2024年09月29日
制度を憎んで、人を憎まず
警備に限った事ではありませんが、
こいつ、使えねぇという人、いますよね。
この給料ドロボーが。
気持ちは分かります。
今回は、そんな人たちを憎むのではなく
制度が悪いことに留意し、自分の人生を
より良くしよう、という話しです。
とはいえ、職場にそんな人がいれば
ストレスが溜まるもの。
仕事ができない人の分もカバー
しなくてはいけない。うんざりする
ことも少なくないでしょう。
しかし、怒りの矛先を目の前にいる
上司や同僚、クライアントに怒りを
向けるべきではありません。
あなたがこいつ本当に給料泥棒だなと
思える人がいるとしましょう。
その人は、自分の給料を自分で決めて
いるのでしょうか。
業界の相場や社内規則、官公庁なら
その自治体の決めた俸給表などで
決められています。
だからといって、納得のいかない
不合理な制度が横わたっていたら
どうするか。
制度を変えていく取り組みをする
しかありません。
労働組合を使って改善に取り組むとか、
世論形成に関与するとかがあります。
そんなことに時間と労力を使って
いられないと言うならば、より良い
待遇設計の職場に転職しかありません。
理不尽な現実に対して文句ばかり
吹聴して、ダラダラと職場に
居続けてしまう人も少なくない。
どうしても愚痴を言いたくなる事も
あるでしょう。そんな時は、仕事と
関係のない、人間関係で行いましょう。
というのは、職場でそれをやると
誰が聞いているかわからない。
もしかしたら、同じ批判をしていた
同僚が「〇〇さんこんな事を言って
いましたよ」と上司に告げ口するかも。
非正規など、弱い立場の労働者は
上記のように「仲間を売る」行為が
生き残るために行われるかもしれない。
それでなくても、生産性のない批判は
長期的に自らの仕事運を下げるものです。
自らそんな環境を引き寄せてしまう。
そんな事をしている暇があったら、
自分の人生をより良くすることに
注力した方が、いいに決まってます。