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2023年10月10日

放送大学「日本語学入門」で知る"ら"抜き言葉の真実!?

このブログはWordで下書きしているので自動的に校正してくれて"ら"抜き言葉もちゃんと破線でミスを教えてくれる。これを参考に何回か読み直し推敲も重ねてからFan Blogへコピペしている。

参考:日本語学入門(’20)
 https://bangumi.ouj.ac.jp/v4/bslife/detail/17401309.html 


"ら"抜き言葉は文法間違いと思っていたら放送大学「日本語学入門」「第15回 まとめ −この科目で学んだこと−」で教授の一人が"下一段活用または上一段活用、カ変の動詞の可能動詞"を"一般的な動詞の五段活用の可能動詞"と同様に"ら"を抜き文法を単純化にしようとする過程とも言えると語っていた。

参考:ら抜き言葉とは ら抜き言葉の例と法則の解説
 https://docoic.com/32084 


これは新鮮な視点で、日本語の乱れと否定するばかりではなく言葉は生き物で文法は変わっていくものだ、と理解することも必要だ。

参考:ら抜き言葉の氾濫で、言葉の意味が互いに通じなくなる?
 https://metro-noix.tmu.ac.jp/article/0008.html 


「Simple is best.」「簡潔で洗練された美学」に魅かれたというスティーブ・ジョブズではないがシンプルになるなら"ら"抜きもアリかなと思う。

参考:スティーブ・ジョブズ 名言 英語/日本語
 https://www.clairworks.com/words/people/123 


さてこのまま"ら"抜き言葉は定着するのか興味深く使用状況を見聞きしていこう。

2023年09月22日

放送大学『歴史のなかの人間』第9回「徳川和子」を視聴すると二条城が映った!

放送大学BS231chにて『歴史のなかの人間』第9回「徳川和子−徳川家と天皇家を結んだ女性」という講義が放送された。

何となく見ていたら1620年14歳の徳川和子が後水尾天皇へ入内したときの様子が洛中洛外図屏風に描かれているという説明があった。屏風から二条城から京都御所へ行列が通った約1.5kmの道順が分かるので現在の通りを実際に走った映像が流された。

参考: 皇后・徳川和子がお手本!江戸時代も大人気だったセレブファッションを『雛形本』で探る!
 https://intojapanwaraku.com/rock/culture-rock/135397/ 


丁度「元離宮二条城」の外見を見学し、その通りを歩いたばかりなので興味深くその映像を見ていた。23/09/15(金)は遠回りになっても京都御所の横を通れば良かったと思う講義内容だった。

徳川和子は7人の子供を産みながら男子2人は幼くして夭折した。本人は72歳まで長生きしたから多くの娘たちを見送ったとの話だ。当時の女性は跡継ぎを産むのが仕事で権力者同士の政略結婚の犠牲者と言う印象でその生涯を説明していた。

科学博物館の「毒展」で江戸時代の白粉には鉛が含まれており、授乳の時乳母が使っていた白粉も舐めてしまい乳幼児の死亡率を高めていたと言う話もある。早く鉛中毒に気付いていれば本当に日本の歴史が変わっていたことだろう。それこそ「JIN ― 仁 ―」の南方仁が幕末に白粉の危険性を説いてもよいくらいだ。

参考: 白粉(おしろい)は毒まみれ? 実は危険だった、江戸時代のお化粧事情
 https://www.risawakabayashi.com/makeup-oshiroi-lead/ 


興味を持ち「徳川和子」について調べると講義の通り徳川家と天皇家の板挟みで気苦労が多かったらしい。一方で彼女が好んだ意匠が寛文小袖の原型になったり茶道を好み押絵が得意だったりと言うことが分かり武士の娘らしい逞しさでその人生を楽しんでいた一面も垣間見られた。

興味深い女性だと思ったら「大奥」「春日局」等のドラマでも描かれていると言う。確かに作家の想像力を刺激するキャラクターだ。

次の京都観光ではゆかりの地も巡ることも検討したい。

2023年08月29日

NHKスペシャル『わが子が“闇バイト”に手を染めるとき』を観て考えたこと

23/08/27(日)放送NHKスペシャル『わが子が“闇バイト”に手を染めるとき』を観た。何故若者が闇バイトに引っ掛かるのか、どうしたら防げるのか興味を持って視聴した。

大学生の一人息子を闇バイト帰りの交通事故で失った父親の話、闇バイトで逮捕され少年院に入っている娘に毎日手紙を書く母親を追うドキュメンタリーだ。

参考:わが子が“闇バイト”に手を染めるとき
 https://www.nhk.jp/p/special/ts/2NY2QQLPM3/episode/te/ZG6JWMYRJG/ 


男子大学生の場合、死後父親は息子が高校生の時からユーチューブに投稿し自己承認欲求を解消していたこと、金銭に固執していたがお金には困っていなかったこと、ホストのバイトを始め、髪を明るく染めていたことを知る。ホストを辞めた後に闇バイトを始め、窃盗の後ガソリン切れで高速道路に止まっていた軽自動車に大型トラックが追突し男子大学生が死亡し事件が発覚することになったという経緯が語られた。

参考:闇バイト関わり事故死した息子 「なぜ命を落としたのか」真実追う父の葛藤
 https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/959720 


本人が死亡しており闇バイトをした動機は不明だ。私が番組で知った情報から推測すると男子大学生は大学入学まで自分のやりたいことを抑えてクラブ活動もせず趣味もなく勉強一筋の生活をしていたのではないか。その反動が大学入学の一人暮らしで出てしまい承認欲求や好奇心を抑えられなかったと感じた。

無宗教者の多い日本において若者の倫理観をどう育むかと言う問題を突き付けられた気がする。子供を教育するには幼い内からこの様なドキュメンタリーやニュース番組を一緒に見てその感想を尋ね話し合う必要があるのだろう。

親として故事成語「他山の石」とかビスマルクの格言「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」といった言葉の意味を教え「因果応報」の怖さを繰り返し語るべきだと思う。

「瓜田に履を納れず、李下に冠を正さず」「君子危うきに近寄らず」「命(メイ)を知る者は巌牆(ガンショウ)の下に立たず」といった故事成語から古人の知恵を学ぶように話をしたい。

参考:闇バイト、応募しても報酬無し 逮捕されるまで使い捨ての実態
 https://news.yahoo.co.jp/articles/7ccfcdbfa3e72330cdcc90e8b973cc3322a16c07 


女子学生の場合は先輩から誘われ断ろうとしたら家族に危害を加えると脅かされ報酬もないまま1年以上犯罪に関わり逮捕され実刑を受けたと言うことだ。母親は娘の行動に不信感を抱いたが当時夫と別居中で資格取得の勉強で忙しく相談にのれなかったこと、娘に注意を向けられなかったことを後悔している。

子供も思春期となれば親の言うことは聞かなくなるものだ。それまでに「類は友を呼ぶ」「同じ穴の狢」「同類相求」という故事成語を聞かせ自分を正しく律することで付き合う友達も変わることを学ばせる必要もありそうだ。「デジタルタトゥー」とは何かも教えるべきだろう。

今の子供たちは無菌状態で育てられているから世の中の悪意や犯罪者への免疫力や警戒心が薄い様に感じられる。スマホ1つで犯罪者と繋がってしまう怖さが分かっていない。犯罪者にとっては入れ食い状態で、集めるのは容易い仕事と考えていそうだ。

子供には勉強ばかりさせるのではなく家事手伝いを任せ「自己肯定感」「責任感」「コミュニケーション能力」「生活スキル」「思考力・創造力」を向上させておけば犯罪への抵抗力も付くことだろう。

それにしてもSNSは“いいね”の数で自己承認欲求を可視化してしまうのが恐ろしい。私がもし現代の高校生だとしてスマホを手に入れたら数々の誘惑に負けず落とし穴に落ちず生きていけるか自信がない。Z世代は大変な時代を生きていると思わされるNHK特集だった。

2023年08月27日

『ダークサイドミステリー』選を観てAIチャットに面白いサメ映画を尋ねてみた

23/08/17(木)『ダークサイドミステリー』選ということで「サメ映画サメブーム!メガロドン!ディープなサメ世界」が再放送された。

この中で1975/06/20全米公開の「ジョーズ」がサメ映画の祖となりこれ以降に作成されたサメ映画の公開年表が発表されている。その中から注目のタイトルが紹介されていたが私の知らない作品ばかりで大変興味深かった。

 1999年「ディープ・ブルー」【中興の祖】
 2009年「メガ・シャークVSジャイアント・オクトパス」
 2012年「ダブルヘッド・ジョーズ」
 2012年「スノーシャーク 悪魔のフカヒレ」
 2013年「シャークネード」
 2014年「シャークネード カテゴリー2」
 2015年「ロボシャークVS.ネイビーシールズ」
 2015年「シャークネード エクストリーム・ミッション」
 2018年「シックスヘッド・ジョーズ」
 2018年「シャークネード6 ラスト・チェーンソー」
 2018年「MEG ザ・モンスター」

サメは水中でしか生息できないと言う弱点を克服し雪原から陸上、そして竜巻に乗って空を飛び最後には大気圏外にもという恐るべき進化を遂げる。

「〇〇ヘッド・ジョーズ」シリーズや「シャークネード」シリーズのB級映画らしいトテンデモ設定にありえない話の展開には笑いが止まらない。「〇〇ヘッド・ジョーズ」はヤマタノオロチみたいに8頭まで進化しないのか楽しみになる程だ。

参考:ダークサイドミステリー選▽サメ映画サメブーム!メガロドン!ディープなサメ世界
 https://www4.nhk.or.jp/P6760/x/2023-08-17/44/8614/2497054/ 


「ジョーズ」で肝心の鮫が姿を見せないのはてっきり『激突 (1971年)』と同じ演出を使ったのかと思っていたら実はロボット鮫が故障続きで動かなかったからとは知らなかった。その後のB級映画でサメが人気なのは低予算でCG作成が出来る皮膚や動きだからとは身も蓋もない話だ。

そう言えば「バック・トゥ・ザ・フューチャー パート2」の舞台となった2015年10月には3D映画「ジョーズ19」が公開されていた。当時はまさかサメが浮遊ホバーボードならぬトルネードに乗って空を飛ぶとは想像もしていなかったことだろう。

AI chatに「面白いサメ映画を教えて」と尋ねてみたところ上記以外では下記の作品を教えてくれた。『メガ・シャーク』と『シャークトパス』もシリーズ化され色々な怪物と戦うとはもうゴジラみたいで面白そうだ。

2003年『オープン・ウォーター』
2009年〜『メガ・シャーク』シリーズ
2010年〜『シャークトパス』シリーズ
2016年『ロスト・バケーション』
2017年『47メートル(47 Meters Down)』

この中で『オープン・ウォーター』『ロスト・バケーション』『47メートル』は『JAWS』と同系列のサスペンス鮫映画とのこと。真面目に面白そうだ。

軟骨魚類の一群であるサメは意外やその生態は知られていないし生殖方法も多岐にわたると言う謎多き魚類とは興味深い。

2023年08月26日

NHK BS『究極ガイド 2時間でまわる☆☆☆』の[22.2][HDR]版と[5.1]版の違いは何?

DMR-SCZ2060を購入しBS4K番組を録画しBD-REに焼くようになってBD-REの記録容量と各放送のビットレートの関係に再注目する様になり2019/04/19のブログで話題にした。

BS4K番組(約33Mbps)は「BD-RE 25GB 1枚:1時間50分」、地デジ番組(約17Mbps)は3時間30分、BSデジタル番組(約24Mbps)は2時間30分録画出来る。BS4Kだと「BD-RE DL 50GB:3時間45分」だ。

この時は「究極ガイドTV 2時間でまわる○○」シリーズがDRでは25GB 1枚には収まらずどう焼くかが悩みのタネだった。

NHK BS4K 101放送の「究極ガイドTV 2時間でまわる○○」シリーズは2019年1月から不定期に放送されているが、今年2023年4月から番組名が『究極ガイド 2時間でまわる☆☆☆』と変わり毎月1回定期的に放送されるようになっている。

新作は勿論録画予約必須だが過去放送された番組も放送された。しかしEPGでは[再]マークが付いていないし[22.2]ch[HDR]放送が[5.1]ch[SD]とスペックダウンしている。

参考:究極ガイド 2時間でまわる☆☆☆
 https://www.nhk.jp/p/2hguide/ts/WY9ZK8Q98V/list/ 


丁度DMR-ZR1のHDD内に「2時間でまわる大英博物館」の[22.2][HDR]版と[5.1]版が揃ったので冒頭5分を視聴してみた。[5.1]版の映像は同じだがナレーションを再録音しているから新番組扱いなのかと納得した。

[22.2]版では語り:谷原章介、ナレーション:守本奈実の2名だが[5.1]版ではナレーションは女性:上白石萌音、男性:井上芳雄、滑川和男の3名となっている。

これで音声データが減ったのかと思ったら1:59番組「大英博物館」ではデータサイズは23686MBと23688MBとほぼ同じだった。すると画像へのビットレートは[5.1]版の方が多いということなのだろうか?これは興味深いので涼しくなったら画質に違いがあるのかじっくり100インチで比較してみたい。

今までは4K放送の解像感を損なわないためDRで焼いていたが特に大画面視聴用の高画質である必要のない『ヒューマニエンス』はHEVC 4倍で圧縮することにした。すると6本6時間分を25GBに収めるのに約8時間も掛かった。

処理が大変遅いと思ったが同様にFHD番組をMPEG-4 AVCで25GBに収まるよう圧縮すると約2時間掛かっているから画素数4倍の通りの時間が掛かっている訳になる。今後の高速化を期待したいところだがBD-Rであれば16倍のドライブがあるがBD-REだと2倍が仕様上の限界みたいだ。

これは致し方ない。

2023年08月19日

2023年はアンリ・ファーブル生誕200周年!『ファーブル昆虫記〜南仏・愛しき小宇宙〜』を視聴してみた

ジャン=アンリ・ファーブルは1823年12月22日に生まれなので2023年は生誕200周年となる。そのためかNHK BS4Kで2007年放送ハイビジョン特集『ファーブル昆虫記〜南仏・愛しき小宇宙〜』シリーズ3本が6月下旬に放送された。

子供の時にはファーブルの「昆虫記」とシートンの「動物記」が愛読書だったので必見番組だとDMR-ZR1で録画して3本を視聴した。なおDMR-BW200が2006年9月発売なのでもしかするとBD-REに焼いてあるかもしれないので後で探してみよう…。

[1] スカラベとシデムシ 貴い使命を果たすために
[2] カリバチとヤママユ 本能の命ずるままに
[3] セミとサソリ 生と死を見つめて

参考:ハイビジョン特集 ファーブル昆虫記〜南仏・愛(いと)しき小宇宙〜
 https://www2.nhk.or.jp/archives/movies/?id=D0009010727_00000 


観ていてスカラベは食事中に見られない昆虫だと言うことを思い出したのでやはり16年前に視聴したことがありそうだが、ファーブルが女子学生達に授業で生殖について教えたことで教職を失い生活に困ったことはすっかり忘れていた。

生活に困窮しながら本人は昆虫観察が出来てそれなりに幸せそうだが、家族の生活費を稼ぐため「昆虫記」を執筆し、その内容に感動した知識人が仏政府に働きかけ年金支給されるようになったという話はなかなか感動的だ。

子宝に恵まれながら貧しく苦労掛けた為か次男や娘そして妻を亡くしている。[3]を観ながら生と死を探求するファーブルの心痛を思うと目頭から汗が流れてくる。

参考:テキスト+放送のサマリー
 http://dyna.geo.kyushu-u.ac.jp/~yoshida/japanese/books/2014/okumoto20140723.html 


[2]ではファーブルが進化論のダーウィンと交流があったことが語られている。ファーブルはカリバチの狩りが餌となる昆虫の神経節を針で突き仮死状態にすること、その幼虫が昆虫を殺さない様に内臓を食べる順番を守る本能を持っていることから進化論には懐疑的だったという話だ。

確かにカリバチの本能の凄さを知ると進化による試行錯誤の偶然の結果とは思えないが、昆虫は約3億年前に、海生の節足動物から陸上に進出したとされているから海の中で狩りの遺伝子を十分に磨いてこられたのかもしれない。

また昆虫の生息数と世代交代の速さを考えると進化途中で成虫がいくら狩りに失敗し、幼虫が餌昆虫を食べる順番を間違えても0.1%が生き残れば命は繋いで行けたのだろう。これは現在の魚や昆虫の産む卵の多さを考えればありえそうだ。

知識を得ることで色々と思索を巡らせることが出来て有益な番組だった。

参考:進化論の最前線
 https://www.shueisha.co.jp/books/items/contents.html?isbn=978-4-7976-8002-7 


夕方西日の当たる我が家の自転車置き場を見たらアゲハチョウがパタパタと飛び回っていた。屋根が透明でU型なので上から飛んで逃げることが出来ない。屋根に沿って落ちて行っても骨組みがあり開放部まで落ちない。本能だけで飛ぶ昆虫には罠となる構造になっている。

このまま疲れ切って死んでは可哀想だと開放部まで導こうとしたら逃げようと必死になりパタパタ数分格闘したが疲れ切ったのか地面に落ちてしまった。このまま放置しておけば元気を取り戻し飛び立つのかと思っていたが30分後に見ても力なく落ちたままだ。暑さと渇きに死にかけている様に見えたが、さてどうしたものか。

冷蔵庫から氷を1つ持ってきて近くに置いてあげた。少しは冷えるだろうし溶ければ水分補給も出来るだろう。1時間後見ると羽根を広げゆっくりと羽ばたいているから少しは元気が出た様だ。30分後日の入りとなったので見ると飛んで行ったのかいなくなっていた。ちょっと嬉しくなる出来事だった。

2023年08月17日

BS4Kで放送の“街歩き番組”で東京国際展示場、上野公園を見れば新しい発見がある!?

『ブラタモリ』が元祖となるのだろうか。街中を歩く紀行テレビ番組が増えている気がする。

4K放送が始まり4Kを活かす拘った撮影と編集にはコストが掛かる一方でスマホでも撮影可能と4K動画撮影機材の小型低価格化が進んでいる。見慣れた街中も4Kの高精細広色域であればFHDより臨場感が味わえる。手軽に4Kカメラを持ち出し少人数のスタッフで撮影して番組を作成が出来る点が“街歩き番組”が増えた理由だろうと考えている。

NHK BS4Kで『てくてく絶景』が放送された。男性アイドルグループ“Aぇ!group”の正門良規氏が日の出から日の入りの制限時間内を視聴者から送られて来た絶景写真の場所を探しに歩く、という“街歩き番組”だ。23/08/08(火)は“東京国際展示場”、8/10(木)は“神田明神”、8/11(金)は“上野公園”だったのでDMR-ZR1で録画して視聴した。

参考:てくてく絶景 お台場界わい▽レインボーブリッジを歩いて渡る▽正門良規
 https://www4.nhk.or.jp/P7769/x/2023-08-08/44/4217/2860959/ 


8/8(火)は“東京国際展示場”だったが東京オリンピック・パラリンピックの聖火台を見た後ビックサイトの会議棟を見て、ここにはプロジェクションマッピング映写装置が常設されているという真面目な芸術のお話だった。

夢の大橋を渡ったのは2019年C96夏コミC97冬コミで東京ビッグサイト青海展示棟へ行った時だけだ。久しぶりにテレビで見たと思ったらC102でも待機列に並ぶため再び見る羽目になるとは思わなかった。(^_^;;

参考:てくてく絶景 銀座・神田界わい▽銀座の路地▽再開発で生まれた絶景▽正門良規
 https://www4.nhk.or.jp/P7769/x/2023-08-10/44/4221/2860961/ 


8/10(木)は築地本願寺から神田明神まで歩くのだが、警察署の撮影許可が下りなかったということで“銀座中央通り”は通れず横道に逸れる、“日本橋麒麟像”前で撮影できないから橋手前で撮影、カメラと一緒に日本橋を渡れないから西河岸橋を渡ると苦労していた。人通りが多くアイドルが歩くと騒ぎになるということで交通規制課が許可しなかったのか、その理由が気になる。

参考:ガイドライン・都庁ルール
 https://www.locationbox.metro.tokyo.lg.jp/shooting/guidline.html 


アニメや撮り鉄の聖地“聖橋”と紹介されたがアニメタイトルが分からないので調べると『機動警察パトレイバー the Movie(1989年公開)』とのこと。もっと最近の人気アニメ作品がありそうな気もするのだが…?

参考:てくてく絶景 上野・浅草界わい▽神田明神・上野・浅草寺の非日常▽正門良規
 https://www4.nhk.or.jp/P7769/x/2023-08-11/44/4567/2860962/ 


8/11(金)は早朝の上野公園を通って不忍池の絶景写真を確認した。上野公園は博物館へ行く時何度も通っているが近所の人達が毎朝ラジオ体操をやっているとは知らなかった。

この番組のスタッフはカメラ、マイク、ドローン、タブレット担当の最低でも4名が同行しているのがテレショットから確認出来る。意外と人件費は掛かっていそうだ。

BSテレビ朝日で放送中「バナナマン日村が歩く! ウォーキングのひむ太郎」も“街歩き番組”だが、スタッフは2名のみでiPhoneで4K撮影していると思われるローコスト番組だ。ビルや電車を見て喜ぶひむ太郎のテンションの高さが楽しい。

23/05/30(火)放送の「柴又」編では<帝釈天参道>で由紀さおりさんのロケとバッティングして収録許可が出ず横道に逸れている。撮影許可の有無でコース変更し番組内容の変更が必要となるから意外と大変そうだ。

参考:#79「柴又」編
 https://www.bs-asahi.co.jp/himutaro/lineup/prg_079/ 


“街歩き番組”を見ると観光地へ行かず都内を歩くだけでも楽しめることが分かるので面白い。

2023年08月11日

千個以上の超小型人工衛星をレコード盤軌道で制御する方法はムクドリと魚の群れに訊いてみる?

去る23/04/30(日)は雨天だったけどニコニコ超会議2023に出かけ「H5-B69:超宇宙開発ブース」にてホリエモンを含む会社重役4名のトークセッションで会社の開発目標と事業目的を聞いた。

超小型人工衛星を大量に打上げ携帯電話通信網を築こうという話だが、将来的に千個以上の超小型人工衛星をレコード盤軌道で制御し電波のサービスエリアを築く必要があるのに該当プログラム開発に苦労しており、その問題を大勢のプログラマーの協力を得て解決したいと言う話だった。

これはEテレ『笑わない数学』で取り上げた「P対NP問題」そのものではないのか?惑星の軌道問題は2惑星ならニュートンの運動方程式と万有引力の法則を使い計算できるが、3惑星以上の場合は惑星同士の相互作用が複雑になり一般的な解法が存在しないと聞いたことがある。それを千個も制御すると言うのは不可能だろう。

そう思っていたが『コズミックフロント』「天文シミュレーションがコンピューターの世界を変えた!?」を視聴して少し考えを改めた。

参考:天文シミュレーションがコンピューターの世界を変えた!?
 https://www.nhk.jp/p/cosmic/ts/WXVJVPGLNZ/episode/te/618MPMKRX7/ 


1983年に現東京大学名誉教授の杉本大一郎氏が唱えた「重力熱力学的振動」を証明しようと若き技術者たちが「重力多体問題」を解決するため重力計算に特化したスーパーコンピューターを自主開発したと言うのだ。

天文学ではガリレオより前の時代から天文学者が自ら観測道具を開発してきた歴史がある。その観測、理論に続く第3のシミュレーション天文学を高速に行うため市販のパソコンパーツを組み合わせて作成し、その成功後はより高速化を目指しチップ設計も行ったと言う。

このスーパーコンピューターの名前が当時のAppleに対抗してGrapeとしたというのは印象深い。今は新シリーズのスーパーコンピューターに切り替わっているが、その設計思想は新薬開発に使われていると言う。

「重力熱力学的振動」現象や「重力多体問題」計算用スーパーコンピューターを利用すれば千個以上の超小型人工衛星の軌道制御も出来そうな気がしてきた。

参考:ダーウィンが来た!「各地で目撃相次ぐ!ムクドリの大群に密着」
 https://www.nhk.jp/p/darwin/ts/8M52YNKXZ4/schedule/ 


またムクドリが数千羽の群れで飛び回っていることや魚群の行動を解析すれば何かヒントが得られるような気がする。この群れる行動は天敵対する混乱効果があり防衛効果が高くなると言う。群れにリーダーはおらず個々が近づきせず遠ざかりせず行動することであの複雑な動きになるとのこと。

「重力熱力学的振動」も重力と熱力学のバランスで衛星が振動している様な動きをするという説明だった。動きだけを見れば似た現象の様だ。無理と諦めず知恵を出し合えば宇宙開発も着実に進歩しそうだ。

2023年07月31日

2023年夏の猛暑は2022年に定められていた?『コズミック フロント』「トンガ海底火山 噴火をめぐる謎」で明らかに!

2023/07/27(木)NHK BS4Kで放送された『コズミック フロント』「トンガ海底火山 噴火をめぐる謎」を視聴した。DMR-ZR1で録画したが余りに暑いのでVPL-VW255とCX-A5100(H)とMX-A5000(H)は使用せずVIERA TH-L37DT3でダウンコンバートして視聴した。

参考:コズミック フロント トンガ海底火山 噴火をめぐる
 https://www4.nhk.or.jp/P5162/x/2023-07-31/44/33472/2093362/ 


番組では22/01/15(土)大噴火を起こしたフンガトンガ・フンガハアパイ火山について、何故大噴火を起こしたのか?何故津波が予想より早く打ち寄せたのか?今後の脅威はあるのか?の3点について調査、考察されており大変興味深く視聴した。

この中で成層圏まで届いた火山の噴煙が地球の気候にどんな影響を与えるのかシミュレーションを行っており偏西風の蛇行が例年より大きくなることが予想されていた。

参考:【トンガ海底火山噴火】−トンガ海底火山噴火は気候に影響を及ぼしうるか?−
 https://www.jamstec.go.jp/j/pr/topics/column-20220124/ 


例年より偏西風の蛇行が大きいため欧州、北米、日本列島に高気圧が停滞し例年より高温の猛暑になると予想されている。実際日本列島は梅雨明けから猛暑が続いており8月もこの状態が続く予報となっている。

参考:2週間天気 猛暑の出口見えず 台風6号 8月1日にかけて沖縄本島を直撃のおそれ
 https://tenki.jp/forecaster/a_aoyama/2023/07/30/24458.html 


この猛暑が地球温暖化の影響かと心配していたら、それだけではなく火山の影響と分かり少し安心した。暑い暑いと言ってもあと1カ月の我慢だ。熱中症に注意して乗り切ろう。

2023年07月14日

放送大学テレビ『情報理論とデジタル表現』でJPEGとMPEGの符号化技術を学んでみた

たまたまBS231の放送大学テレビで『情報理論とデジタル表現』「第14回 動画の符号化」を放送しており、なんとなく見ていたら"動画の圧縮符号化方式"について説明していた。

言葉だけは知っている「フレーム間差分」「動き補償予測」「MPEG圧縮符号化処理」等AudioVisual視聴の重要な概念を教えてくれるので講義を真面目に視聴した。

「MPEG-1の符号化処理」のブロック図では[フレーム間予測][動き補償]が特徴と説明されていたが、[DCT(離散コサイン変換)]については前の講義で説明したJPEGと同等の符号化処理と説明されていた。残念ながらこの講義は見逃している。

AIチャットに[DCT]について教えてもらうと、映像信号を時間領域から周波数領域に変換し、低周波成分は画像のエッジや輪郭などの重要な部分を構成しているので高精度で圧縮し、高周波成分は映像の細部を構成しているので適切に圧縮することでデータ量を小さくするとのことだ。

講義ではMPEG-1を構成するフレームについて[Iピクチャ][Pピクチャ][Bピクチャ]の内容も解説していた。[Iピクチャ]を基に他のピクチャを復元するので重要なフレームと言う。

参考:情報理論とデジタル表現(’19)
 https://bangumi.ouj.ac.jp/v4/bslife/detail/175004613.html 


講義後半では放送事業で「動画の符号化」が実際にどう行われているか話を聞きにNHK放送技術研究所を訪ねている。"1920×1080ピクセルまでの解像度をサポート"しているMPEG-2で地デジは放送されていることやHEVC/H.265規格策定時に8Kサポートを働きかけた経緯も語られた。

8K放送テスト時には8K放送データをリアルタイムで処理出来るHEVC LSIが無かったので8Kデータを4分割し4K HEVC LSI 4器で処理した。この時境界歪が目立たぬよう4器でデータを共有し平行処理したという苦労話が興味深い。

設置されていた大きな8Kエンコーダーとデコーダーはイベント会場で見掛けた記憶がある。こうして18/12/01(土)10時にBS4K・BS8K放送が始まった訳だ。

日頃楽しんでいるテレビ放送やBD,UHD BDの技術的な手法や開発苦労を知れば一層深く楽しむことが出来る。実に役立つ講義だ。
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