冒頭から『ウルトラQ』のBGMとともに禍威獣ゴメス、ジュラン、ペギラ、パゴラ、ラルゲユウスが登場し、しかもデザインが着ぐるみの制限がなくなりCGで格好良くなっていて元怪獣少年は一気に映像に引き込まれてしまった。
ネロンガも本当に迫力あるデザインになっていてこれは面白そうだと言うしかない。当初シン・ウルトラマンのデザインを見たときは少々ひょろりと背が高すぎる気がしたが動いている映像を見るとCGでも違和感はない。
何故シン・ウルトラマンにカラータイマーが無いのかというのが話題になっていたようだが、その答えは22/05/13(金)映画公開を遡る6年と10カ月前のテレビ番組で説明されていた。15/07/04(土)テレビ東京『美の巨人たち』「成田享 MANの立像 ヒーローにしてアート!ウルトラマン誕生秘話」だ。
デザイン云々より私は3分間という時間制限を設けたカラータイマーは話を盛り上げる良い発明だと思っている。当時の少年たちはタイマーが赤く点滅するとドキドキしながら観ていたものだ。
仏像を参考にシンプルな美しさを追求したデザインを見ると最近のウルトラマン達はゴテゴテと装飾が多く、まるで平成以降の仮面ライダーかガンダムかという装備過多っぷりだ。まあスポンサーが同じで玩具を売らないといけないから仕方ないか…。(^_^;;
参考:キャラクター
https://www.bandai.co.jp/character/
昭和の高度成長時期には数多くのヒーローたちが誕生し勢いがあった。子供番組もシリーズ作品ばかりで『水戸黄門』化しているのを見ると冒険せず昔からの商売を続けている日本企業を象徴している様な気がしてならない。
『シン・〇〇』シリーズが当時の少年たちの懐古趣味ではなく新しい才能を開花させる種になって欲しいと思う。
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