4K放送が始まり4Kを活かす拘った撮影と編集にはコストが掛かる一方でスマホでも撮影可能と4K動画撮影機材の小型低価格化が進んでいる。見慣れた街中も4Kの高精細広色域であればFHDより臨場感が味わえる。手軽に4Kカメラを持ち出し少人数のスタッフで撮影して番組を作成が出来る点が“街歩き番組”が増えた理由だろうと考えている。
NHK BS4Kで『てくてく絶景』が放送された。男性アイドルグループ“Aぇ!group”の正門良規氏が日の出から日の入りの制限時間内を視聴者から送られて来た絶景写真の場所を探しに歩く、という“街歩き番組”だ。23/08/08(火)は“東京国際展示場”、8/10(木)は“神田明神”、8/11(金)は“上野公園”だったのでDMR-ZR1で録画して視聴した。
参考:てくてく絶景 お台場界わい▽レインボーブリッジを歩いて渡る▽正門良規
https://www4.nhk.or.jp/P7769/x/2023-08-08/44/4217/2860959/
8/8(火)は“東京国際展示場”だったが東京オリンピック・パラリンピックの聖火台を見た後ビックサイトの会議棟を見て、ここにはプロジェクションマッピング映写装置が常設されているという真面目な芸術のお話だった。
夢の大橋を渡ったのは2019年C96夏コミC97冬コミで東京ビッグサイト青海展示棟へ行った時だけだ。久しぶりにテレビで見たと思ったらC102でも待機列に並ぶため再び見る羽目になるとは思わなかった。(^_^;;
参考:てくてく絶景 銀座・神田界わい▽銀座の路地▽再開発で生まれた絶景▽正門良規
https://www4.nhk.or.jp/P7769/x/2023-08-10/44/4221/2860961/
8/10(木)は築地本願寺から神田明神まで歩くのだが、警察署の撮影許可が下りなかったということで“銀座中央通り”は通れず横道に逸れる、“日本橋麒麟像”前で撮影できないから橋手前で撮影、カメラと一緒に日本橋を渡れないから西河岸橋を渡ると苦労していた。人通りが多くアイドルが歩くと騒ぎになるということで交通規制課が許可しなかったのか、その理由が気になる。
参考:ガイドライン・都庁ルール
https://www.locationbox.metro.tokyo.lg.jp/shooting/guidline.html
アニメや撮り鉄の聖地“聖橋”と紹介されたがアニメタイトルが分からないので調べると『機動警察パトレイバー the Movie(1989年公開)』とのこと。もっと最近の人気アニメ作品がありそうな気もするのだが…?
参考:てくてく絶景 上野・浅草界わい▽神田明神・上野・浅草寺の非日常▽正門良規
https://www4.nhk.or.jp/P7769/x/2023-08-11/44/4567/2860962/
8/11(金)は早朝の上野公園を通って不忍池の絶景写真を確認した。上野公園は博物館へ行く時何度も通っているが近所の人達が毎朝ラジオ体操をやっているとは知らなかった。
この番組のスタッフはカメラ、マイク、ドローン、タブレット担当の最低でも4名が同行しているのがテレショットから確認出来る。意外と人件費は掛かっていそうだ。
BSテレビ朝日で放送中「バナナマン日村が歩く! ウォーキングのひむ太郎」も“街歩き番組”だが、スタッフは2名のみでiPhoneで4K撮影していると思われるローコスト番組だ。ビルや電車を見て喜ぶひむ太郎のテンションの高さが楽しい。
23/05/30(火)放送の「柴又」編では<帝釈天参道>で由紀さおりさんのロケとバッティングして収録許可が出ず横道に逸れている。撮影許可の有無でコース変更し番組内容の変更が必要となるから意外と大変そうだ。
参考:#79「柴又」編
https://www.bs-asahi.co.jp/himutaro/lineup/prg_079/
“街歩き番組”を見ると観光地へ行かず都内を歩くだけでも楽しめることが分かるので面白い。
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