僕が警備員を辞めた理由

僕は何であんなことをしてしまったんだ。
と後悔する事は誰しもあると思います。



今回は、過去の自分の選択の誤りを
責める事のデメリットと、それを前向き
に変換する方法について語ります。



かくいう僕も、とんでもない判断ミスを
したことがあるのです。



カテゴリ「施設警備３〜ブラック企業編」
でＢ社を退職してＣ社に転職した事。
両社とも、ブラック企業だったのです。



Ｂ社では、隊長のパワハラに耐えかねて
組織を蹴っ飛ばす形で退職。



藁をもすがる想いで転職したＣ社も、
負けず劣らずブラック。三か月余りで
緊急脱出よろしく退職。



このブラック→ブラックの失態の原因は
何だったのでしょうか？



ストレスでまともな判断力を喪失して
いた。当時の僕に、冷静な判断をしろと
いうのは無理な話です。



Ｂ社を逃げるように退職したら、Ｃ社から
も、逃げる羽目になった。大失態です。
逃げ込んだC社も、B社時代の延長に。



当時はやむを得なかったんだ、と回想
します。まず誤った選択をした自分を
責めないことです。



では、そんな失態でも前向きに変換する
にはどうしたらいいのでしょうか。



よりよい人生にするという決意です。
逃げてもいい。一旦撤退しても
捲土重来を期せばいい。



僕は次カテゴリ「暗中模索編」で
職業訓練を志します。



一敗地に塗れても、よりよい人生に
しようという志まで、萎えていなかった。



転職に失敗して、意気消沈してしまった
人に、職業訓練はお勧めです。



忙しすぎた日常をリセットし、学生時代
の生活サイクルに戻ります。



労働からも一旦離れることにより、
内面的にもリセットを計る事が可能。



その後僕は職業訓練を終え、就活中に
ハローワーク職員からあるアドバイス
を得たのです。



履歴書からC社の就離職については、
書かなくていい、というもの。



C社を辞めた後の、職業訓練については
履歴書に書いていましたが、C社に勤めた
三か月余りは、むしろ蛇足という判断か。



自分の職歴から、C社を抹消せよと
言われたようで、少し溜飲が下がった
想いでした。



これも一敗地に塗れ、人生を変えようと
職業訓練を志したからなのか。過去の
失敗をリカバーした気分になりました。



逃げてしまった自分を責めていると、
自分は何をやってもダメだと無力感を
感じるようになってしまいます。



ストレスで正常な判断ができなくなれば
誰でも上手く行きません。逃げるのが
精一杯でしょう。



僕は職業訓練で捲土重来を期しましたが
何が失地回復にとって一番大きかったか。



それは、資格を取得したこと。
ちなみに、今の仕事では当時取得した
資格は直接役に立っていません。



電気科だったので、二種電気工事士の
資格はもちろん、乙四危険物取扱者や
二級ボイラー技士の資格をゲット。



この中で、何か一つ取るだけでも
その後の人生を変えるきっかけには
なります。



一番取りやすいのは乙四危険物取扱者。
職業訓練校では放課後の補講も行って
いました。



過去記事「危険物取扱者資格取得のすすめ」
も参考までに。



面白い事に、施設警備２級検定と
乙四危険物取扱者資格を
組み合わせるとどうなるか。



地元求人にありましたが、油槽所の当直
業務や、セルフスタンドの夜間監視員の
就業に有利になるでしょう。



資格は、組み合わせも考えて取るのが
戦略的です。難易度の低い資格でも、
組み合わせで役に立つケースもあり。



よりよい人生にしようと志した時、
手っ取り早く手ごたえがあるのが
資格取得。



それも職業訓練校という、勉強に専念
できる環境ならベストです。



人生を変えたい、より良くしたいと
言うと、気合を入れてやらなければ
ならないように思えますが



ＲＰＧ的に言えば、今の自分にない
装備を追加しようくらいの感覚なの
です。



人生の流れが変わってくれば、過去の
伏線回収も行われます。あの時の体験
はこの布石だったんだ、と。



逃げは負けではない。捲土重来を期す
志があれば、人生において別の世界線が
展開します。

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