2024年09月16日
採用は最大の危機管理
今回は、末端で働く我々とは立場が違う
人の話なので、直接は関わりませんが
但し、現場に変な人を採用する傾向が
ある組織は避けましょう、という話です。
加えて、変な人を採用しない組織は
最大の危機管理意識があるということ。
どんな組織でも優秀な人材が欲しい。
ただ、分相応をわきまえろと言いたい。
最低賃金で人を使っているのに、
高望みするのは、経営陣のエゴ。
自分たちは一流という思い込みか。
エゴと言いましたが、採用しては
いけない人の特徴は
「他責の人」「エゴが強い人」です。
10人中1人でも混じれば組織は
変わってしまう。
悲しいかな警備業界では、上記の
特徴を持った人が、幅を利かす傾向に
あります。
警備からの転職では、まずそういう
人が、幅を利かす組織ではないこと。
これを目指しましょう。
モチベーションを上げようとするよりも
下がる要因を排除した方がいいと
言われたりするのと同じです。
アクセルと同時にブレーキを踏んでいる
愚行は避けるべき。
多くの人が退職して行く理由は
人間関係であって
属する組織に先はない、と悟った
からなのです。
故に、変な人を入れる人事をやって
しまうと
優秀とまではいえなくても、
組織を円滑に回す役割の人から
去って行く事になっていまう。
ここまで書いてきて言えるのは
変な人を採用しないよう、細心の注意を
払う組織がベター。
そこにアクセスするには、まず自分が
他責でエゴが強い人間でないこと。
類は友を呼ぶ、とはよく言ったもの。
これを読んでいる人は当てはまらないと
思いますが
自分の言い分を認めろ、だけど責任は
取りたくない。そんな主張をする人、
いませんか。
職場に長くいて、知識や経験が増えて
くれば、業務には詳しくなる。
まるで自分が職場の主よろしく、
上司を使っている。末端の分際で。
これが非正規雇用の立場だったり
したら、使う側はどう考えるか。
「雇用が長いと良くない」
雇用形態に限らず立場の弱い身分で
仕事をする上では、留意しなければ
ならない問題です。
かつては僕も、市役所警備員時代に
会社の労務管理について、批判した
ことがありました。
それも、クライアント側である
市役所職員に対して。
そんな労務管理を承認しているのは
クライアント側だろう、と言わん
ばかり。
今思えば、不遜な態度極まりなかった
でしょう。お前の分際で言えた事か。
ちょっと仕事ができて、活躍すると
天狗になってしまう。僕の悪い所
だったのですが
その後、徹底的に理不尽な仕打ちを
受ける事で、天狗の鼻を折られる事に。
そうやって、警備業界からの脱出が
できる自分になっていったのです。
話は脱線しましたが、変な人を採用する
組織は、やっぱり上が変。
それを見抜くにはどうすればいいか。
末端を見るしかない。
以前僕は転職時、応募書類を郵送では
なく、直接持参するようにしていると
言いました。
それは次に勤める可能性のある
組織のファーストコンタクトで、
見極めを行うため。
ここが警備で培った観察眼の見せ
どころです。少しでも違和感が
あれば見逃さない。
「ん?」と思えるような光景を見た
場合は要注意。
たまたまかもしれませんが、その
たまたまに居合わせる自分の縁が
どうなのか。
転職もそうですが、縁が一番大事。
縁がなければ、どんなに努力しても
効果は得られない。
要するに、最初にコンタクトした
組織といい縁があるかどうか。
これを見極める。
資格を取るなど、自らの市場価値を
高める努力も悪くありませんが
高望みしなければ、縁のある職場に
アクセスする努力をする方が、
コスパ・タイパ的にはいいのでは。
転職というけれど、よりよい自分に
合った、居場所を見つける。
今いる環境は、過去の自分が蒔いた
種なのです。
それから変わろうと志した時、
転職活動が始まるのです。
より良い縁を求めて。
空いた時間に少しでも稼ぎたい方には【プチジョブ】