事なかれ主義・・・社会人として逆模範
のような響きがありますが、身を守るため
には時として有効、という話です。
それでは、どんなケースで有効なので
しょうか。
結論を言えば「上司が責任を取らない場合」
上司とは、トップを含めてという意味です。
こんな組織ではいかに成果を上げるかよりも
いかに糾弾されないかが重要になります。
成果を出しても、搾取されるだけ。責任感と
積極性が仇になってしまう。
事なかれ主義は、組織人として最低限の義務
を果たしながら、搾取には応じないといった
サバイバル術でもあるのです。
こんな組織では、絶対に責任者を引き受けて
はいけません。どんなに小さなリーダーでも。
責任を持つことそのものが、リスクになって
しまう。
社会人として模範足りえない上司ならば、
こちらも期待通りの働きをすることは
ないじゃないか。
そこでパワハラをかましてくるなら、
しっかり記録を取っておきましょう。
いかに社会人として痛いかという証拠を。
そんな上司の下で、責任感?積極性?馬鹿
言ってんじゃないよ。
警備なら、平隊員を貫くのがいいでしょう。
下手に前に出ると潰されます。
こんな組織は、上司でさえアンコントラブルな
事が多く、部下を楯にするもの。
潰れるべきは、業務に対し忠実に仕える
部下でなく変な上司。
昭和の時代は、厳しくてもいざというときに
部下を庇う上司といった信頼関係がありました。
年功賃金・終身雇用が担保となっていた
のでしょう。
令和の時代は、上司から見た部下が
変わらなくても部下から見た上司は変わって
しまった。もちろんすべてではありませんが。
キャリアを積むなら、信頼できる上司の下で。
そうでないなら、身を守るのが優先になるのも
無理はありません。
特に警備は信頼できる上司と巡り合うのは
かなり難しい。
ただそうなっても、食いつなぐだけの仕事と
割り切って働き、新天地を捜すのも悪く
ありません。
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