の一つのようです。
一芸を極めてこそ一人前、結果を出す為には
苦労しなければならない、といった修養精神。
これが一概に悪いとは言いませんが、
ブラック企業はこの修養精神を悪用して
いると言えそうです。
そこで今回は、中途半端という概念も悪く
ない、といった話をします。
カテゴリ「施設警備2〜市役所迷走編」の
A社「施設警備3〜ブラック企業編」のB社
では、それぞれ副隊長、班長職でした。
役職を得ているのだから、職務を全うしなけ
ればならない、という変な責任感が僕には
ありました。
特に市役所警備では、最初から従事した
T副隊長が潰され去った後、自分がほぼ
初期メンバーで残った最後の一人。
Y課長の私利私欲に塗れた労務管理に、
キレたこともありましたが、入札に負け
撤退するまで従事しました。
ところが市役所撤退後、Y課長の権限で僕は
干されます。受け皿がなかったのです。
無理な応援も受け入れて従事したのに、
自分の気に入った部下から美味しい施設
を割り当てていった結果です。
これなら、途中で投げ出して辞めても
良かったかなぁ、と回想します。
市役所警備が入札で負けることは、ほぼ
予測できていました。その後のことまで
読んでいなかったのが敗因です。
Y課長が敗戦処理に失敗し、あぶれる隊員
が出る。例え副隊長として最後まで職務を
全うしても。
今の頑張りの延長に何があるのか、これで
明るい見通しが無ければ、途中で投げ出し
撤退するのもいいことだ。
中途半端と批判されるなら、今の奮闘の
延長上に何があるのか?と問いただして
みることです。
職務全うしても、干されるのなら途中放棄
した方がましだ。
ちなみにY課長は、敗戦処理に失敗した後
A社の子会社に移り、消息不明に。
上記の経験があったからこそ、次のB社では
ブラック化をきっかけに班長職を投げ出し、
2年で辞めました。
僕は責任者という立場を、全うしなければ
ならないといった責任感を搾取されていた
のです。
くだらない職場なら、自分を守るために
途中で投げ出すのもいいことだ。但し次の
職場は見つけておいた方がよさそうです。
但し、職業訓練に行く事を前提に辞めるなら
戦略的に動く事をお勧めします。
退職前にハローワークに行き、失業給付資格
や、行きたい訓練・その受験日などを調べる。
例えば第二種電気工事士資格を目指すなら、
電気科に4月入所が一番恵まれています。
これを知り逆算して退職日を決める。
ここまですればもはや中途半端とは言えません。
戦略的撤退です。
まとめると、職務を全うしようといった
責任感を搾取する、そんなブラック職場
もある。
くだらない職場なら、職務を全うせず
途中で投げ出すのも悪くない。ブラック
企業は、日本人の修養精神を悪用している。
中途半端もいいことだ。ポイントは今の
頑張りの延長上に何があるのか、です。
但し、次を見据えて投げ出すのは戦略的
撤退。
職業訓練に行き、この資格を手に入れたい
など、目標がはっきりしているなら、
逆算して退職日を決めることもできる。
自分を守るために、途中で投げ出すのも
悪くありませんが、戦略的撤退ができれば
これに越したことはありませんね。
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