15回予定の「2015 Tokyo International Audio Show」詳細レポートの第2回目は「 15/09/27(日) 10:30〜11:20 G605 ヤマハミュージックジャパン自社講演」だ。記憶とメモを頼りに私が見聞きした内容を書き起こしているので間違いがあったらその時は勘弁して頂きたい。(敬称略)
ヤマハから久々のハイエンドスピーカーが発売されると言うことで注目を集め26日(土)は満員で入れなかったので今日は早めに入室した。システム構成はスピーカーNS-5000、プリメインアンプA-S3000、SACDプレーヤーCD-S3000となっている。
主な試聴曲は以下の通り。
1)「(楽曲名失念)/ダイアナ・クラール」
2)「ウィルトンズ・ムード WILTON'S MOOD/山本玲子テンパス・フュジット」より「3. ウィルトンズ・ムード」
3)96/24「(楽曲名失念)/ジュリアフィッシャー」
4)96/24「ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番」
5)96/24「ベートーヴェン:交響曲第7番/クーベリック・バイエルン放送交響楽団」より「第1楽章」
6)96/24「あなたへの子守唄/山口百恵」
7)96/24「COVER 70’s/柴田淳」より「10. スカイレストラン」
8)96/24「BIG BAND SCALE〜甦るビッグバンドサウンド〜/角田健一ビッグバンド」より「7. 危険な関係のブルース」
ザイロンスピーカーユニットが銀色なので一見モニターオーディオのスピーカーに見えてしまった。斬新な振動板素材を使っているのに箱型エンクロージャなので見た目でその製品特徴が掴めないのが残念だ。ユニット素材を統一して音速と音色を統一していると言いながらタイムアライメントを考慮しているデザインではないのもマイナス点だ。
試作機なので各ユニットの音の繋がりにぎこちなさがあるようだ。ベリリウムに匹敵する音速を持つザイロンを採用しているとのことでベリリウムの艶のある高音を期待していたら、別ものだった。30センチウーファーと知って聴いているからか中高音域に比べて低音がちょっと遅く重く感じられた。
2016年7月下旬発売まで音質を磨き上げるのだろうが、現状で税別150万円(ペア)の魅力があるかと言えば残念ながらそう思えなかった。この後B&W 803 D3を聴いてしまったから一層そう感じてしまった。(^_^;;
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image