2024年09月13日
悲壮感が漂っていないか
今回は、人生の転機(ここでは転職)に
際して、これがあるとうまくいかない。
それではどうしたらいいか、を語ります。
結論は、タイトルにあるように
悲壮感が漂っている。
頑張っている貴方から、悲壮感が
漂っていたら赤信号。
エネルギーは、未来から入ってくると
言う説があります。
悲壮感が漂うのは、悪い未来にアクセス
しているから。方向性からして良くない
ですよね。
僕の経験で言うならば
カテゴリ「施設警備3〜ブラック企業編」
で、ブラックB社を辞めたがっていた時。
隊長のパワハラとブラック部下の板挟みで
辞める事ばかり考えていしました。
そんな時、C社の求人が。渡りに船と
ばかりに応募。
面接では、某公共施設の警備に就く話が
出て、してやったり。B社を蹴っ飛ばす
形で辞めました。
ところが入社直前、話が変わり
某商業施設の駐車場警備に。
求人票に書いてあった交通費も出ず
社会保険に入っている隊員もいない。
話が違うぞ。
これらは、面接時に確認できたこと
だったのです。
結局C社も、B社に負けず劣らずの
ブラック企業で、僕は3か月余りで
退職しました。
この失敗の原因は何だったか。
辞めることが、ゴールになって
しまっていたこともそうですが
転職活動そのものが、悲壮感漂う
ものだったのです。
当時の自分は、悲壮感漂う顔をして
いたに違いありません。そんな状態で
転職しても、上手くいくわけがない。
僕が幸運だったのは、C社を退職後
すぐ切り替えて職業訓練を目指した事。
カテゴリ「暗中模索編」ですね。
そこでリセットよろしく捲土重来を
期した僕は、警備業界からの脱出を
試みます。
すぐには上手く行きませんでしたが、
紆余曲折を経て、目的は達成されました。
当時は自分を客観視できる余裕がなく、
相談する相手もいませんでした。
もし、自分の事を客観視できる他人が
いれば、助言を仰ぐのが良いです。
そんな人もいなかったらどうすれば
いいのでしょうか。
以前に紹介しましたが、セルフチェックの
方法があるのです。
写真(履歴書用が良い)を撮り、状態が
良かった時の自分と見比べてみる。
スピード写真でもいいですが、プロに
撮ってもらうのがベスト。
表情に注目して、文字通り悲壮感が
漂っていないかチェック。今の自分の
状態を点検する。
僕はC社に入る前と、辞めた後に写真を
撮りましたが、半年も経たないのに
明らかに表情が違う。
C社に入る前は、追い詰められたような
顔をしていましたが、辞めた後は重圧から
解放されたような表情でした。
悲壮感が漂ったまま、転職をするのは
いささか無謀です。以前の環境の延長に
なる可能性大です。
そこで「リセット」が大事になってくる。
職業訓練はリセットに最適です。
一旦労働から離れ、学生時代の生活
サイクルに戻ります。半年間のコースが
お勧めです。
というのは、リセットの効果が半年は
ないと、薄いから。人生の流れを変える
にも、それくらいは必要です。
リセットと言いましたが、実情は
リハビリと言った方が適切かも
しれません。
僕はB社・C社でボロボロになり
辞める事でリセットを計った。
ただそれだけでは、捲土重来を期した
リスタートには足りない。
そこで、職業訓練といったリハビリが
必要でした。社会復帰に向けて。
それも、警備業界からの脱出といった
業界外転職を志していたのです。準備が
要らない訳がない。
チャンスというものは、受け入れる自分が
整っているからこそ、回ってくるもの。
活かせなければ意味がありません。
職業訓練の途中で、僕はある気づきを
得ました。
当初目指していた設備管理の仕事は、
警備と同じくビルメンテナンス業界
ではないか。
それに気づいた僕は、ビルメンテナンス
業界からの脱出に目標修正。これも
リハビリ効果でありました。
それだけダメージが深かったのでしょう。
リセットのみならず、リハビリも必要
だった。
悲壮感からはリセット&リハビリで回復
することができます。
職業訓練を戦略的に利用することで、
より効果を上げることも可能なのです。
ConoHa WING