警備業務のツボについて書いていきます。
彼は、準大手警備会社に勤めた事もあり、
1号(施設)業務指導教育責任者に資格
も持っています。
たった一つの事を徹底して行動する事で、
評価を上げる方法です。
これは施設警備で該当しますが、警備
以外に受付業務でも使えるはず。出入
管理業務でのポイント。
出入管理業務では、顔写真付きの身分
証明証を確認するのが一般的です。
運転免許証に始まり、パスポートまで
さまざまですが、その時相手の顔を
見て照合を行う事。
上記が徹底できている警備員は少ない、
とベテラン警備員さんは嘆いていました。
逆に言えば、これを徹底すれば評価が
上がっていくというツボなのです。
警備、特に施設警備ではある程度慣れ
てくれば、自分が仕事をやり易いように
捻じ曲げてくる人がいます。
これを同僚レベルで指摘すると、怒り出し
浅ましい姿をさらす隊員がいます。その
程度のレベルなのです。
隊長がしっかりしていれば、これはこう
あるべきだと指導が入るのですが、そうで
ない現場も残念ですがあります。
施設警備であろうと、やるべきことを着実
にこなす隊員、警備仕様書やマニュアルを
遵守して業務遂行する隊員が評価される。
上記を無視し、要領だけでこなそうなんて
邪道もいいところです。将来痛い目に
逢うに決まっています。
出入管理で相手の顔を見て確認するのは、
ベテラン警備員さんが、税関警備時代、
職員さんから要請されていた事です。
公共施設警備は、何もない時は暇な事が
多く、手持ち無沙汰になることも。
だからと言って、ここ一番でミスをすれば
警備会社の信用は地に堕ちます。これは
苦情電話対応も同じです。
常に警戒の姿勢を忘れない、このスタンス
が安心して仕事を任せられる、いわゆる
委託する価値があります。
施設警備は出入管理において、外部者
と最初に接触する訳ですから、施設の
顔たる誇りを持って欲しい。
もちろん施設の職員とは、立場も待遇も
違うので、警備員としての誇りを持てば
十分です。
施設警備は、占有者(クライアント)側
から、施設管理権の一部を委譲されて
行う事を理解して欲しい。
これを理解しない越権行為は、評価を
爆下げします。特に公共施設ではそう
です。
そうならないように、警備仕様書で業務
範囲を定め、責任者が指導を行うべき
なのです。
何をやるべきで、何をやるべきでないのか?
これを、理解しているかが評価の分かれ道。
警備に就く際には、信頼できるベテランに
教えを乞うのが伸びる近道です。
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