になる位置に立ったりカメラが一瞬傾いたり別アングルのカメラが写り込んだりと生放送ならではの緊迫感が楽しい放送だった。(^_^;;

22/10/18(火)〜12/11(日)まで開催の150周年記念特別展なのでそのうち行きたいと思いながら一般2,000円のチケット購入を後回しにしていた。残り1カ月となったので事前予約制(日時指定)ページを確認してみた。平日なら少しは空き日時があるだろうと想像していたら既に11/27(日)まで完売だった。

参考:特別展「国宝 東京国立博物館のすべて」
 https://tohaku150th.jp/ 


11/15(火)10時から11/29(火)から12/11(日)の予約開始となるので当日10時過ぎに「公式オンラインチケット」にアクセスしてみた。土日休日の予約が集中するという予想通りアクセス集中でエラーとなった。

開始直後だからと思い、午後になってアクセスしても同様にエラーのままだった。団体客は別申込だろうが、もしかして外国人観光客用に旅行会社が仕事として必死に予約を押さえているのだろうかと思う程エラーが続いた。

17時過ぎにアクセスしたら「公式オンラインチケットでの予約・購入」ページまで辿り着いた。やっと予約出来ると思ったら完売していた。7時間も経たないうちに全て売り切れるとはジャニーズ系アイドルのプラチナチケットですか!?

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このブログを書きながら確認のため「11月開館時間延長分(11月17日・23日・27日の16:30・17:30・18:30)のみご予約・購入が可能」ページを見ていたら11/17(木)と11/23(水)で一瞬予約が可能となった。どうやら11/29(火)以降の予約が取れた人がキャンセルしたらしい。17:30から入場でも20時まで2時間半あれば一応見学出来るだろうと考えているうちに売り切れてしまった。(T_T)

コロナ禍で入場制限しているのだから3カ月弱の特別展というのは短過ぎる。開催期間延長を切に希望したい。

2022年10月27日

22/10/27(木)22時放送NHK BS『コズミック フロント』は「地動説」マンガ「チ。〜地球の運動について〜」とコラボ

NHK『コズミック フロント』はBS4Kでは4K HDRで放送されており高画質番組として興味を引く内容の時は録画して視聴している。100インチで視聴するとCGによる宇宙のガス星雲はまるで3Dの様な立体感を感じさせてくれる。

参考:『コズミック フロント』
 https://www.nhk.jp/p/cosmic/ts/WXVJVPGLNZ/ 


22/10/27(木)22時放送は「地動説 〜謎を追い続け、近代科学を生んだ人々の物語〜」とマンガ「チ。〜地球の運動について〜」とコラボした番組となることをEPGで知り録画予約を入れた。

マンガ「チ。〜地球の運動について〜」は2022年の第26回手塚治虫文化賞のマンガ大賞受賞との記事を読んでおり興味を持ったが未読のままだでも、その後アニメ化が発表されたりマンガ紹介番組でお薦めされたりと注目している。地動説を取り上げていて私の知識欲を刺激してくれそうでこのコラボ番組に期待している。

直近の22/09/22放送では「相対論 vs. 量子論 事象の地平線と“異次元のダンス”」が非常に面白かった。ブラックホール研究が相対性理論と量子力学の対立を生み議論を闘わせた結果、超弦理論が見直されこの理論が相対論と量子論を結び付けるだけではなく、この宇宙が2次元の素粒子情報のホログラフィーではないかという仮説を生み出したという内容だ。

参考:「相対論 vs. 量子論 事象の地平線と“異次元のダンス”」
 https://www.nhk.jp/p/cosmic/ts/WXVJVPGLNZ/episode/te/3K59X1ZYKR/ 


以前初めて宇宙ホログラフィー説を聞いた時には中二病的なSF話だろうと面白がったが、ここまで真面目な理論だったとは知らなかった。量子力学は雑誌ニュートンや放送大学の講義を見て「シュレーディンガーの猫」「電子雲」「量子のもつれ」といった知識はあるが正直理解し難い話ばかりだ。

「量子のもつれ」は距離を超越するというのはホログラフィック理論で投影倍率を上げただけと考えれば理解出来そうだ。もっとも投影映像であるホログラフィーを観察した結果が情報源である量子面に影響を与えるということは考え難い。これはどう説明されるのだろうか?

などと考えていたら2022年の「ノーベル物理学賞」はこの「量子のもつれ」の研究者3名が受賞したと今頃知った。『コズミック フロント』の制作陣は受賞予想を見事に的中させて驚いていることだろう。

2022年10月20日

BS4K『〇〇〇〇とたのしむ!8K鉄路紀行』は8K高精細とHDRの車両の輝きで旅行気分が味わえる体感番組!

22/10/14(金)「日本鉄道開業150年」の記念すべき日だった。鉄オタではない私でも知るほど一般的なニュースとしてマスコミが取り上げていたことに加えNHKがなにかと関連番組を放送しているから知る機会も多かった。

参考:鉄道開業150年 〜2022年は日本に鉄道が開業して150年目の記念すべき年〜
 https://www.toretabi.jp/railway_info/tetsudo150.html 


NHK BS4Kでも10月は『ヨーロッパ トラムの旅』『ヨーロッパ大縦断 鉄道の旅』『中井清也の絶景!てつたび』『村井美樹とたのしむ!8K鉄路紀行』と再放送や関連番組の放送があった。

参考:『ヨーロッパ トラムの旅』の本気度
 https://friday.kodansha.co.jp/article/215578 


カメラ好きの観点から鉄道カメラマン中井氏の番組をDMR-ZR1とVPL-VW255で視聴した。

4K撮影の『中井清也の絶景!てつたび』を視聴していると中井氏は白筐体望遠レンズを使用していた。となるとカメラはキヤノンかソニーだろうと見ているとライカだった。Lマウントの白レンズはない筈だからマウントアダプターでも使用しているのだろうか?と考えるほどメーカーロゴもバッチリ映る4Kだ。

『8K鉄路紀行』は8K撮影のうえHDR番組だから4K放送でも情報量は多く感じるし、ダイナミックレンジが広く鉄道車両の金属の輝きがまるで現物を見ている様だ。風景を見ながら鉄道マニアと一緒に鉄旅している気分が味わえる。これは楽しい体験なので次回放送が楽しみだ。

2022年10月19日

放送大学『アメリカの芸術と文化』の第3回は「ウォルト・ディズニーのアメリカ」放送!

テレビを点けても面白い番組が放送されていない時はBS231またはBS232の『放送大学』で私の興味を引く講義が放送されていないか確認する様にしている。22/10/18(火)9:45から『アメリカの芸術と文化』第3回「ウォルト・ディズニーのアメリカ」が放送されると知り録画予約を入れた。

過去にもアメリカ文化を取り上げたドキュメンタリーでディズニーが語られることがあったのでこのこと自体は驚かないがついに放送大学でも特集するのかと思うと興味深い。

そう言えば『錯覚の科学』でも第2回「視覚の錯覚 見ることは考えること」の回だったか、ディズニーランドは遠近法の錯覚を利用して建築されている。ゲートを抜けた先にあるメインストリートは先になるほど道幅が狭まって長い道に、シンデレラ城は上部が小さく建てられていて高い建物に見えるようにしているとかが例として取り上げられていた。

ディズニーランドのMainstreetが重要なのは郷愁を思い起こさせるからだけでない。それは地方の生活と経済の中心としてあった大通りが1950年代以降都市に人口が集中したことで車社会を前提とした郊外住宅地が建設され田舎町のメインストリートが消滅した生活圏の変化があったからと説明されていた。

戦後人々が望んだ古き良きアメリカの幸せを見させてくれるカリフォルニア・ディズニーランドが1955年に開園されたのはそんな時代背景があるとのことだ。

古き良きアメリカの幸せは『白雪姫(1935年)』の中にある。小人たちの採掘労働に、白雪姫の家事には疲労が伴わない。当時信じられていた神話としての究極の幸せが天空に輝くお城で、映画は「2人は幸せに永遠に暮らしました」と終わると解説されると、娯楽映画は本当に時代を反映していると納得してしまう。

ウォルトは幼少期の家にあった納屋を自宅に再現したとの話もあった。昔ディズニー家が納屋でサーカスを披露したという納屋の中での娯楽が『蒸気船ウィリー(1928年)』の誕生に繋がったという説も面白い。

現在ライトノベルを起点としてコミックスやアニメで異世界転生ものが流行しているが、これも数十年後には平成令和の日本の社会と経済状況から解説されるのだろう。

ディズニーファンはカリフォルニア・ディズニーランドだけではなくミズーリ州マーセリンにあるウォルト・ディズニー・ホームタウン・ミュージアムを訪れる必要があることが大変良く分かった講義だった。(^_^)

2022年08月11日

放送大学ラジオの『死生学のフィールド(2018)』第4回で流れたED曲はあの人気アニメ作品!

先日テレビを付けたが面白そうな番組がなかったのでBS531放送大学ラジオの『死生学のフィールド(2018)』「第4回 マスメディアで死生について考える 講師:山崎 浩司」を選んでみた。

出かける準備をしながら聞いていたが、人の生死をマスメディア、特にテレビのニュースやドラマで扱いコンテンツとして消費することへの善し悪しを論じていた。

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講義の途中で「この楽曲をお聴き下さい。あるテレビアニメのエンディング曲です。」と紹介があり音楽が流れた。人の生死を扱ったアニメと言えば『デスノート』だと予想したが聞こえてきた歌は「the WORLD/ NIGHTMARE」ではなかった。

楽曲名を思い出せなかったのでShazamで調べると「愛してる/高鈴」と分かった。作品名は『続 夏目友人帳』だ。夏目は大好きな作品だが、さすがに2009年1月放送の第二期ED曲となると13年も経っていて忘れている。(^_^;;

山崎講師は『夏目友人帳』という漫画を紹介し、主人公夏目貴志が祖母夏目レイコの残した友人帳が縁で妖怪たちと出会い妖怪の生き方と最期に関わることになると解説していた。

今や大学講師がサブカルチャーを扱うことは珍しくもないから驚かないが、コミュニケーション論ではなく死生学で夏目を取り上げるとは意外だった。

『夏目友人帳』は人の生死を考える教材として十分役立つと思うと推薦しつつ、一般論として自分が見落としている作品の問題点や人の好みもある。マスメディアの作品を教材として扱う場合は多数の人の意見を聞き、かつ少数意見も尊重することが大切といったことを語っていた。

出かける前の慌ただしい時間に聞くには勿体ない講義だった。

2022年08月10日

『ヒューマニエンス』「”家畜”それは遺伝子の共進化」を観ると人の”社畜化”に納得!?

22/08/09(火)22:00からNHK BSプレミアム『ヒューマニエンス 選』「”家畜”それは遺伝子の共進化」が再放送された。

参考:「”家畜”それは遺伝子の共進化」
 https://www.nhk.jp/p/ts/X4VK5R2LR1/episode/te/WQGG86GXMY/


以前リアルタイムで視聴したが、ホモサピエンス自身も自己家畜化しているという説が刺激的だった。確かに自然環境から切り離された都市は安全で寝床と食料に不自由することは無いホモサピエンスの動物園そのものだと言える。

動物園で飼われている野生動物を自然環境に戻しても生きていけないように都市住民を田舎へ移住させても自給自足生活を営むことは難しいだろう。私も十分家畜化されていると納得する話だった。

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番組の最後で”domesticated”を”家畜化”と和訳したのは印象が悪いという指摘があった。若干英語とは意味合いが異なるという話だが、家で育てられたという意味ではやはり自分は家畜だと妙に納得する。

成人して就職すれば社会人として会社で教育され日々の生活の糧として給与をもらっている。会社勤めしている自分のことを自虐的に”社畜”と言うこともあるが、現在人として生きていると家庭か学校・役所・会社といった社会組織に属することになる。”家畜”か”社畜”のどちらかになるしかない。

自信を持って”社畜”と名乗っても良い気がしてくる番組だった。何しろホモサピエンスが”馬車馬”の様に働いたり”給料鳥”に進化したりするのだから。(^_^)

家畜化されると動物は攻撃性が抑えられ白っぽい毛並みになる。これは神経堤細胞の働きらしいという説も興味深い。科学的であり哲学的でもある1本で2度美味しい番組だ。

今回このブログを書いて初めて正しい番組タイトルが『ヒューマニエンス』だと気づいた。ずっと『ヒューマンサイエンス』だと思っていたよ…。(^_^;;

2022年08月05日

『世界サブカルチャー史 欲望の系譜』50sで『宇宙戦争』の火星人は何の細菌に感染して全滅した?

NHK BSプレミアムで『世界サブカルチャー史 欲望の系譜』シリーズの再放送があった。「アメリカ 理想の50s」をながら見していたところ1953年に公開されたH・G・ウェルズ小説原案のSF映画『宇宙戦争』を紹介していた。

見ていたら小学生の時初めて『宇宙戦争』を読み興奮して夜眠れなくなったことを思い出した。特に英国海軍戦艦とトライポッドの戦闘描写には手に汗を握った。

2005年リメイク版『宇宙戦争』は私の記憶にある原作に通りの描写になっていてスティーヴン・スピルバーグ監督の原作愛を感じる映画になっていた。

1938年10月放送のラジオ番組『宇宙戦争』で米国にてパニックが起きた時代背景として、第二次世界大戦へと向かう世界情勢が語られていたが、SF映画『宇宙戦争(1953)』はラストの教会の場面に米国の信仰心が描写されていると解説していた。

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原作と映画では、火星人の侵略に人類は滅亡の危機を迎えるが、火星人が地球の細菌に感染して絶滅したことで救われる。

大人になってからこの結末を考えると地球への侵略戦争を行えるほどの科学技術力を持っている火星人が地球の感染症で絶滅ってアホとしか言いようのない話だ。

トライポッドの操縦席は三密状態であっという間に集団感染したのかもしれない。また地球の細菌に感染したということは火星人の生命の成り立ちが地球と同じという可能性がありそうだ。

当然火星人も細菌やウイルスが病気の原因と分かっているだろうし、他の惑星で未知の病原体に感染する可能性を考えワクチンや薬を準備してくる筈だ。感染防止の防護服も用意するだろう。いったい何の細菌に何故感染したのだろうか?

本作は1898年に発表されたが、第一次世界大戦中の1918年に起きたスペイン風邪のパンデミックを予言していたのかもしれない。そんなことを考えさせられる番組だった。

2022年07月18日

映画公開7年前!15/07/04(土)放送『美の巨人たち』「成田享 MANの立像」で語られたウルトラマン誕生秘話とは?

空想特撮映画『シン・ウルトラマン』が大ヒット上映中だ。庵野秀明氏の企画・脚本としても映画館へ観に行く予定はなかったが以前期間限定で冒頭の10分間の配信が行われたので大ヒットの理由が分かるかと思い視聴してみた。

冒頭から『ウルトラQ』のBGMとともに禍威獣ゴメス、ジュラン、ペギラ、パゴラ、ラルゲユウスが登場し、しかもデザインが着ぐるみの制限がなくなりCGで格好良くなっていて元怪獣少年は一気に映像に引き込まれてしまった。

ネロンガも本当に迫力あるデザインになっていてこれは面白そうだと言うしかない。当初シン・ウルトラマンのデザインを見たときは少々ひょろりと背が高すぎる気がしたが動いている映像を見るとCGでも違和感はない。

何故シン・ウルトラマンにカラータイマーが無いのかというのが話題になっていたようだが、その答えは22/05/13(金)映画公開を遡る6年と10カ月前のテレビ番組で説明されていた。15/07/04(土)テレビ東京『美の巨人たち』「成田享 MANの立像 ヒーローにしてアート!ウルトラマン誕生秘話」だ。

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デザイン云々より私は3分間という時間制限を設けたカラータイマーは話を盛り上げる良い発明だと思っている。当時の少年たちはタイマーが赤く点滅するとドキドキしながら観ていたものだ。

仏像を参考にシンプルな美しさを追求したデザインを見ると最近のウルトラマン達はゴテゴテと装飾が多く、まるで平成以降の仮面ライダーかガンダムかという装備過多っぷりだ。まあスポンサーが同じで玩具を売らないといけないから仕方ないか…。(^_^;;

参考:キャラクター
 https://www.bandai.co.jp/character/


昭和の高度成長時期には数多くのヒーローたちが誕生し勢いがあった。子供番組もシリーズ作品ばかりで『水戸黄門』化しているのを見ると冒険せず昔からの商売を続けている日本企業を象徴している様な気がしてならない。

『シン・〇〇』シリーズが当時の少年たちの懐古趣味ではなく新しい才能を開花させる種になって欲しいと思う。
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バンブーヤン
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