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2019年11月30日

MQA-CD聴くなら「Meridian 218」と「カクテルオーディオX45」のどちらが良い?

19/11/23(土)の『2019東京インターナショナルオーディオショウ』13:00〜14:10 G410「ロッキーインターナショナル 麻倉怜士氏」の講演ではMQA-CDを試聴した。

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使用していたTADのSACDプレーヤーはMQA-CDに対応していないので本体の上にデコーダーらしい小さな機器が置かれていた。メーカーとモデル名を聞きそびれたので気になって調べてみた。

MQAと関係が深いメリディアン社の製品だろうと調べたところ、予想通り「Meridian 218」が該当機種だった。高価な製品が多いメリディアン社だから税別125,000円という価格が安く思えてしまう。(^_^)

参考:Meridian 218
 https://kirarafantasia.com/news/5990/ 


光デジタル端子またはデジタル同軸端子でCDプレーヤーと接続すればフルデコードされたMQA-CDを聴くことが出来る。私が愛用しているOPPO BDP-105DJPLのデジタル出力仕様は「同軸および光: 2ch/24bit/192kHzまでのPCM」となっているし”デジタル出力のアップサンプリング機能”を搭載していないので問題なく利用出来そうだ。

BDP-105DJPLユーザーとしてUDP-205がファームウェアアップデートでMQA再生に対応したことを羨ましく思っていたが、今回その内容を確認したら「USB DAC入力経由でのMQAデータのコアデコード再生機能追加」と知った。一応聴けるが本格的にMQA-CDを聴こうと思うと物足りない。(^_^;;

昨年はカクテルオーディオのマルチメディアプレーヤーX45の購入を検討していたが、その後どの様なファームウェアアップデートが行われたのだろか。サポートページで確認してみた。

参考:ダウンロードサポート
 http://triode.co.jp/brand/coctailaudio/index.html 


2019/03/20に公開された「X45_R1436 ファームウェアリリースノート」によると、
 1)MQA-CD完全サポート
 2)「DAB +」とFMラジオに予約録音機能追加
 3)インターネットストリーミングサービスに「High-Res Audio」と「Amazon Music」を追加
等の機能が強化されている。

FMアンテナを立てればデジタル留守録出来るようになりFMエアチェック録音機として使えるのは魅力的だ。あとはradikoにも対応してくれれば”即買い”なのだが何か技術的な問題があるのだろうか。

TIASへ行ったことで久々にオーディオ熱が高まってきたようでMQA-CD再生環境を揃えたくなってきた。

2019年11月24日

【速報版】19/11/24(日)の『2019東京インターナショナルオーディオショウ』で4ルームを梯子してきた

19/11/24(日)も家を出る時は雨だったので『2019東京インターナショナルオーディオショウ』へ行き、予定通り先生方の講演を中心に梯子した。

 19/11/24(日)11:00〜12:00 G607 フューレンコーディネート 山之内正
 オクターブのモノラルパワーアンプのJubilee 300Bを聴いた。300B3本のトリプルアンプでトランスも3台積んでいて重量は70キロ近いとの話だった。

 19/11/24(日)12:00〜12:50 G405 ナスペック(Monitor Audio) 小原由男
 Gold300-5Gスピーカーを試聴した。PRIMAREのアンプを使用していたが、輸入オーディオ機器なのに50万円以下というプライマーの価格が印象に残った。

 19/11/24(日)13:00〜14:40 G409 ステラ/ゼファン 西川英章
 TechDASのAirForce Zeroを聴いた。西川氏の技術説明の後に「ダイレクトカッティング at キング関口台スタジオ 井筒香奈江」のプロモーションに井筒香さんとキングの3名の紹介と試聴が加わり予定を40分も超過した。そのしわ寄せが反対側で自社講演を行うメーカーが被ったのは可哀想だった。

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「14:00〜14:50 G701 デノン 三浦孝仁」へ行く予定だったが、残り20分もなかったので休憩を取り早めにG507へ向かった。

 19/11/24(日)15:00〜16:30 G507 トライオード 麻倉怜士
 4部構成のMQA三昧の講演だった。第1部はMQA-CDの発売タイトルが300を超えヤマハ、デノン、マランツ、アキュフェーズの4社以外のハードメーカーが対応機種を発売していると説明があった。第2部はファイル音源によるFLACとMQAの比較試聴、第3部はWOWOW制作のMQA+デジタルバイノーラル音声の音楽番組紹介、第4部はCD、MQA-CD,MQAガラスCDの比較試聴が行われた。

こちらも30分超過したので「16:00〜17:00 G610 太陽インターナショナル 傅信幸」へ行くのは諦め「G701 デノン」「G607 ヤマハ」「G508 フォステクス」「G510 マランツ」「G407 アキュフェーズ」「G408 ラックスマン」を一通り覗いできた。

日本メーカーも100万円に近いモデルを中心に発表しており、オーディオは高価な趣味になったとしみじみ思う。50万円以下のモデルが安く思えてくる感覚は一般人とはかなりずれている。(^_^;;

傅先生情報によると2020年のTIASも11月開催で、今回は参加していないハーマン/JBLは戻って来るとの話だった。『ホームシアター大商談会2020 WINTER』と被らないことを願う。

2019年11月23日

【速報版】19/11/23(土)の『2019東京インターナショナルオーディオショウ』で7ルームを梯子してきた

19/11/23(土)は天気予報通り雨だったので『2019東京インターナショナルオーディオショウ』へ行き、予定通り先生方の講演を中心に梯子した。

 19/11/23(土)11:00〜12:00 G504 アッカ 傅信幸
 YGアコースティックのスピーカーを試聴した。ツィーター周囲に設けられたウェーブガイドはミッドレンジとの音の繋がりを良くするために設けられているとの説明があった。

 19/11/23(土)12:00〜13:00 G602 エソテリック 傅信幸
 傅先生は今まで試聴音楽リストを配布していたが昨年から止めたとのこと。楽曲使用料を日本音楽著作権協会(JASRAC)へ支払うことになったが、リストには使用予定のCDまで掲載されており費用が高額になるからだとの説明があった。

 19/11/23(土)13:00〜14:10 G410 ロッキーインターナショナル 麻倉怜士
 通常CD、MQA CD、ガラスCDとの比較試聴が行われた。試作したMQAガラスCDも再生し、要望が多ければ販売を検討すると言っていたが、通常CDプレス費用が最安値30円に対しガラスCDは4万円掛かるので価格は20万円位になるとの説明があった。

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麻倉先生お約束の10分延長があったので、終了後この機会に休憩を取り、その後「14:00〜15:00 D401 エイ・アンド・エム 三浦孝仁」を覗いたら満員だったのでD棟の各部屋を覗き20分前にHall D1へ向かった。

 19/11/23(土)15:00〜16:00 Hall D1 テクニクス 井筒香奈江/高田英男
 「ダイレクトカッティング at キング関口台スタジオ 井筒香奈江」の制作裏話と予備用テイク3ラッカー盤の試聴が行われた。ダイレクトカッティングは40年ぶり、カッティングマシンの再稼働は29年ぶりとの説明があった。

 19/11/23(土)16:00〜17:00 G502 エレクトリ 三浦孝仁
 マジコM2を試聴した。マジコは密閉式スピーカーの新境地を開いたメーカーで、理想の音を実現する為ベリリウムツィーターにダイヤモンドをコーティングしていると説明があった。

 19/11/23(土)17:00〜18:00 G604 リンジャパン 山之内正
 山之内先生はAmazon Music HDは想像より楽曲数、音質、使い勝手が良くLINN DSシリーズが来年春までに対応する予定なのが楽しみだと話していた。

 19/11/23(土)18:00〜18:50 Hall D5 アクシス ボブ・マコンネル
 Ayreのリファレンス・プリアンプKX-R Twentyとリファレンス・パワーアンプMX-R Twentyを試聴した。マーキュリー社製のEIトランスを使い続けているのはスペックでは測れない音質の良さを認めているからとの説明があった。

一日中雨だったがガラス棟とAからD棟の中庭に植えてある木々の紅葉が綺麗で印象に残った。

2019年11月21日

19/11/22(金)から東京国際フォーラムにて『2019東京インターナショナルオーディオショウ』開催!!

今週末19/11/23(土)24(日)は『ホームシアター大商談会2019 WINTER』と『2019東京インターナショナルオーディオショウ』が開催される。続いてTIASのイベント内容を確認しておこう。先生方の講演を中心に選択してみた。

【11/23(土)10:00〜19:00】
 19/11/23(土)11:00〜12:00 G504 アッカ 傅信幸
 19/11/23(土)12:00〜13:00 G602 エソテリック 傅信幸
 19/11/23(土)13:00〜14:00 G410 ロッキーインターナショナル 麻倉怜士
 19/11/23(土)14:00〜15:00 D401 エイ・アンド・エム 三浦孝仁
 19/11/23(土)15:00〜16:00 Hall D1 テクニクス 井筒香奈江/高田英男
 19/11/23(土)16:00〜17:00 G502 エレクトリ 三浦孝仁
 19/11/23(土)17:00〜18:00 G604 リンジャパン 山之内正
 19/11/23(土)18:00〜18:50 Hall D5 アクシス ボブ・マコンネル

【11/24(日)10:00〜17:00】
 19/11/24(日)11:00〜12:00 G607 フューレンコーディネート 山之内正
 19/11/24(日)12:00〜12:50 G405 ナスペック(Monitor Audio) 小原由男
 19/11/24(日)13:00〜14:00 G409 ステラ/ゼファン 西川英章
 19/11/24(日)14:00〜14:50 G701 デノン 三浦孝仁
 19/11/24(日)15:00〜16:00 G507 トライオード 麻倉怜士
 19/11/24(日)16:00〜17:00 G610 太陽インターナショナル 傅信幸

天気予報によると今週末の天気は悪いらしい。こうなると会場の広いTIASの方が見学し易い。行先は雲行き次第になりそうだ。(^_^;;

2019年11月13日

19/11/23(土)24(日)は新宿に行くか、浜松町へ行くか、それが問題だ!?

私が練馬へ行くか渋谷へ行くか考えていた11/11(月)「アバックインフォメーション 2019.11 VOL190」が届いた。そう言えば「大商談会 2019 WINTER」の日程を確認していなかった。同封のチラシによると例年通り勤労感謝の日を含む週末開催となっている。

『avAcホームシアター大商談会 2019 WINTER』
 19/11/23(土)24(日)11:20〜17:20 アバック新宿本店 入場無料
 https://www.avac.co.jp/contents/topics/.2019_daishodankaihtml

確かこの週末はTIASも開催される。

『2019東京インターナショナルオーディオショウ』
 19/11/22(金)〜24(日)10:00〜19:00, 10:00〜17:00
 東京国際フォーラム 一般/入場無料
 http://iasj.info/tokyo-international-audio-show/2019/

夏は6/29(土)30(日)と『OTOTEN〜AUDIO・VISUAL FESTIVAL 2019〜』とバッティングし、冬は「TIAS、お前もか!」という私にとっては二重衝突の大災難だ!?

またどちらへ行くか検討する必要がある。TIASは11/23(土)は19時まで開催されるので24(日)より2時間長く楽しめる。

一方大商談会は11/23(土)は11:20〜16:50までJVCプロジェクターの4イベントが開催され、11/24(日)は3社のイベントのみ2セットと、こちらも行くなら土曜の方が見ごたえがある。

新宿を17時半過ぎに出発すれば18時過ぎには浜松町に着くので1時間弱は見学出来るかもしれない。翌日見学する際の下見として有益に時間を使えそうだ。

11/22(金)に有給休暇取得と言う奥の手を使わない限り11/23(土)は新宿、11/24(日)は浜松町というのが最適解と思われる。夏は6/29(土)『OTOTEN 2019』、6/30(日)『大商談会2019 SUMMER』へ行ったが、結局どちらも時間不足の物足りなさを感じて不満が残ったことを思い出した。何故今年のTIASはこの週開催になったのだろうか?

2018年11月19日

【速報版】18/11/18(日)の「2018東京インターナショナルオーディオショウ」で6ルームを梯子してきた

11/16(金)から11/18(日)まで「2018東京インターナショナルオーディオショウ」が有楽町の東京国際フォーラムで開催された。3日目11/18(日)に参加してきたので今夜は速報版としてレポートしようと思う。少々のんびり出発して会場に着いたのは10:30だった。

18/11/18(日)11:10〜11:50 G602 エソテリック
 TONE Audio誌の評論家Jeff Dorgay氏の講演予定だったが米カリフォルニア州山火事の影響で来日が中止となり急遽自社開発陣の講演となった。クラスAプリメインアンプF-03A(税抜98万円)でUNO XD FINO EDITION(税抜260万円/ペア)を試聴した。Active Subwoofer Systemスピーカーだが低音の量感は物足りなく感じた。

18/11/18 (日)12:00〜13:00 G502 エレクトリ 三浦孝仁
 三浦氏も自宅で使用しているMAGICO M3(税抜1048万円)を試聴した。楽しみにしていたMAGICO A3(税抜130万円/ペア)はこの回とは別に15:45から10分程聴くことが出来た。A3もマジコらしい高解像度でワイドレンジな音を聴かせてくれた。
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18/11/18 (日)13:00〜13:55 G507 トライオード 麻倉怜士、ボブ・スチュアート
 Cocktail Audioネットワーク対応オーディオプレーヤーX45ProによるMQA-CDの比較試聴を行った。製品版の352.8kHzマスタとは別に途中まで制作していた176.4kHzマスタの比較と言うレアな音源を聴くことが出来た。確かに352.8kHzの方がより音の密度が高まった様に聴こえた。

18/11/18 (日)14:00〜14:50 G701 デノン 山本浩司
 AVアンプによるAuro-3Dの試聴が行われていた。

18/11/18 (日)15:00〜15:45 G408 ラックスマン クエンティン・モリエ
 FOCAL社Maestro Utopia Evoを試聴した。高解像度、ワイドレンジ、切れの良い低音と楽しく音楽を聴かせてくれる優れたスピーカーでラックスマンのアンプとの相性も良さそうだ。

18/11/18 (日)16:00〜17:05 G601 太陽インターナショナル 傅信幸
 傅氏は各国のオーディオメーカーの取材訪問の思い出話を交えながらdCSとナグラの試聴を行った。DACチップの発売メーカーは3社ほどしか残っておらず、そのチップの音がオーディオ機器の音作りに与える影響は2〜4割を占めるという話を聞かせてくれた。

やはり1日では回り切れず物足りなさが残ったTIAS2018だった。来年は19/11/22(金)〜11/24(日)の期間に開催されるとのことなので曜日の並びが良く土日2日間を行くことが出来そうだ。

2018年11月17日

2018東京インターナショナルオーディオショウの講演スケジュールをチェックしてみた

18/11/16(金)『2018東京インターナショナルオーディオショウ』が開幕した。11/18(日)しか行けないので先に講演スケジュールをダウンロードして試聴予定を立てることにした。

18/11/18(日)11:00〜12:00 G401 TAD
 目的:TAD-E1TXの試聴

18/11/18 (日)12:00〜13:00 G502 エレクトリ 三浦孝仁
 目的:MAGICO A3の試聴

18/11/18 (日)13:00〜14:00 G507 トライオード 麻倉怜士
 目的:Cocktail Audioネットワーク対応オーディオプレーヤーX50Proの試聴

18/11/18 (日)14:00〜14:50 G701 デノン 山本浩司
 目的:MODEL Xの試聴

18/11/18 (日)15:00〜16:00 G408 ラックスマン クエンティン・モリエ
 目的:FOCAL社のスピーカー試聴

18/11/18 (日)16:00〜17:50 G601 太陽インターナショナル 傅信幸
 目的:dCSやAvalon Acousticsの試聴

さてこの予定通り整理券を入手して入室できるか、それが問題だ。

2017年10月01日

【速報版】17/10/01(日)の「2017東京インターナショナルオーディオショウ」で6ルームを梯子してきた

9/29(金)から10/01(日)まで「2017東京インターナショナルオーディオショウ」が有楽町の東京国際フォーラムで開催されていた。3日目10/01(日)に参加してきたので今夜は速報版としてレポートしようと思う。

昨夜を反省し少し早く寝て早起きしたので会場に着いたのは10:10だった。

17/10/01(日)11:00〜12:00 G408 ラックスマン クエンティ・モリエ(FOCAL社)
 FOCAL社の技術者自らフランス語で技術的なポイントを紹介しつつ音楽を聴くという講演だった。途中社内を案内するビデオが流れたが従業員200人規模の会社と言いつつ工場はかなり大きく思えた。ラックスマンが扱うことになりかなり注目を集めていた。

17/10/01(日)12:00〜13:00 G409 ステラ/ゼファン 西川英章
 MARTENのCOLTRANE3で『テレサ・テン《ベスト3》』ラッカー盤を聴くことが出来た。

17/10/01(日)13:00〜14:00 G508 フォステクスカンパニー 生形三郎
 スピーカーユニットFE208-Solを完全受注生産品BK208-Solバックロードホーン型スピーカーボックスに収めてホーンスーパーツィーターT90A-Superを乗せて鳴らしていた。最新の繊細な高解像度スピーカーとは異なる力強い大らかな鳴りっぷりに加え、カーペンターズやバイク音、花火の生録音源を再生するものだからすっかり70年代オーディオにタイムスリップしたような気分を味わった。

興味深いスピーカーだがセットで税別23.5万×2本という価格を考えると一般市販スピーカーだと何が買えるのか考えてしまう、かなり趣味性が高いモデルだ。なお今回使用した4尺玉花火の生録音源はe-onkyo musicで「究極の風物音シリーズ 花火 Vol.1」で発売されているとの告知があった。

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17/10/01(日)14:00〜15:00 G410 ロッキーインターナショナル 麻倉怜士
 去年まではこの部屋でフォーカルのスピーカーを試聴したものだ。今年はQUAD ESL2912の1本押しとなっていた。

17/10/01(日)15:00〜16:00 G502 エレクトリ 角田郁雄
 マジコS1 Mk2を試聴した。マジコもツィーター素材にベリリウムを使っているが、その表面にダイヤモンドコートを施すようになったとのこと。とにかく海外のスピーカーメーカーは新素材開発に力を入れる技術志向の会社が多いのに音楽性豊かなスピーカーを作れるのだから凄いと感心する。

17/10/01(日)16:00〜17:50 G404 タイムロード 和田博巳
 CDトランスポート「Blu MkII」とDAコンバーター「DAVE」の組み合わせをB&W 803D3で試聴した。「Blu MkII」は世界中で売れていて今購入予約を入れても入荷するのは来年春になるとのことだ。

このブログを書きながらe-onkyo musicをチェックしていたら『メイドインアビス』のOSTがハイレゾで配信されている。うーん欲しいが我が家のネット環境でダウンロードしたら何時間掛かるのやら…。(^_^;;

2017年09月30日

【速報版】17/09/30(土)の「2017東京インターナショナルオーディオショウ」で5ルームを梯子してきた

9/29(金)から10/01(日)まで「2017東京インターナショナルオーディオショウ」が有楽町の東京国際フォーラムで開催されている。2日目9/30(土)に参加してきたので今夜は速報版としてレポートしようと思う。

昨夜はイングレスで走り回って帰宅したのは23時半、それからブログを書いていたら『メイドインアビス』の最終回放送が始まってしまいすっかりキーボードを叩く手が止まり寝たのは3時過ぎだった。結果寝坊して会場に着いたのは12時前だった。(^_^;;

17/09/30(土)12:00〜13:00 G608 今井商事 麻倉怜士
 前半15分は麻倉先生がノートパソコンを持ってパワーポイントでMQAについて説明し、その後はPCMハイレゾとMQAの同じ音源を聴き比べた。MQAの方が低音のにじみが少なく音場が豊かで好ましい。ただしカルメン序曲ではMQAは少しテンポが緩やかに感じられPCMの方が勢いはあり楽曲に合っている様に聴こえたのが興味深い。

17/09/30(土)14:00〜14:50 G701 デノン 山本浩司
 13:50過ぎに入室したら既に公演が始まっていた。AVR-X6300Hを使用したオーラ3Dのデモを視聴した。音楽だけでなく映像も付いていたのでまるでホームシアター展みたいだ。オーラ3Dは特に教会音楽との親和性が高そうだ。

「ニューイヤーコンサート」のBDは記載がないが2014年盤からオーラ3Dで収録されていることが判明したとの話があった。2017年を視聴したが、観客の拍手といった会場の雰囲気を良く伝えてくれて楽しい演奏会となっていた。

17/09/30(土)15:30〜16:30 G604 リンジャパン 山本浩司
 2016年9月発売のKlimax EXAKT DSMがHDMI2.0ボードを搭載しスペース・オプティマイゼーションが8chまで対応したので4.0chサラウンドで音楽ソフトやBDを楽しもうという講演だった。

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17/09/30(土)17:00〜18:00 G607 フューレンコーディネート 山本浩司
 ピエガCOAX 711 スピーカーをOCTAVE Jubilee Mono SEとHP700で鳴らして試聴した。山本氏は自宅でもオクターブの真空管アンプを使っているが、選択理由は低音の豊かさと声の艶やかさが気に入ったとのことだ。またメーカーの設計思想通り真空管の寿命以外で故障したことが無いと語っていた。

17/09/30(土)18:00〜18:50 G602 エソテリック 傅信幸
 TRIO CLASSICO XDとBASSHORN XDをオールエソテリックで試聴した。傅先生は最近のオーディオ価格に聞き慣れてしまうと数百万が安く思えてしまう程、金銭感覚がおかしくなると語っていた。

講演会を押えて行ったら山本先生を追いかける1日となった。なお来年は11/16(金)から3日間の開催だという。2013年と同じ月に戻すのは何が理由なのだろう?

2016年10月02日

【速報版】16/10/02(日)の「2016東京インターナショナルオーディオショウ」で7ルームを梯子してきた

9/30(金)から10/02(日)まで「2016東京インターナショナルオーディオショウ」が有楽町の東京国際フォーラムで開催されていた。3日目10/02(日)も参加してきたので今夜は速報版としてレポートしようと思う。

一本電車に乗り遅れ会場に着いたのは丁度10時だった。エレベーター前には列が出来ており3基目に乗り5Fのマランツで整理券をもらおうとしたがつい先ほど配布が終わりテーブルの上にはきれいさっぱり何も無かった。10:05のことだ…。(T_T)

16/10/02(日)10:00〜10:50 G510 D&M マランツ 自社講演
 マランツSACDプレーヤーSA-10、プリアンプSC-7S2、CLASSEモノラルパワーアンプCA-M600の組み合わせでB&W D3を鳴らしていた。まず803 D3を試聴し、次に802 D3に交換した。803 D3だけを聴いていれば不満のないレベルだが802 D3に交換すると低音が一層沈みスケール感が出てくる。物理的なサイズの違いが想像以上に大きい。800 D3が聴けなかったのが残念だ。

16/10/02(日)11:00〜11:50 G409 ステラ ゼファン 山本浩司
 トリノフオーディオALTITUDE32を使い6.0ch Auro-3Dの試聴を行った。途中音場の違いをはっきりと分かる様に2chステレオと切り替えていた。TIASでマルチチャンネルのデモは珍しく大いに楽しめた。

16/10/02(日)12:00〜12:50 G505 オルトフォンジャパン 小原由夫
 小原氏が70年から80年代に愛聴していたアナログレコードをソースにカートリッジ丸針SPU#1Sと楕円針SPU#1EをAccuphase M-6200とTAD-CR1の組み合わせで比較試聴を行った。TAD-CR1のパフォーマンスの良さについつい聴き惚れてしまう内容だった。

16/10/02(日)13:00〜13:50 G607 フューレンコーディネート 麻倉怜士
 オクターブThe Jubilee MonoパワーアンプでPIEGA Master Line Source 2を鳴らしていた。同軸リボンシステムのラインソースドライバーによる音場の広さが魅力的だ。

それにしてもBRODMANN(ブロッドマン)Joseph Brodmann Signature 205と言いJoseph Brodmann Signature 175と言い地震の怖さを知らない大陸のオーディオメーカーのスピーカーは背が高くなり過ぎだ。多くのユニットを取り付けつつバッフル面の影響を少なくする為と分かるがちょっと大きな地震が来たら倒れてしまいそうで見ていて怖い。(^_^;;

16/10/02(日)14:00〜14:50 G405 ナスペック 三浦孝仁
 PLATINUM SERIES II PL500IIを試聴した。ハイルドライバーMPDとミッドドライバーRDT IIの音の繋がりの良さを感じさせるデモだった。

16/10/02(日)15:00〜15:50 G410 ロッキーインターナショナル 麻倉怜士
 フルTADシステムでフォーカルSOPRA No.3を試聴した。カラーにオレンジやレッドとお洒落な色があり驚いたが音質は確かなフォーカルサウンドだった。

16/10/02(日)16:00〜17:00 G610 太陽インターナショナル 傅信幸
 Avalon Acoustics のスピーカーEidolon Diamondを試聴した。2001年9月登場時から15年間モデルチェンジされていない完成度の高いスピーカーと紹介された。確かに各社の最新スピーカーに負けていない音質だ。2005年11月発売のパイオニアS-1EXも後継機が出ていない。これはパイオニアの開発費とTADのCSTドライバー供給の問題が絡んでいると想像しているが、これからは完成度が高いからと前向きに考えることにしよう。(^_^)

TIAS来場者は3日間でのべ1万人を超え、ハイエンドモデルのラインアップは世界一と言う。個性的なスピーカーの新製品が多く楽しい2日間だった。

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