音楽と映像の日々

9/2(金)の記事で3Dコンデジについて調べ終わったので今回はミラーレス一眼カメラの3D撮影について調べてみた。

現在3D撮影が可能なミラーレス一眼カメラは次の3社が発売している。
　1)ソニー　αNEX-7、NEX-5N、NEX-C3
　2)パナソニック　LUMIX　DMC-G3、DMC-GF3
　3)オリンパス　PEN　E-P3、E-PL3、E-PM1
この中から私が検討中の3機種をレビューしたい。

1)ソニー　NEX-5N　3Dスライドパノラマモード搭載
　プラス点：APS-Cサイズのイメージセンサー搭載、高感度撮影時の低ノイズ、タッチパネルオペレーション採用。
　マイナス点：3D静止画撮影モードがない。手ブレ補正機能は交換レンズ側対応となる。フラッシュが外付（同梱）。センサーが大きい分レンズが大きく重くなる。

オートフォーカス速度が従来機のNEX-5の約2倍に向上とあるが、それでもパナの方が速いと言う報告もあり自分で確認したいポイントだ。
　http://www.sony.jp/ichigan/products/NEX-5ND/spec.html

2) パナソニック　DMC-G3　3D交換レンズLUMIX G 12.5mm/F12 H-FT012あり（オプション）
　プラス点：フラッシュ内蔵、約0.18秒のAF速度、フルエリアタッチフォーカシング可能、携帯性に優れたLUMIX G Xレンズの発売が予定されている。
　マイナス点：3Dレンズは別売りで装着時の制限が多い。光学式手ブレ補正は交換レンズ側対応となる。

3Dレンズの制限は4つもある。1)記録画素数は最大でも1824×1368まで、2)縦位置での撮影には対応していない、3)カメラの水平に気を使わないといけない、4)絞り固定パンフォーカスになる。ここまで面倒だと3D撮影に失敗しそうだ。
http://panasonic.jp/dc/g3/index.html
http://panasonic.jp/dc/lens/lumix_g_12_5.html

3)オリンパス　E-P3　3Dフォトスライド撮影機能搭載
　プラス点：手ぶれ補正内蔵（撮像センサーシフト式）、フラッシュ内蔵、タッチシャッター機能
　マイナス点：ハイスピードイメージャAFの精度、3Dレンズ未対応。

AFの速度と精度がパナより劣るとの声があり気になる点だ。
http://olympus-imaging.jp/product/dslr/ep3/spec/index.html

比較すると3社3様個性があり2D撮影に関しては購入機種に迷ってしまうところだ。
だが3D撮影に関してはどの機種も私の要件を満たしていない。3Dレンズと3Dフォトスライド撮影機能搭載、もしくは3Dスライドパノラマと3D静止画撮影搭載されている機種が欲しい。2通りの方式に対応していればテストして気に入った機能を使えば良いのだが、1通りしか対応していないのでは駄目だった時の失望感が大き過ぎる。
「早く買って楽しんだ者勝ち！」とも言えるがFinePix REAL 3D W3の後継機種とLUMIX二眼式3Dコンデジの詳細情報を待ちたい気持ちだ。