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2020年02月15日

オーバー・フェンス

本カテゴリも今日で一段落します。ここで
唐突ですが紹介したい映画があります、それは
「オーバー・フェンス」(2016年)です。



職業訓練を軸に人間模様が描かれています。
バツイチ中年男が、故郷に戻り職業訓練を
受けながら社会復帰を目指す・・・



主人公はオダギリジョーさんで、ヒロイン
のホステス役には蒼井優さんが起用されて
います。



ストーリーは淡々と進み、若い人にはいま
ひとつ刺さらない作品かもしれません。



しかしタイトルである、オーバー・フェンス
は、挫折して一旦地に堕ちた人間が目指す、
越えるべき壁なのでしょう。



職業訓練校は学校なので、課外活動のような
ものもあります。実際僕が通っていた時も
若い人たちが同志で、サッカーやモンスター
ハンターなどのゲームに興じていました。



作中では、科目別対抗のソフトボール大会が
開催されます。そこで主人公が見たフェンス
の向こうは・・・



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主人公も、職業訓練に通いながら人生を
変えようとしていたのかもしれません。
厳しい現実に押しつぶされそうになりながら。



映画のレビューで普通に生きていくのは難しい、
といったものがありました。普通とは何か。
就職して家庭を持ち勤め上げる。



この普通を維持する難易度が跳ね上がったのが
平成後期くらいからでした。



職業訓練に行く人の多くは、挫折して再起を
目指す敗者復活戦のような感じです。若い人は
ともかく前向きなモチベーションは難しい。



僕が考える職業訓練の在り方は、忙しすぎた
日常を一旦リセットし、次の人生の戦いに
備える「溜め」を取り戻す。



気力・体力の回復が目的でもいいのです。特に
心はガラスのように、一旦割れると貼り合わ
せても元通りになるのは難しい。



以前紹介した、職業訓練校を中途退所して
しまった元同僚は、訓練を続ける気力も
なかったのかも知れません。



僕が言いたいのは、壊れる前に逃げて欲しい。
職業訓練校が駆け込み寺といっては失礼ですが
緊急避難所としての意義もあるはず。



逃げるのは、日本では批判されます。恥の文化が
根底にあるからです。生きるために恥を捨てるのも
悪くない、逃げるは恥だが役に立つ。



職業訓練という再起を目指す場にアプローチ
するのも「溜め」が要ります。そういった
最小限の溜めすら奪う職場は、もはや社会の
コミュニティではありません。



職業訓練という人生リセットの機会を得て、
各々のオーバー・フェンスを目指して欲しい。



今後本カテゴリは、不定期にUPとなります。
警備員を離れる、そんな役立つ情報が入り次第
紹介していきます。

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かつて10年ほど警備業界で従事してきましたが 限界を感じ、同業界を去りました。 今は港湾施設保安職員として、港湾管理業務に従事しています。
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