イメージされます。
敬礼については新任教育や教本で学び、
指導教育責任者から指導があるはず。
警備員の礼式の中核となる、敬礼に
ついて今回はルーツやポイントに
ついて紹介します。
まずはルーツ(起源)ですが、中世の
欧州に遡ります。
鎧を着た騎士が王侯貴族に拝謁する際、
顔の前の鎧戸のような部分をずり上げ
顔を見せる動作が始まり。
転じて相手に敵意がないと同時に、
敬意を払う意思表示であるのです。
今ここで紹介しているのは、帽子をかぶり
屋外で行う「挙手の敬礼」の事です。
右手で挙手を行うのは何故でしょうか?
これは右手は武器を扱う手とされる軍隊
のしきたりから来ています。
日本の警備員の挙手の敬礼は、警察や
陸上自衛隊方式を採用。
ポイントは、背筋を伸ばし相手に正対し、
頭を下げずに行う。その時左手は、
中指をズボンの折り目に付ける。
踵は揃え、つま先は45度の角度で開く。
挙手の敬礼はかっこいいと、できる
警備員に見られます。警備員はまず形
や動作が大事、いわゆる見せる警備。
見せる警備を目指すなら、上司に挙手の
敬礼をビシッと行いましょう。ちなみに
部下から敬礼されたら、上司も敬礼する
作法(答礼といいます)があります。
一方、屋内で脱帽時の敬礼については
どうでしょうか?これは挙手を行わず
行うものです。
15度、上体を傾ける「お辞儀」に近い
ものですが、ここでのポイントは頭を
下げるというよりも、お尻を後ろに出す
感覚で行うとかっこよくなります。
頭を下げ過ぎ、相手から視界を切ると
どうなるか。攻撃されるリスクが発生
します。
警備では警戒を怠らないのが仕事です。
緊張感伴う礼式は、不審者のつけ入る
隙を失くし、警備員の評価も上がります。
このように、敬礼ひとつ取ってみても
警備員の礼式は大事なのです。服装も
そうですが、見せる警備はまず形から。
模範となる先輩警備員の礼式を学び、
真似するのが向上の近道です。
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