元で物議を醸したものです。
早速以下、紹介します。
「業者は警備員を買ってる。だから業者は
お客様。だからって警備員に偉そうにして
いい訳ではないからな!(後略)」
これに対してのレス。
「警備員は業者からしたら簿記上規制資材の
一部でしかないですね。
人間扱いしなくて良いって感じになるのは
呼ばれる理由が人としてじゃなく物として
だから(後略)」
ふむ、モノだからいくらでも取り換えがきく。
上記の言い分を僕なりに解釈しました。
過去の記事「使い捨てのライター」も回想
されます。
これは警備員に限った話ではなく、立場の
弱い労働者の扱いみたいなものなのか。
僕の知人の非正規地方公務員である女性は、
かつて正規職員から「物品さん」と
呼ばれていたそうです。
これは、非正規職員の給料は人件費ではなく
物品費から出されていたことに由来します。
話は脱線しましたが、モノならば取り換えが
効く、というクライアント側の考えに一石を
投じたエピソードを聞きました。
ある公共施設警備での話です。福祉関係の
施設なので、発した言葉が波紋を広げたり
します。
警備員の発した一言が、保護者にカチンと
来たのかトラブルになりました。
デリケートな事を扱う施設ならではです。
クライアント側は、その警備員の交代を
要請しました。
それに対し、警備会社の幹部は以下のように
言ったそうです。
今回は要請の通り警備員を交代させるけれど、
今後はトラブルが拡大しないように、職員側
でもフォローして欲しい。
警備員も生活がかかっている。こんな調子で
交代させられては、誰もする人がいなくなる。
これが委託業者ではなく、非正規であっても
直雇用の職員であれば、即座に交代といった
ことはまずないでしょう。
ましてや取り返しのつかないトラブルに
なった訳ではないのです。即座に交代と
いうのは、外注(委託)先はモノなのか。
モノだからどうなってもいい。委託業者の
自己責任。こう考えるクライアント側に
僕も苦しんだことがあります。
実際クライアント側がトラブルに
巻き込まれ、被害を受ける状況にも
ならない限り、この考えは変わりません。
結論として、クライアント側次第です。
警備を含む委託業者を、人間として扱う
意識の高い職場で従事する。
クライアント側の意識が高ければ、問題が
起きた時のフォローのみならず、委託業者の
変な人事に対して、クレームをつける事も。
人間扱いされるには、どの現場(施設)に
配属されるか、運の要素も多分にあります。
僕個人としては、モノとして扱われること
を受け入れられない警備員が、警備業界を
脱出して別の仕事に就くのが、最強の反撃。
お前は警備員しかできないから、この
程度の扱いなんだ、という警備会社や
クライアント側の思惑をぶっちぎっていく。
但し、人間扱いしてくれる警備会社や
クライアント側とは、大事に付き合った
方がいいです。優良資産です。
僕が警備員を辞めた原動力の一つに、人間
扱いしろ、といった心の叫びもありました。
人間扱いされない悔しさをバネに、自己責任
ですが、新天地を目指すのも悪くありません。
【ファンケル】通販限定!4週間分でお試し1,000円!
↑click please
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image