連日報道されています。横浜の大黒ふ頭
でクルーズ船を背に立哨する警備員さん。
このウイルスの水際に立つのは、港湾や空港
を警備する警備員さんです。これだけでなく
人の集まる所、施設警備や雑踏警備も危険。
これらの危険の矢面に立つ警備員さんには、
会社はどんなフォローをしているのでしょうか。
公共施設を警備する知人の警備会社は、新型
コロナ騒動が始まり、国の機関から強く言われ
マスクを用意したそうです。
知人はこぼします。言われる前に自主的に
マスクや除菌スプレーを用意するべき。
これが危機管理のプロとしてあるべき姿。
ウイルスは目に見えないからこそ、先手を
打った防衛策が必要だ。
危機管理として全うな意見です。ましてや
目に見えない賊という今までにない経験。
警備会社の真価が問われています。
当面の対策としては、マスクや手洗いの
励行なのでしょうが、この普及が遅い警備
会社はかなりやばいです。
ここでもう一つ大事な事があります。外部
から防御も大事ですが、免疫力を高め中から
防御することも重要です。
免疫力を高めるには、規則正しい生活と栄養
が必要です。警備会社の労務管理は果たして
それを実現するものでしょうか。
人が足りないと無理な勤務を強いる。この時期
交通誘導警備が忙しく、施設警備の隊員を駆り
出す事も珍しくありません。
交通誘導警備の隊員も、連勤連勤・・・で体力
を消耗しています。こんな中でも、全うな労務
管理こそが隊員の健康を守る鍵なのです。
それに加えて、自分が休んだら仕事が回らないと
いう責任感で、無理に出勤する。これが新型
コロナウイルスだったらどうなるか。
労務管理の在り方と、休めないと思い込まされる
職場環境。これが両輪となって問題を深刻にして
います。
もちろん日給月給制で有給の概念すらなく、休め
ば収入が減り(特に2月)、生活できないと
いった警備業界ならではのジレンマもあります。
警備は時差出勤や在宅ワークが出来ません。
だからこそ、使う側の危機管理が試されている。
この期に及んで、隊員の労務管理を改善しない
警備会社(に限りませんが)は、離れた方が
良いと思います。
「這ってでも出てこい」「気合でウイルスを
押さえろ」みたいな精神論を前に出す組織は
もはや終わっています。
インフルエンザが流行する時期でさえ、かつて
勤めた警備会社の上司は「体調に気を付けてね」
としか言いませんでした。
病気でも休める人員体制や、有給休暇の整備を
行わずに隊員の自己責任に帰する組織は、新型
コロナウイルス騒ぎが、裁きを与えるでしょう。
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