9/30(金)から10/02(日)まで「2016東京インターナショナルオーディオショウ」が有楽町の東京国際フォーラムで開催されている。2日目10/01(土)に参加してきたので今夜は速報版としてレポートしようと思う。
朝は仕事の電話とメールのやり取りがあって家を出るのが遅くなってしまい会場に着いたのは10時半過ぎだった。5Fのマランツで整理券をもらおうとしたがテーブルの上にはきれいさっぱり何も無かった。orz
前日はパズドラ「ミオン降臨!」ノエルチャレンジ専用ダンジョンに挑戦していてホームページで「公演スケジュール」をチェックすることをすっかり忘れていたので、カレンダーアプリに予定を登録することにした。まずは10時半に4FのTADで整理券をもらった。
16/10/01(土)10:00〜10:50 G409 ステラ ゼファン 山本浩司
後半20分に参加した。トリノフオーディオALTITUDE32を使い6.0ch Auro-3Dの試聴を行っていたので明日は最初から参加することにしよう。
16/10/01(土)12:00〜12:50 G401 TAD 角田郁雄
TAD-ME1を試聴した。サイズを上回る音場を聴かせ、CSTドライバーの魅力を再認識させてくれるコンパクトスピーカーだ。もちろん大型ウーファーの空気を震わす低音は味わえないが、16cmウーファーながら低音もしっかり出ている。
16/10/01(土)13:00〜13:50 G409 ステラ ゼファン ケン・ケスラー
TechDasのターンテーブルAir Force One Premiumを使用してアナログディスクを試聴した。「ショウの試聴は同じ楽曲が使われることが多く”ホテルカリフォルニア”を聴くくらいなら歯医者に行った方がマシだ」というジョークを交えながら色々なレコードを聴かせてくれた。
16/10/01(土)14:30〜15:20 G603 リンジャパン 山本浩司
新製品KLIMAX DSM/2とKLIMAX DSMの比較試聴が行われた。山本氏は自宅試聴してアップグレードを決心したらしく「KATALYSTにより音色が明るく、余韻が美しくなる」と評していた。立見席からの試聴では確かに違う気もするが…と高次元の違いは分かり難かった。試聴曲に原田知世を選び、テレながら「可愛い」と言っていたが、麻倉氏を見習って堂々とファンを公言しましょう。(^_^)
16/10/01(土)15:00〜15:50 G502 エレクトリ 三浦孝仁
後半20分に参加した。MagicoのM3とS1Mk2の試聴を行っていたが満員でまともに音は聴けなかった。
16/10/01(土)16:00〜16:50 G602 エソテリック 藤岡誠
Grandioso(グランディオーソ)のフルラインナップでタンノイKINGDOM ROYALを試聴した。藤岡氏はアベノミクス批判からイヤホンの頭内定位批判まで相変わらず毒舌が冴えていた。
16/10/01(土)17:00〜17:50 G507 トライオード 傅信幸
SPENDOR SP200 Classicを試聴した。響きを活かした柔らかい音は聴き易く、オーディオの楽しさを認識させてくれる。代表取締役 山崎 順一氏の前職が国鉄車掌だったという雑談から、傅氏の娘の夫は国鉄の運転士でオーディオにまったく興味ないが、山崎氏が脱サラしてオーディオ会社を興したと聞いて、国鉄の手厚い福利厚生を捨てたことに驚いたというエピソードを披露してくれた。
トライオードから自宅試聴するので真空管アンプを借りた時に佐川の配達人が入れ歯の老人だったが、オーディオマニアで真空管アンプに食いついてきたが最近のオーディオにはまったく興味なく傅氏のことも知らなかった、という話もまた面白かった。
16/10/01(土)18:00〜19:00 Hall D5 アクシス 三浦孝仁
Wilson AudioのALEXXを試聴した。3ウェイ5ドライバー搭載凝ったスピーカーだが癖の少ない音を聴かせてくれて好印象だった。特にDSD 11.2MHzで収録されたライヴ演奏の生々しさと空気感は素晴らしかった。この音源が雑誌付録になる可能性もあるとの話で、そうなる様期待したい。
やはり涼しくなったからオーディオで大音量を楽しむのは心地良い。久々にAV Phile魂に火が付きそうだ。
2015年11月14日
【詳細版】TIAS2015:ハイレゾ音源はちゃんとしたDACを使わないとATC SCM100sl/IIIでもCD以下の情けない音になる!?
去る2015/09/25(金)〜09/27(日)の3日間「2015東京インターナショナルオーディオショウ」が有楽町の東京国際フォーラムで開催された。土日と2日間参加して15イベントを試聴することが出来た。
15回予定の「2015 Tokyo International Audio Show」詳細レポートの第3回目は「 15/09/26(土) 11:00〜12:00 G502 エレクトリ 潮晴男」だ。記憶とメモを頼りに私が見聞きした内容を書き起こしているので間違いがあったらその時は勘弁して頂きたい。(敬称略)
システム構成はスピーカーATC SCM100sl/III、モノーラルパワーアンプPASS XA-160.8×2台、プリアンプPASS Xs-Preamp、その他のコンポーネントは未確認だ。
潮先生は声の再現性に惚れて22年前自宅にATCのスピーカーを導入した。無骨なモニタースピーカーなので値段の安いアンプで鳴らすと安い音しか出てこないと経験を語った。
SCM100slシリーズはミッドレンジユニットにもウーファー並みの大きなマグネットを使っている。マーク3になってツィーターが変更されたと説明した。
パスのパワーアンプはスピーカードライブ能力の高さと安定性が特徴だ。しかも丈夫で壊れない。先日うっかりスピーカーケーブルをショートさせてしまったが、ケーブルをしっかり繋ぎ直したら問題無く鳴ってくれたとのこと。
試聴曲等は以下の通り。
1)「Essentials 2/カレン・ソウサ」から「9. Never Tear Us Apart」
2)「リスト/反田恭平」から「1. ラ・カンパネラ(パガニーニ大練習曲集 第3曲)S.141/R.3b」
3)「ワルツ・フォー・デビー+6/モニカ・ゼタールンド・ウィズ・ビル・エヴァンス」から「5. モニカのワルツ(ワルツ・フォー・デビイ)」
4)ハイレゾ「ソング・フォー・マイ・ファーザー/ホレス・シルヴァー」から「1. ソング・フォー・マイ・ファーザー」
5)「Just a Little Lovin/シェルビィ・リン」から「この胸のときめきを[3. You Don't Have To Say You Love Me (Album Version)]」
6)「ケルティック・ウーマン/ケルティック・ウーマン」から「16. ユー・レイズ・ミー・アップ」
楽曲説明で、モニカ・ゼタールンドの半生を映画化した『ストックホルムでワルツを』のパッケージソフトは日本ではDVDでしか発売されておらず、BDは英国盤しかないと教えてくれた。
ハイレゾ音源に関しては「ちゃんとしたDACを使わないとCD以下の情けない音になる」「AVアンプでもハイレゾは再生出来るがお勧めしない」「マスターがCDと同じ44.1kHz/16bitではアプコンしてもハイレゾにはならない」「ハイレゾ再生にはアナログ並みの手間を掛けるように」と語った。
「ヘッドフォンでハイレゾ音源を聴くのも良いが、家ではスピーカーからの音を出して体全体で聴くべき」と推奨していた。
ハイレゾ否定派のオーディオ評論家には藤岡誠氏がいるが、潮先生がもっともな意見ではあるものの急にアンチ的な発言をしたことに驚いてしまった。いったい何があったのだろう。
“ちゃんとしたDAC”とはどのメーカーのどのクラスの製品を差しているのか?特にHiVi筆者としてAVアンプのハイレゾ再生について厳しい評価を下していることは今後の仕事に影響しないかと心配してしまう試聴会だった。
15回予定の「2015 Tokyo International Audio Show」詳細レポートの第3回目は「 15/09/26(土) 11:00〜12:00 G502 エレクトリ 潮晴男」だ。記憶とメモを頼りに私が見聞きした内容を書き起こしているので間違いがあったらその時は勘弁して頂きたい。(敬称略)
システム構成はスピーカーATC SCM100sl/III、モノーラルパワーアンプPASS XA-160.8×2台、プリアンプPASS Xs-Preamp、その他のコンポーネントは未確認だ。
潮先生は声の再現性に惚れて22年前自宅にATCのスピーカーを導入した。無骨なモニタースピーカーなので値段の安いアンプで鳴らすと安い音しか出てこないと経験を語った。
SCM100slシリーズはミッドレンジユニットにもウーファー並みの大きなマグネットを使っている。マーク3になってツィーターが変更されたと説明した。
パスのパワーアンプはスピーカードライブ能力の高さと安定性が特徴だ。しかも丈夫で壊れない。先日うっかりスピーカーケーブルをショートさせてしまったが、ケーブルをしっかり繋ぎ直したら問題無く鳴ってくれたとのこと。
試聴曲等は以下の通り。
1)「Essentials 2/カレン・ソウサ」から「9. Never Tear Us Apart」
2)「リスト/反田恭平」から「1. ラ・カンパネラ(パガニーニ大練習曲集 第3曲)S.141/R.3b」
3)「ワルツ・フォー・デビー+6/モニカ・ゼタールンド・ウィズ・ビル・エヴァンス」から「5. モニカのワルツ(ワルツ・フォー・デビイ)」
4)ハイレゾ「ソング・フォー・マイ・ファーザー/ホレス・シルヴァー」から「1. ソング・フォー・マイ・ファーザー」
5)「Just a Little Lovin/シェルビィ・リン」から「この胸のときめきを[3. You Don't Have To Say You Love Me (Album Version)]」
6)「ケルティック・ウーマン/ケルティック・ウーマン」から「16. ユー・レイズ・ミー・アップ」
楽曲説明で、モニカ・ゼタールンドの半生を映画化した『ストックホルムでワルツを』のパッケージソフトは日本ではDVDでしか発売されておらず、BDは英国盤しかないと教えてくれた。
ハイレゾ音源に関しては「ちゃんとしたDACを使わないとCD以下の情けない音になる」「AVアンプでもハイレゾは再生出来るがお勧めしない」「マスターがCDと同じ44.1kHz/16bitではアプコンしてもハイレゾにはならない」「ハイレゾ再生にはアナログ並みの手間を掛けるように」と語った。
「ヘッドフォンでハイレゾ音源を聴くのも良いが、家ではスピーカーからの音を出して体全体で聴くべき」と推奨していた。
ハイレゾ否定派のオーディオ評論家には藤岡誠氏がいるが、潮先生がもっともな意見ではあるものの急にアンチ的な発言をしたことに驚いてしまった。いったい何があったのだろう。
“ちゃんとしたDAC”とはどのメーカーのどのクラスの製品を差しているのか?特にHiVi筆者としてAVアンプのハイレゾ再生について厳しい評価を下していることは今後の仕事に影響しないかと心配してしまう試聴会だった。
2015年10月08日
【詳細版】TIAS2015:ヤマハのフラグシップの組み合わせで聴くNS-5000は今後のブラッシュアップに期待!?
去る2015/09/25(金)〜09/27(日)の3日間「2015東京インターナショナルオーディオショウ」が有楽町の東京国際フォーラムで開催された。土日と2日間参加して15イベントを試聴することが出来た。
15回予定の「2015 Tokyo International Audio Show」詳細レポートの第2回目は「 15/09/27(日) 10:30〜11:20 G605 ヤマハミュージックジャパン自社講演」だ。記憶とメモを頼りに私が見聞きした内容を書き起こしているので間違いがあったらその時は勘弁して頂きたい。(敬称略)
ヤマハから久々のハイエンドスピーカーが発売されると言うことで注目を集め26日(土)は満員で入れなかったので今日は早めに入室した。システム構成はスピーカーNS-5000、プリメインアンプA-S3000、SACDプレーヤーCD-S3000となっている。
主な試聴曲は以下の通り。
1)「(楽曲名失念)/ダイアナ・クラール」
2)「ウィルトンズ・ムード WILTON'S MOOD/山本玲子テンパス・フュジット」より「3. ウィルトンズ・ムード」
3)96/24「(楽曲名失念)/ジュリアフィッシャー」
4)96/24「ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番」
5)96/24「ベートーヴェン:交響曲第7番/クーベリック・バイエルン放送交響楽団」より「第1楽章」
6)96/24「あなたへの子守唄/山口百恵」
7)96/24「COVER 70’s/柴田淳」より「10. スカイレストラン」
8)96/24「BIG BAND SCALE〜甦るビッグバンドサウンド〜/角田健一ビッグバンド」より「7. 危険な関係のブルース」
ザイロンスピーカーユニットが銀色なので一見モニターオーディオのスピーカーに見えてしまった。斬新な振動板素材を使っているのに箱型エンクロージャなので見た目でその製品特徴が掴めないのが残念だ。ユニット素材を統一して音速と音色を統一していると言いながらタイムアライメントを考慮しているデザインではないのもマイナス点だ。
試作機なので各ユニットの音の繋がりにぎこちなさがあるようだ。ベリリウムに匹敵する音速を持つザイロンを採用しているとのことでベリリウムの艶のある高音を期待していたら、別ものだった。30センチウーファーと知って聴いているからか中高音域に比べて低音がちょっと遅く重く感じられた。
2016年7月下旬発売まで音質を磨き上げるのだろうが、現状で税別150万円(ペア)の魅力があるかと言えば残念ながらそう思えなかった。この後B&W 803 D3を聴いてしまったから一層そう感じてしまった。(^_^;;
15回予定の「2015 Tokyo International Audio Show」詳細レポートの第2回目は「 15/09/27(日) 10:30〜11:20 G605 ヤマハミュージックジャパン自社講演」だ。記憶とメモを頼りに私が見聞きした内容を書き起こしているので間違いがあったらその時は勘弁して頂きたい。(敬称略)
ヤマハから久々のハイエンドスピーカーが発売されると言うことで注目を集め26日(土)は満員で入れなかったので今日は早めに入室した。システム構成はスピーカーNS-5000、プリメインアンプA-S3000、SACDプレーヤーCD-S3000となっている。
主な試聴曲は以下の通り。
1)「(楽曲名失念)/ダイアナ・クラール」
2)「ウィルトンズ・ムード WILTON'S MOOD/山本玲子テンパス・フュジット」より「3. ウィルトンズ・ムード」
3)96/24「(楽曲名失念)/ジュリアフィッシャー」
4)96/24「ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番」
5)96/24「ベートーヴェン:交響曲第7番/クーベリック・バイエルン放送交響楽団」より「第1楽章」
6)96/24「あなたへの子守唄/山口百恵」
7)96/24「COVER 70’s/柴田淳」より「10. スカイレストラン」
8)96/24「BIG BAND SCALE〜甦るビッグバンドサウンド〜/角田健一ビッグバンド」より「7. 危険な関係のブルース」
ザイロンスピーカーユニットが銀色なので一見モニターオーディオのスピーカーに見えてしまった。斬新な振動板素材を使っているのに箱型エンクロージャなので見た目でその製品特徴が掴めないのが残念だ。ユニット素材を統一して音速と音色を統一していると言いながらタイムアライメントを考慮しているデザインではないのもマイナス点だ。
試作機なので各ユニットの音の繋がりにぎこちなさがあるようだ。ベリリウムに匹敵する音速を持つザイロンを採用しているとのことでベリリウムの艶のある高音を期待していたら、別ものだった。30センチウーファーと知って聴いているからか中高音域に比べて低音がちょっと遅く重く感じられた。
2016年7月下旬発売まで音質を磨き上げるのだろうが、現状で税別150万円(ペア)の魅力があるかと言えば残念ながらそう思えなかった。この後B&W 803 D3を聴いてしまったから一層そう感じてしまった。(^_^;;
2015年10月07日
【特別版】TIAS2015:パーツ写真で見るB&W 800 D3シリーズの高音質の秘密!?
去る2015/09/25(金)〜09/27(日)の3日間「2015東京インターナショナルオーディオショウ」が有楽町の東京国際フォーラムで開催された。土日と2日間参加して15イベントを試聴することが出来た。
今回視聴したイベントの中で一番印象深かったのはやはりB&W 800 D3シリーズだ。マランツ自社講演ではひとつひとつパーツを掲げ第三世代800シリーズの改善点を説明してくれた。今回は特別にパーツ写真を掲載したいと思う。
1) ミッドレンジのタービンヘッド部分は素材の固有周波数のみ制振する処理を行ったことでノイズフロアが下がった言う。前モデルでは響きを押えると全周波数に影響が出ていたとのこと。この固有振動を解析するソフトは日本の耐震設計建設用のものを流用したとの話だ。
2) フロアスタンドはキャスターでスピーカーの設置場所を決めたら、そのままスパイクをねじ出せる仕組みにした。前モデルでは位置決めした後スピーカーを横倒しにしてキャスターをスパイクに交換しないといけなかったそうだ。
3) 前モデルのツイータのフロントグリルは取り外して聴くことを前提にしていた。押すと簡単に凹む茶こしみたいな作りだった。
4) 新モデルのツィータのフロントグリルは開口率を50%以上の丈夫な物にしたことで取り外せない作りにした。多分前モデルでは幼い子供にダイヤモンドツイータを壊されたユーザーが少なからずいたのだろうと想像出来る仕様変更だ。
5) 前モデルではスタンド部分に内蔵されていたネットワーク回路を厚いアルミ板に固定することでユニットからの振動の影響を押えると同時にキャビネットの強度にも活かしている。
こうして理論的な説明を受けて音を聴くと実際にそう聴こえてくるから不思議だ。各パーツ共にかなり重い様で説明員の他にパーツを持つ担当の人もいてかなりの力を入れて掲げていた。
それにしても800シリーズ6機種を一気にモデルチェンジするとはB&Wのブランド力と開発力を見せつけられ、凄いメーカーだと感心するばかりだ。
今回視聴したイベントの中で一番印象深かったのはやはりB&W 800 D3シリーズだ。マランツ自社講演ではひとつひとつパーツを掲げ第三世代800シリーズの改善点を説明してくれた。今回は特別にパーツ写真を掲載したいと思う。
1) ミッドレンジのタービンヘッド部分は素材の固有周波数のみ制振する処理を行ったことでノイズフロアが下がった言う。前モデルでは響きを押えると全周波数に影響が出ていたとのこと。この固有振動を解析するソフトは日本の耐震設計建設用のものを流用したとの話だ。
2) フロアスタンドはキャスターでスピーカーの設置場所を決めたら、そのままスパイクをねじ出せる仕組みにした。前モデルでは位置決めした後スピーカーを横倒しにしてキャスターをスパイクに交換しないといけなかったそうだ。
3) 前モデルのツイータのフロントグリルは取り外して聴くことを前提にしていた。押すと簡単に凹む茶こしみたいな作りだった。
4) 新モデルのツィータのフロントグリルは開口率を50%以上の丈夫な物にしたことで取り外せない作りにした。多分前モデルでは幼い子供にダイヤモンドツイータを壊されたユーザーが少なからずいたのだろうと想像出来る仕様変更だ。
5) 前モデルではスタンド部分に内蔵されていたネットワーク回路を厚いアルミ板に固定することでユニットからの振動の影響を押えると同時にキャビネットの強度にも活かしている。
こうして理論的な説明を受けて音を聴くと実際にそう聴こえてくるから不思議だ。各パーツ共にかなり重い様で説明員の他にパーツを持つ担当の人もいてかなりの力を入れて掲げていた。
それにしても800シリーズ6機種を一気にモデルチェンジするとはB&Wのブランド力と開発力を見せつけられ、凄いメーカーだと感心するばかりだ。
2015年10月05日
【詳細版】TIAS2015:マランツのフラグシップで聴くB&W 803 D3に第3世代800シリーズの凄さの片鱗を聴いた
去る2015/09/25(金)〜09/27(日)の3日間「2015東京インターナショナルオーディオショウ」が有楽町の東京国際フォーラムで開催された。土日と2日間参加して15イベントを試聴することが出来た。
15回予定の「2015 Tokyo International Audio Show」詳細レポートの第1回目は「 15/09/27(日) 11:25〜12:00 G510 マランツ自社講演」だ。記憶とメモを頼りに私が見聞きした内容を書き起こしているので間違いがあったらその時は勘弁して頂きたい。(敬称略)
マランツは毎回人気があり2日目に続き3日目も整理券を手に入れられなかったのでオーディオ評論家先生のイベントは諦めてメーカー講演を聞くことにした。
説明員から「今回視聴して頂くB&W 800 D3シリーズはまだプレスにも発表しておらず皆様にいち早く聴いて頂くことになります。ショウ終了後に記者発表を行います。」との説明があった。
システム構成はスピーカーB&W 803 D3、モノーラルパワーアンプ クラッセCA-M600×2台、プリアンプSC-7S1、SACDプレーヤーSA-7S1だ。
800 D3シリーズの特徴として以下の説明があった。
1) ツィータのノーチラスチューブはアルミから削り出して製造することで鳴きが無くなった。
2) ミッドレンジのタービンヘッド部分は素材の固有周波数のみダンプする処理を行いノイズフロアが下がった。
3) ネットワーク回路を厚いアルミ板に固定することでユニットからの振動の影響を押えキャビネットの強度を上げた。
4) フロアスタンドはスピーカーの設置場所を決めたら、そのままスパイクを出せる仕組みにした。
5) ツィータのフロントグリルは開口率を50%以上の丈夫な物にしたことで取り外せない作りにした。
6) ツィータのマグネットはネオジウムN35からN52へと強力な物に変更した。
7) ミッドレンジの振動板をケプラーからコンティニュアムに変更して理想的な形状で作れるようになった。
試聴曲等は以下の通り。
1)「アリア/バッハ」より
2)「Thunder/S.M.V.」より「7. Milano」
3)「バイオリン協奏曲/モーツァルト」より
4)「心震える時/長谷川きよし」より「1. 心震える時」
5)シャンソン(楽曲名失念)
こだわり抜いたパーツの数々を見せてもらいながら説明を聞いていたが、完成度の高い現行の800 D2シリーズをここまで改良出来るのかと感心ほど音質向上への執念が凄まじい。まるでコストを度外視しているように見えるので価格は現行シリーズの価格帯が1つずつスライドするのではないか。
例えば803 D3が現行の802 D2(税別192万円)と近い値付けがされても驚かない。802同等の解像度と定位に加えノイズフロアが下がっておりモニター的な音質は私好みだ。コンパクトな802といったデザインになり日本家屋にも導入し易いだろう。
製造は小型の805から始まっており12月には803と802をお届け出来るだろうと話していた。800 D3の発売は製造ラインに余裕が出来る2016年4月予定との話があった。
なおダイヤモンドツイータの振動板を壊すと修理代は10万円以上との話だ。
立ち見の試聴で環境的には良くなかったが803 D3の音の凄さを感じることは出来た。是非じっくり試聴したいし802 D2との比較も気になるところだ。
15回予定の「2015 Tokyo International Audio Show」詳細レポートの第1回目は「 15/09/27(日) 11:25〜12:00 G510 マランツ自社講演」だ。記憶とメモを頼りに私が見聞きした内容を書き起こしているので間違いがあったらその時は勘弁して頂きたい。(敬称略)
マランツは毎回人気があり2日目に続き3日目も整理券を手に入れられなかったのでオーディオ評論家先生のイベントは諦めてメーカー講演を聞くことにした。
説明員から「今回視聴して頂くB&W 800 D3シリーズはまだプレスにも発表しておらず皆様にいち早く聴いて頂くことになります。ショウ終了後に記者発表を行います。」との説明があった。
システム構成はスピーカーB&W 803 D3、モノーラルパワーアンプ クラッセCA-M600×2台、プリアンプSC-7S1、SACDプレーヤーSA-7S1だ。
800 D3シリーズの特徴として以下の説明があった。
1) ツィータのノーチラスチューブはアルミから削り出して製造することで鳴きが無くなった。
2) ミッドレンジのタービンヘッド部分は素材の固有周波数のみダンプする処理を行いノイズフロアが下がった。
3) ネットワーク回路を厚いアルミ板に固定することでユニットからの振動の影響を押えキャビネットの強度を上げた。
4) フロアスタンドはスピーカーの設置場所を決めたら、そのままスパイクを出せる仕組みにした。
5) ツィータのフロントグリルは開口率を50%以上の丈夫な物にしたことで取り外せない作りにした。
6) ツィータのマグネットはネオジウムN35からN52へと強力な物に変更した。
7) ミッドレンジの振動板をケプラーからコンティニュアムに変更して理想的な形状で作れるようになった。
試聴曲等は以下の通り。
1)「アリア/バッハ」より
2)「Thunder/S.M.V.」より「7. Milano」
3)「バイオリン協奏曲/モーツァルト」より
4)「心震える時/長谷川きよし」より「1. 心震える時」
5)シャンソン(楽曲名失念)
こだわり抜いたパーツの数々を見せてもらいながら説明を聞いていたが、完成度の高い現行の800 D2シリーズをここまで改良出来るのかと感心ほど音質向上への執念が凄まじい。まるでコストを度外視しているように見えるので価格は現行シリーズの価格帯が1つずつスライドするのではないか。
例えば803 D3が現行の802 D2(税別192万円)と近い値付けがされても驚かない。802同等の解像度と定位に加えノイズフロアが下がっておりモニター的な音質は私好みだ。コンパクトな802といったデザインになり日本家屋にも導入し易いだろう。
製造は小型の805から始まっており12月には803と802をお届け出来るだろうと話していた。800 D3の発売は製造ラインに余裕が出来る2016年4月予定との話があった。
なおダイヤモンドツイータの振動板を壊すと修理代は10万円以上との話だ。
立ち見の試聴で環境的には良くなかったが803 D3の音の凄さを感じることは出来た。是非じっくり試聴したいし802 D2との比較も気になるところだ。
2015年09月27日
【速報版】9/27(日)の「2015東京インターナショナルオーディオショウ」で7ルームを梯子してきた
9/25(金)から9/27(日)まで「2015東京インターナショナルオーディオショウ」が有楽町の東京国際フォーラムで開催されていた。最終日の9/27(日)に参加してきたので今夜は速報版としてレポートしようと思う。
15/09/27(日) 10:30〜11:20 G605 ヤマハミュージックジャパン
NS-5000を試聴した。ザイロンユニットの銀色を見るとモニターオーディオのスピーカーの様だ。30センチウーファーと聞いたからか中高音域に比べて低音がちょっと遅く重く感じられた。ユニットの斬新さを箱型エンクロージャが損なっているのは残念な点だ。
15/09/27(日) 11:25〜12:00 G510 マランツ
B&W 803 D3を試聴した。モニター的な音質は私好みだ。ノーチラスチューブがアルミ削り出しになったりネットワーク回路を固定するボードが厚いアルミ板になったりとこだわり抜いたパーツの数々を見ているとこれはかなり高価になりそうだ。800 D3の発売は2016年4月予定との話があった。
15/09/27(日) 12:00〜12:50 G408 ラックスマン 角田郁雄
MAGICO S3を試聴した。角田氏はラックスマンの回路の美しさをTreasure of Circuitと呼んで褒め称えていた。
15/09/27(日) 13:00〜13:55 G503 キソアコースティック 傅信幸
HB-X1を試聴した。相変わらずそのサイズから想像出来ないパワフルな音楽を聴かせてくれる。最後にHB-X1を5本使ったSACDマルチチャンネル再生が行われたが部屋が満員でその効果が得られなかった。
15/09/27(日) 14:00〜14:55 G507 トライオード 麻倉怜士
スペンドールSP100R2を試聴した。韓国カクテルオーディオのCocktail Audio X40は45万円という価格ながらDAC、CDリッピング、フォノ端子、ネットワークプレーヤー、インターネットラジオといった多機能モデルを使用しての試聴会だった。
15/09/27(日) 15:00〜15:55 G405 モニターオーディオ
GOLD 300とPlatinum PL300を試聴した。冒頭にモニターオーディオの本社社員による会社説明からスピーカー設計の解説があり、その時間の長さからそこそこの人数が出て行ってしまった。(^_^;;
15/09/27(日) 16:00〜17:00 G607 フューレンコーディネート 藤岡誠
ピエガMaster ONEを試聴した。最初にオペレーターがCDからPHONOへの端子切り替えを忘れていて違う曲が流れたり、アナログレコードの回転数を切り替えるのを忘れてテンポが1.35倍速い音楽を聴いたりと笑いの絶えない試聴会だった。(^_^)
立って試聴することがこんなに疲れるとは思わなかった2日間だった。
15/09/27(日) 10:30〜11:20 G605 ヤマハミュージックジャパン
NS-5000を試聴した。ザイロンユニットの銀色を見るとモニターオーディオのスピーカーの様だ。30センチウーファーと聞いたからか中高音域に比べて低音がちょっと遅く重く感じられた。ユニットの斬新さを箱型エンクロージャが損なっているのは残念な点だ。
15/09/27(日) 11:25〜12:00 G510 マランツ
B&W 803 D3を試聴した。モニター的な音質は私好みだ。ノーチラスチューブがアルミ削り出しになったりネットワーク回路を固定するボードが厚いアルミ板になったりとこだわり抜いたパーツの数々を見ているとこれはかなり高価になりそうだ。800 D3の発売は2016年4月予定との話があった。
15/09/27(日) 12:00〜12:50 G408 ラックスマン 角田郁雄
MAGICO S3を試聴した。角田氏はラックスマンの回路の美しさをTreasure of Circuitと呼んで褒め称えていた。
15/09/27(日) 13:00〜13:55 G503 キソアコースティック 傅信幸
HB-X1を試聴した。相変わらずそのサイズから想像出来ないパワフルな音楽を聴かせてくれる。最後にHB-X1を5本使ったSACDマルチチャンネル再生が行われたが部屋が満員でその効果が得られなかった。
15/09/27(日) 14:00〜14:55 G507 トライオード 麻倉怜士
スペンドールSP100R2を試聴した。韓国カクテルオーディオのCocktail Audio X40は45万円という価格ながらDAC、CDリッピング、フォノ端子、ネットワークプレーヤー、インターネットラジオといった多機能モデルを使用しての試聴会だった。
15/09/27(日) 15:00〜15:55 G405 モニターオーディオ
GOLD 300とPlatinum PL300を試聴した。冒頭にモニターオーディオの本社社員による会社説明からスピーカー設計の解説があり、その時間の長さからそこそこの人数が出て行ってしまった。(^_^;;
15/09/27(日) 16:00〜17:00 G607 フューレンコーディネート 藤岡誠
ピエガMaster ONEを試聴した。最初にオペレーターがCDからPHONOへの端子切り替えを忘れていて違う曲が流れたり、アナログレコードの回転数を切り替えるのを忘れてテンポが1.35倍速い音楽を聴いたりと笑いの絶えない試聴会だった。(^_^)
立って試聴することがこんなに疲れるとは思わなかった2日間だった。
2015年09月26日
【速報版】9/26(土)の「2015東京インターナショナルオーディオショウ」で8ルームを梯子してきた
9/25(金)から9/27(日)まで「2015東京インターナショナルオーディオショウ」が有楽町の東京国際フォーラムで開催されている。2日目の9/26(土)に参加してきたので今夜は速報版としてレポートしようと思う。
10時半に着いたら受付の待ち行列が出来ていたがすぐに「入場パスカード」に交換出来た。丁度その受付出口にステレオサウンド販売部があり松田聖子のSACDが展示されていたが現在在庫切れみたいな会話が漏れ聞こえたのですぐにエレベーターに向かった。まず5Fのマランツで整理券をもらおうとしたがテーブルの上にはきれいさっぱり何も無かった。
15/09/26(土) 11:00〜12:00 G502 エレクトリ 潮晴男
ATC SCM100sl/IIIを試聴した。潮氏はハイレゾ音源に関して「ちゃんとしたDACを使わないとCD以下の情けない音になる」とアナログ並みの手間を掛けるよう語っていた。
15/09/26(土) 12:00〜13:00 G602 エソテリック 傅信幸
タンノイKingdom Royal Carbon Blackとアバンギャルドtrio Ω G2 classicoを試聴した。trio + 6 basshornのユーザーが日本に10名ほどいるそうだ。
15/09/26(土) 13:00〜14:00 G701 デノン 藤岡誠
EPICON 6を試聴した。藤岡氏は「DENON MC型カートリッジ DL-103とDL-103Rのどちらを選ぶべきかよく尋ねられるが、私は103Rを薦めている」と話していた。
15/09/26(土) 14:00〜15:00 G604 リンジャパン 山之内正
KLIMAX EXAKTシステムを試聴した。ルームオプティマイゼーションにより部屋の癖が乗っていない非常にクリアな音を聴かせてくれて、その効果を実感した。
15/09/26(土) 15:00〜16:00 G607 フューレンコーディネート 潮晴男
ピエガClassic 80.2とMaster ONEを試聴した。潮氏は「ハイレゾはスピーカーを使って体全体で聴くのが一番」と語っていた。
15/09/26(土) 16:00〜17:00 G610 太陽インターナショナル 傅信幸
Rockport TechnologiesのAvior(アヴィオール)を試聴した。傅氏はJeff RowlandのアンプはNFB回路を使い歪を取ったクリアな音が特徴と評していた。
15/09/26(土) 17:00〜18:00 G401 TAD 三浦孝仁
TAD-D1000MK2、TAD-M2500MK2、TAD-CE1を試聴した。SACDプレーヤーを直接パワーアンプに繋ぎシンプルで高音質なシステムを提案していた。
15/09/26(土) 18:00〜19:00 G410 ロッキーインターナショナル 麻倉怜士
フォーカルSOPRA N2とGrande Utopia BLを試聴した。石川さゆり「ウイスキーが、お好きでしょ」マスターCD-Rを試聴したが、太陽誘電がCD-R販売を終了したのが懸念材料と麻倉氏は話していた。
11時から17時まで6時間ずーっと立っての試聴となった。イングレスで足腰を鍛えているが混雑している中動かずただ立っているのは非常に疲れる。(^_^;;
10時半に着いたら受付の待ち行列が出来ていたがすぐに「入場パスカード」に交換出来た。丁度その受付出口にステレオサウンド販売部があり松田聖子のSACDが展示されていたが現在在庫切れみたいな会話が漏れ聞こえたのですぐにエレベーターに向かった。まず5Fのマランツで整理券をもらおうとしたがテーブルの上にはきれいさっぱり何も無かった。
15/09/26(土) 11:00〜12:00 G502 エレクトリ 潮晴男
ATC SCM100sl/IIIを試聴した。潮氏はハイレゾ音源に関して「ちゃんとしたDACを使わないとCD以下の情けない音になる」とアナログ並みの手間を掛けるよう語っていた。
15/09/26(土) 12:00〜13:00 G602 エソテリック 傅信幸
タンノイKingdom Royal Carbon Blackとアバンギャルドtrio Ω G2 classicoを試聴した。trio + 6 basshornのユーザーが日本に10名ほどいるそうだ。
15/09/26(土) 13:00〜14:00 G701 デノン 藤岡誠
EPICON 6を試聴した。藤岡氏は「DENON MC型カートリッジ DL-103とDL-103Rのどちらを選ぶべきかよく尋ねられるが、私は103Rを薦めている」と話していた。
15/09/26(土) 14:00〜15:00 G604 リンジャパン 山之内正
KLIMAX EXAKTシステムを試聴した。ルームオプティマイゼーションにより部屋の癖が乗っていない非常にクリアな音を聴かせてくれて、その効果を実感した。
15/09/26(土) 15:00〜16:00 G607 フューレンコーディネート 潮晴男
ピエガClassic 80.2とMaster ONEを試聴した。潮氏は「ハイレゾはスピーカーを使って体全体で聴くのが一番」と語っていた。
15/09/26(土) 16:00〜17:00 G610 太陽インターナショナル 傅信幸
Rockport TechnologiesのAvior(アヴィオール)を試聴した。傅氏はJeff RowlandのアンプはNFB回路を使い歪を取ったクリアな音が特徴と評していた。
15/09/26(土) 17:00〜18:00 G401 TAD 三浦孝仁
TAD-D1000MK2、TAD-M2500MK2、TAD-CE1を試聴した。SACDプレーヤーを直接パワーアンプに繋ぎシンプルで高音質なシステムを提案していた。
15/09/26(土) 18:00〜19:00 G410 ロッキーインターナショナル 麻倉怜士
フォーカルSOPRA N2とGrande Utopia BLを試聴した。石川さゆり「ウイスキーが、お好きでしょ」マスターCD-Rを試聴したが、太陽誘電がCD-R販売を終了したのが懸念材料と麻倉氏は話していた。
11時から17時まで6時間ずーっと立っての試聴となった。イングレスで足腰を鍛えているが混雑している中動かずただ立っているのは非常に疲れる。(^_^;;
2015年09月25日
「2015東京インターナショナルオーディオショウ」の講演スケジュールをカレンダーに登録してみた
今日9/25(金)から3日間にわたり東京国際フォーラムで『2015東京インターナショナルオーディオショウ』が開催されている。IASJホームページから「公演スケジュール」をダウンロードして土日2日間で試聴して回るブランドを検討することにした。10時から19時までの9時間に出来るだけ講演を詰め込んでみよう。
計画は次の通り。
11:00〜12:00 G502 エレクトリ 潮晴男
12:00〜13:00 G401 エソテリック 傅信幸
13:00〜14:00 G510 マランツ 和田博巳
14:00〜15:00 G604 リンジャパン 山之内正
15:00〜16:00 G605 ヤマハミュージックジャパン
16:00〜17:00 G610 太陽インターナショナル 傅信幸
17:00〜18:00 G401 TAD 三浦孝仁
18:00〜19:00 G410 ロッキーインターナショナル 麻倉怜士
TADとマランツは整理券が無いと入れないのでまず入手出来ることが条件だし、エソテリックは満員で入れなかったこともあるので、これはあくまでも計画として挑戦してみるつもりだ。
入場者登録カードも印刷して記入しておき土曜1日を有効に使って行こうと思う。
【関連リンク】
『2015 Tokyo international Audio Show』
http://iasj.info/tokyo-international-audio-show/2015/#pdf-access
計画は次の通り。
11:00〜12:00 G502 エレクトリ 潮晴男
12:00〜13:00 G401 エソテリック 傅信幸
13:00〜14:00 G510 マランツ 和田博巳
14:00〜15:00 G604 リンジャパン 山之内正
15:00〜16:00 G605 ヤマハミュージックジャパン
16:00〜17:00 G610 太陽インターナショナル 傅信幸
17:00〜18:00 G401 TAD 三浦孝仁
18:00〜19:00 G410 ロッキーインターナショナル 麻倉怜士
TADとマランツは整理券が無いと入れないのでまず入手出来ることが条件だし、エソテリックは満員で入れなかったこともあるので、これはあくまでも計画として挑戦してみるつもりだ。
入場者登録カードも印刷して記入しておき土曜1日を有効に使って行こうと思う。
【関連リンク】
『2015 Tokyo international Audio Show』
http://iasj.info/tokyo-international-audio-show/2015/#pdf-access
2015年03月18日
【詳細版】TIAS2014:PASSのアンプで鳴らすマジコQ3は人気があり過ぎて試聴にならず!?
去る2014/09/23(火)〜09/25(木)の3日間「2014東京インターナショナルオーディオショウ」が有楽町の東京国際フォーラムで開催された。初日のみ祝日だったので参加出来た。
9回予定の「2014 Tokyo International Audio Show」詳細レポートの第6回目は「14/09/23(火) 15:00〜16:00 G502 エレクトリ 三浦孝仁氏」だ。記憶とメモを頼りに私が見聞きした内容を書き起こしているので間違いがあったらその時は勘弁して頂きたい。(敬称略)
システム構成はMETRONOME TECHNOLOGIE CD transports Calypso、D/A Convertisseurs Nausicaa、プリアンプPASS Xs Preamp、モノーラルパワーアンプPASS XA160.8×2台、スピーカーマジコQ3×2本だ。
自宅にマジコQ3を導入した三浦氏がマジコの音の魅力として「メダルボディ」による高い防振性、「密閉式」による低音の質の高さ、「ベリリウム」振動板による高域の伸びを説明した。また振動板は軽いものの硬くエンクロージャー内の音を外に逃がさないとのことだ。パスのアンプについては設計思想が好きで、その音は飲んで美味しいミネラルウォーターの様だと評した。
試聴曲は以下の通り。
1)「Hell Freezes Over/THE EAGLES」より「6. Hotel California」
2)「He Is Christmas/TAKE 6」より「10. O Come All Ye Faithful」
3)「リキッド・スピリット/グレゴリー・ポーター」より「3. ロンサム・ラヴァー」
4)(曲名不明)
5)「オール・オブ・ミー」
6)「パガニーニの主題による狂詩曲」
7)「ガラス越しに消えた夏/鈴木雅之」
マジコのスピーカーは以前マラソン試聴会で聴いてから気に入っているのだが高価で重く導入は難しい。そんな事情もあってかこの講演は大変な人気で前の人の間から漏れる音楽を聴くと言う条件の悪い試聴だった。遠くから撮影した写真を見ても前の人の頭の間からやっとスピーカーの一部が写っていると言う状態で2枚撮って諦めていた。(苦笑) 一度条件の良い環境でじっくり試聴してみたいものだ。
9回予定の「2014 Tokyo International Audio Show」詳細レポートの第6回目は「14/09/23(火) 15:00〜16:00 G502 エレクトリ 三浦孝仁氏」だ。記憶とメモを頼りに私が見聞きした内容を書き起こしているので間違いがあったらその時は勘弁して頂きたい。(敬称略)
システム構成はMETRONOME TECHNOLOGIE CD transports Calypso、D/A Convertisseurs Nausicaa、プリアンプPASS Xs Preamp、モノーラルパワーアンプPASS XA160.8×2台、スピーカーマジコQ3×2本だ。
自宅にマジコQ3を導入した三浦氏がマジコの音の魅力として「メダルボディ」による高い防振性、「密閉式」による低音の質の高さ、「ベリリウム」振動板による高域の伸びを説明した。また振動板は軽いものの硬くエンクロージャー内の音を外に逃がさないとのことだ。パスのアンプについては設計思想が好きで、その音は飲んで美味しいミネラルウォーターの様だと評した。
試聴曲は以下の通り。
1)「Hell Freezes Over/THE EAGLES」より「6. Hotel California」
2)「He Is Christmas/TAKE 6」より「10. O Come All Ye Faithful」
3)「リキッド・スピリット/グレゴリー・ポーター」より「3. ロンサム・ラヴァー」
4)(曲名不明)
5)「オール・オブ・ミー」
6)「パガニーニの主題による狂詩曲」
7)「ガラス越しに消えた夏/鈴木雅之」
マジコのスピーカーは以前マラソン試聴会で聴いてから気に入っているのだが高価で重く導入は難しい。そんな事情もあってかこの講演は大変な人気で前の人の間から漏れる音楽を聴くと言う条件の悪い試聴だった。遠くから撮影した写真を見ても前の人の頭の間からやっとスピーカーの一部が写っていると言う状態で2枚撮って諦めていた。(苦笑) 一度条件の良い環境でじっくり試聴してみたいものだ。
2015年03月14日
【詳細版】TIAS2014:エソテリックGrandiosoシリーズとavantgarde trio Ω G2で聴くクラシックの魅力!
去る2014/09/23(火)〜09/25(木)の3日間「2014東京インターナショナルオーディオショウ」が有楽町の東京国際フォーラムで開催された。初日のみ祝日だったので参加出来た。
9回予定の「2014 Tokyo International Audio Show」詳細レポートの第5回目は「14/09/23(火) 14:00〜15:00 G602 エソテリック 柳沢功力氏」だ。記憶とメモを頼りに私が見聞きした内容を書き起こしているので間違いがあったらその時は勘弁して頂きたい。(敬称略)
システム構成はグランディオーソシリーズのスーパーオーディオCDトランスポートGrandioso P1、モノブロックD/AコンバーターGrandioso D1×2、プリアンプGrandioso C1、モノーラルパワーアンプGrandioso M1×2台、スピーカーavantgarde trio Ω G2 classico×2本だ。
試聴曲は以下の通りクラシックのみだ。
1)「ヴェルディ:椿姫」より「序曲」
2)「バッハの音楽帖」よりカンタータ第140番「目覚めよ,とわれらに呼ばわる物見らの声」
3)「モーツァルト:(曲名不明)」
4)「ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲」より「第2楽章: Larghetto」
5)「ハイドン:弦楽四重奏曲 皇帝」より「第3楽章:Menuetto」
6)「(曲名不明ピアノ曲)」
7)「シューベルト:ピアノ五重奏曲 ます」
アヴァンギャルドのホーンスピーカーで聴くクラシックは音のエネルギーが感じられて予想以上に良かった。SACDトランスポートP1が微細な信号も失うことなく読み込み、パワーアンプ M1がしっかりとスピーカーをドライブしてくれるからだろう。
9回予定の「2014 Tokyo International Audio Show」詳細レポートの第5回目は「14/09/23(火) 14:00〜15:00 G602 エソテリック 柳沢功力氏」だ。記憶とメモを頼りに私が見聞きした内容を書き起こしているので間違いがあったらその時は勘弁して頂きたい。(敬称略)
システム構成はグランディオーソシリーズのスーパーオーディオCDトランスポートGrandioso P1、モノブロックD/AコンバーターGrandioso D1×2、プリアンプGrandioso C1、モノーラルパワーアンプGrandioso M1×2台、スピーカーavantgarde trio Ω G2 classico×2本だ。
試聴曲は以下の通りクラシックのみだ。
1)「ヴェルディ:椿姫」より「序曲」
2)「バッハの音楽帖」よりカンタータ第140番「目覚めよ,とわれらに呼ばわる物見らの声」
3)「モーツァルト:(曲名不明)」
4)「ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲」より「第2楽章: Larghetto」
5)「ハイドン:弦楽四重奏曲 皇帝」より「第3楽章:Menuetto」
6)「(曲名不明ピアノ曲)」
7)「シューベルト:ピアノ五重奏曲 ます」
アヴァンギャルドのホーンスピーカーで聴くクラシックは音のエネルギーが感じられて予想以上に良かった。SACDトランスポートP1が微細な信号も失うことなく読み込み、パワーアンプ M1がしっかりとスピーカーをドライブしてくれるからだろう。