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2022年03月06日
『牛首村 (2022)』★Movies & TV series 2022(30)★
<個人的な評価:10点中7.5点>
<ホラー度:★★☆☆☆>
下記、個人的な感想。
ネタバレあり。
<ホラー度:★★☆☆☆>
下記、個人的な感想。
ネタバレあり。
犬鳴村、樹海村、そして今回は、牛首村。
村シリーズの3つ目。
個人的に今回のが一番面白かった。
といっても、いまいち、インパクトがある作品ともいえないけど。ストーリーはけっこうありきたりだと思ったし。ただ、主演のKokiはインパクトがあった。
主演のKoki、キムタクの娘で、10代なのに、大人っぽく綺麗だなと前から気になってたので、彼女を主演にしてよかったと思う。やはりロングヘアの美少女とホラーは似合う。
私は健全な女で普通に男(金持ちの高身長イケメン)が好きなんだが、やはり、どうせ観るなら、量産型のどこにでもいるような顔の女より、ミステリアスな雰囲気がただよう美女がいい。女の私からみても、Kokiは美人。Kokiの演技力もけっこう良いと思う。
それにしても顔がキムタクそっくりだ笑。とても美人なんだけどね。ただキムタク顔だよね。
髪の毛がすっごく長くて綺麗だなーと惚れ惚れしてしまった。
グロさや不気味さはあるけど、特に超怖いという場面はなかった。
クラスメイトの蓮は、最初からウザいなーと思ってたけど、まさか死という犠牲をおってしまうとは。
それ以外にも、親切なガイドのオッサンも犠牲になったよね...
でも、最後、3人は無事に生き残ってよかったなーと思ったら、ホラーストーリーにありがちな、実はハッピーエンドじゃなかった系のオチ。うーん。あのオチは必要だったのか笑。ホラーあるあるだけど。
双子にかかわる因習ってよく聞く話で、日本だけじゃなく、海外でも聞く。
双子は忌み子とか。一人を生贄にだすとか。人心供養。
残酷な因習。
だから特に驚くようなストーリーではなかったけど、やっぱり双子って神秘的だよね...と改めておもった。
この映画では、実在する観光スポットでもある富山県の蜃気楼の現象をネタにしてきたのも面白かった。蜃気楼、昔から双子が多い村、残酷な因習....
ただただ幽霊とかが怖いだけじゃなく、「生きている人間の恐れ」が一番怖いなと思わせるものだった。
今の現代的価値観では到底擁護できないが、知識も教養もない昔の村人たちも、生きるのが必死で、死ぬのが怖くて、因習に囚われてたし、アヤコが生きていると知った時も、助けるのではなく、恐怖心が勝って結局殺そうとした。それにしても、アヤコの生命力がすごいな。
アヤコの生命力と、アヤコの呪いが、最後までかなり強かったね。そして最後まで解けなかった。
穴に落とされても、他の子供たちを喰らって、虫も村って、獣となって生き延びてたアヤコ。
巻き込まれた後世の世代は大迷惑だね。
奏音 / 詩音の双子の絆、もっと見たかったな。
ちなみに、予告観る前から思ってたけど、なんだか、双子の件も、このストーリーも、有名なホラーゲームの、「零」を思い出すな。
和ホラーに双子ネタ多いし。
私が好きな、和ホラーミステリーの謎解きアプリゲームの、『四ツ目神』も双子ネタがあったな。
私自身、双子ネタ大好きなので、ホラーであったら大体見るね。
ありきたりとはいえ、好きなものは好きだ。
結果、この牛首村は、シリーズの中で一番良かったと思う。あくまでも個人的な感想。
『Rémi sans famille (家なき子 希望の歌声) (2018)』★Movies & TV series 2022(29)★<観賞2度目>
<個人的な評価:10点中10点>
下記、個人的な感想。
ネタバレあり。
下記、個人的な感想。
ネタバレあり。
観賞、二度目。
前回感想 → https://fanblogs.jp/alicedarkcastle705/archive/3116/0
今回は母と観賞した。シンプルだが、やっぱり良いストーリーだった。
何度観ても泣ける。
主人公のレミが可愛くて、親想いで、義理の母親にも恩返しをしているのが最高だな...
典型的な話だけど、最後のエンディングの安心感&安定感が良いね。
傑作です!!
あと、音楽、すごく美しい。
本当に天使の歌声だ。
『Alice, Sweet Alice (1976)』★Movies & TV series 2022(28)★
<個人的な評価:10点中7.5点>
下記、個人的な感想。
ネタバレあり
下記、個人的な感想。
ネタバレあり
前から気になってた古い映画。私が生まれるより、かなり前の映画なので古いが、けっこうおもしろかった。
あらすじ...
ある日、カレン・スパージュという美少女が殺される。
このカレンって娘は本当に可愛らしく、みんなから可愛がられてたが、少し上の姉のアリスには疎まれていたようだ。カレンの死後、両親の愛情をカレンに奪われていたと感じていた姉のアリスに疑いの目が向けられる中、黄色いレインコート姿のマスクを被った人物が人々を襲い始める。
その後も、叔母が刺されたり、父親が暴行殺害されたり、悲惨な事件は続いた。
結局、真犯人は、神父の身の回りの世話をしていたサイコパスおばさんだった。
情緒不安定なアリスが、犯人だ!と思わせるような描写が多々あり、真犯人が自身の正体を自ら晒すまでは、謎に包まれてた。
けど、アリスもサイコパスだよねーと思わせるような描写が多々あるから、アリスの疑いが晴れて、アリスが実は純粋な娘!って事にはならないんだよね。
アリスの行動、思春期の情緒不安定さを通り越して、サイコパス気質があるし。
主人公の名前がアリスだけど、不思議の国のアリスとは直接は関係ない。
けど間接的には、ちょっと関係あると思う。
「アリス」って名前じたいが、可愛い名前だけど、ちょっとした情緒不安定さや不気味さを感じさせる。
主人公アリスは、ちょっとした自分だけの妄想の世界に生きていると思うよ...
『JUNK HEAD (2021)』★Movies & TV series 2022(27)★
<個人的な評価:10点中8点>
下記、個人的な感想。
ネタバレあり
下記、個人的な感想。
ネタバレあり
2021年に公開された日本のストップモーション・アニメーション映画。
監督の堀貴秀が、ほぼ1人で7年かけて製作した作品。約4年をかけ制作された30分の短編作品「JUNK HEAD 1」を修正、追加撮影を行い2017年に完成した長編版が本作である。長編版は完全に1人で製作したわけではなく、実際には3〜4人のスタッフが入れ替わり制で作業を行ったそうだ。
前から話題になってたので、U-NEXTで挙がった時に、観た。
すごく独特なスタイルのSF作品だ。
監督一人で作ったのが凄い!という先入観があるが、そういう先入観をあえて、なしにして、作品のみで評価した結果、個人的には、10点満点といかずとも、普通に良作とは思ったので、8点。(あくまでも個人的な評価です)
あと、かなりグロいです。「う○こ」&「ち○このようなナニカ」の描写がグロいです笑。他にも虫やいろいろとグロい表現はある。
グロかわ?と表現する人もいますが、私は可愛いとは思わなかったな笑。
グロいだけ。
でも、とてもシュールで面白い。
ストーリーの舞台は、かなり遠い先の未来の話で、ディストピアSF系のジャンルかなと思う。
人体を無機物に転化する技術により、人類は生殖機能を代償に不老不死を手に入れた世界。
だが、新種ウイルスの発生によって人類は存続の危機に陥ってしまう。
そんな中、遥か昔に創造した人工生命体「マリガン」に生殖能力の可能性を見出し、調査を開始する。
主人公パートンは地下調査員に応募し、マリガンと協力して地下の探索を始める。
うーん?
新種ウイルスが発生していて、人類がやられるぐらいなら、生殖能力があろうが、なかろうが意味なくない?
生殖能力ってそこまで重要?とガチで思っている私。生んでもウイルスにやられて子供は死ぬんじゃないの?生殖能力の可能性を探すより、普通にウイルスを止めるワクチンを作ればいいのに...
それとも、ウイルスはすでに消えたけど、人口は減ったままだから?
でも、公式のあらすじでは、人口は30%減ったとの事。
絶滅の危機かね??
かねてから、リアルで、地球の人口増加に懸念を抱いている私は、全世界が少子化に貢献すべきと考えている。犯罪者の生殖能力を止めるとか、責任能力のない税金を食いつぶしているだけの連中の妊娠出産をNGにすべきとか。人間、そんなにいらないでしょ...っていつも思っているわ。
まあ、人権うんぬんで、不可能な事だけどねー。
でも、税金食いつぶして、無職や犯罪者やガキの癖に子供を産みまくっている人間は、いつもマジでいらねーと思って嫌悪している。私の出身国、アメリカでは本当にそういう害虫が多いから、マジで殺意わいてくる。
本気で殺意わきまくるから、極力、そういう人にはかかわらないようにしているけどね。
幸い、まわりには一人もいない。
まあ、とにかく、この映画のテーマは、人類を絶滅から救うために、主人公が、マリガンと協力して地下の探索して、生殖能力の可能性をみつける物語!
テーマには、特に魅力を感じなかったが、なにより私が興味をもったのは、巨大地下の世界。
ここまで地下深くだと、まさか地底では?と思っちゃう。
個人的に、ストーリーうんぬんより、独特なキャラ達と、ストップモーション・アニメーションというのが、斬新的だから面白いと思った。
あと、謎の言語!!!!!
日本語字幕で観るという...笑。
謎の言語が、なんか、アジアのどっかの国と国の言語を混ぜたような不思議な感じ。
キャラ同士のやりとりも、シュールで面白かった。
きもい、グロい描写もしっかりある。
異形生物が、かなり気持ち悪い。
3バカ兄弟は、けっこう良い奴らで好き。
赤ずきんの子は、最初、人間が迷い込んだのかなと思ったが、マリガンだったのね。
あと、かなりキモかったのは、食用ち○こ。
あれを本体から切り落とすのが、グロいし、妙に生々しい。
すぐに腐るのも....
なんか、とてもマズそうだ笑。
これ、3部作の1部だから、続編があるんだろうね。
7年かけて、これを作ったから続編が出るころには、きっともう、これの内容は忘れているだろうな。
続編も観るとしたら、これも再度、観ないとね。
総合的にみて、面白かった。
ストーリーというより、独特な設定や舞台が面白かった。
一般人とWOKEの見分け方
一般人とWOKEの見分け方
海外のサイトで、左翼&右翼の違いという記事を参考にしたが、右翼にも妙なやつがいるので、あえて、WOKE(極端な近代のキャンセルカルチャーの左翼)&一般人の違いという事で、まとめてみた。本当にWOKEにはかかわりたくない。少しでも、こういう傾向を見せる人がいたら距離を置いた方がいい。ちなみに、過激フェミニストや、過激BLM軍団や、過激LGBT団体もWOKEに入る。
Normal: 一般人はベジタリアンであるなら、自分が肉を食べないだけ。
WOKE: WOKEはベジタリアンなら、世の中のみんなが肉を食べれなくなるように、法的禁止を求める。
Normal: 一般人はだれかの言論や番組を気に入らないならチャンネルを変える。
WOKE: WOKEは自分が気に入らない事をいった人を晒してクビか辞任にするまで追い詰めて、番組の放送禁止をするよう求める。
Normal: 一般人は同性愛者なら静かに私生活を送るだけ。
WOKE: WOKEは同性愛者なら性指向を公に出して、まわりにも公に出すように求め、騒ぎまくって、法律改正を求める。要求はどんどんエスカレートする一方だ。(例:同性婚させろ!!→ 同性カップルでも子供を産む権利はあるので子供を養子にとらせろ!!→トイレが男女に別れているのは差別だ!→私は体は男だが心は女だ。女風呂に入れろ!→ 番組が異性愛の方が多くて不快だ!同性愛に変更しろ!→私の子供はノンバイナリーで昨日は男だったが今日は女かもしれないので、これに配慮できないのは差別だ!!)
Normal: 一般人が肥満なら健康になるようにダイエットをする。
WOKE: WOKEが肥満なら、肥満を認定した医者を訴えて、飛行機の席も肥満客に対応していないのが差別と訴えて肥満でも快適に座れるように要求する。もちろん金は払うつもりはない。
Normal: 一般人が不倫して妻や配偶者にバレたら慰謝料を払って謝罪をする。
WOKE: WOKEが不倫をしてバレたのなら、自分は性的接種された被害者だ!と加害者のはずだったのに被害者ビジネスに変更し責任転嫁し、相手を一方的に悪者にする。(パパ活や娼婦でも、このタイプは多い)
Normal: 一般人の子供が校則を破り、生活指導から注意されたら、子供に次からは校則を守るように躾ける。
WOKE: WOKEの子供が校則を破り、生活指導され注意されたら、親も学校に乗り込み、パワハラだのセクハラだの訴えて、校則改変を求める。そもそも校則をしって入学したはずなのだが、そんなの知ったことではない。
Normal: 一般人が海外旅行にいって法律や文化や宗教の違いを目のあたりにしたら、卿に入れば卿に従えの精神で法律は守り、宗教や文化の面では、自分は自分、人は人と割り切って、過ごす。
WOKE: WOKEが海外旅行にいって法律や文化や宗教の違いを目のあたりにしたら、相手はオカシイと罵り、自分の価値観は正義と現地の人にまで布教をする。場合によっては法を犯し、強制送還されるが帰国しても、他国の悪口を言いまくる。
Normal: 一般人が試験や就職活動で失敗したのなら、さらに努力をして頑張る。
WOKE: WOKEが、試験や就職活動で失敗したのなら、差別されたと訴える。女性なら性差別で落とされたといい、黒人なら人種差別されたと訴えて、LGBTQ+なら、それが理由で差別されたと騒ぐ。
Normal: 一般人は仕事を失ったのなら次はどこで働こうかと考える。
WOKE: WOKEが仕事を失ったなら、どうやって働かずに生活保護を貰おうか考え、場合によっては、差別で仕事を失ったと決めつけ告訴にでる。
Normal: 一般人はこの文章を読んだら微笑むだけかスルーするだけ。
WOKE: WOKEが、これを読んだのなら深く傷ついた!と騒ぎ、差別を訴える(笑
*なお個人的なブログで、特定の人物は批判してませんので、この記事を差別だー!と訴えても無駄です。私には私の自由の言論がありますし、あくまでも個人的な価値観によるものです。
『Spencer (2021)』★Movies & TV series 2022(26)★
ANAの機内で視聴
ダイアナ妃関連の映画やドラマは、ほぼ全部観てきた。今回の映画は、ただただひたすら、ダイアナ妃が病んでいる映画だ。
私、実は、ダイアナ妃に関しては微妙な気持ちと同情する気持ちが混合している。
ぶっちゃけ、彼女の事を、はっきり大好きとは言えない。
私は、昔の恋人であるカミラ夫人に一途なチャールズ皇太子や、再婚後、意地悪されても我慢して王室に使えてきたカミラ夫人の方が好きなんだよね。
個人的に、ダイアナ妃に関して思うのは、世間一般で、美化されすぎだという事。
美貌があってこそだからでは?仮に彼女が普通の見た目だったら、そこまで美化されてただろうが。
慈善事業をたくさんしてきたというが、ロイヤルファミリーのメンバーなら、みんなたくさんしているし、フィリップ殿下や、アン王女の方が、精力的に尽くしてきたよ。
美人で若いのに、夫に不倫されるなんてかわいそう!という、目線から、美化されすぎだと思う。
逆に聞くが老いてて不細工だったら、不倫されてもいいのか?
そういうときは、美人じゃないから不倫された!と、妻側を叩く人もいるよね。
カミラ夫人が、ダイアナ妃より、老いてて美人じゃないから、執拗以上に夫人を叩くよね。
見た目だけじゃん。中身はどうなんだよって話。むしろ、中身をしっかりみているチャールズ皇太子って実は、思慮深い人なんじゃないの?
若くて美人=最高のプリンセスっていう、ステレオタイプが昔から嫌いだった。
不倫不倫というが、カミラ夫人とチャールズ皇太子は、ダイアナ妃と結婚する前、はるか昔からの恋人なんだけどね。世間一般の略奪愛や不倫と一緒にしちゃ、チャールズ皇太子とカミラ夫人が可哀相だ。
そもそも、ダイアナ妃の方が、不倫しているじゃん。チャールズ皇太子に対して...というのは、お互い様だからともかく、妻子いる男性と不倫しまくってたよね。それを一切スルーして、ダイアナ妃は夫に裏切られた悲劇の美女プリンセスって、美化する世間はいかがなものか?
彼女だって、人の夫を略奪した人物なんですけどね。カミラ夫人は叩くのに、ダイアナ妃は美化。
うーん。これぞ美醜差別というか、年上女性差別というか、ダブルスタンダードというか、とっても嫌な世の中だなと思う。
そんなこんなで、実は私はダイアナ妃は苦手なんだけど、でも同情する面はある。
というか、病んでいるという話は聞く。実際のところ、どれぐらい病んでたかわからないけど。
この映画は、その病みの部分を強調した映画だった。
なんだかなー。
ダイアナ妃にも同情するが、やっぱり、一番可哀相なのって、ウイリアム王子じゃないのかな。
ちょっと、内情がわかる年齢だったし。
ウイリアム王子が、今では、立派な王子に成長して、とても素晴らしい妻と一緒になって、私はとてもうれしい。あまり比べるべきではないけど、内面的にも、キャサリン妃の方が、ダイアナ妃より、プリンセスに向いているよ。まわりのサポートあってこそだけど、キャサリン妃は賢いんだよね。
けど、ダイアナ妃は、どちらかというと、感情的で、あまり頭がよくなかったと思う。
実際、学業も、かなりダメダメだったらしく、軽度の発達障害もあったという話も聞く。
そういう人が王室に嫁いで、夫とも馬があわず、それはそれは辛い思いをしただろう。病むのも無理はない。
けど、やっぱり、それに振り回されている子供達が一番可哀相だなと思う。
ただ、ダイアナ妃とチャールズ皇太子が、離婚したのはお互いのために良かったと思うな。
事故で亡くなった事から、なぜかチャールズ皇太子が悪者みたいにされて、ダイアナ妃が美化されているけど、あの事故は、チャールズ皇太子とカミラ夫人関係ないし。陰謀論者は、ちょっと頭おかしいよ。
もし、ダイアナ妃が今も生きていたのなら、彼女も普通に再婚して、チャールズ皇太子とカミラ夫人と良好な仲を築けたかもしれない。死んだから、幸せになるチャンスはなかったけど、恋多き女でもあったダイアナ妃。もし生きてたら、恋人には困らないし、幸せになれるチャンスはいくらでもあったのになと思う。
もちろん生きてたら、ここまで美化されないだろう。人の夫とも関係をもってたダイアナ妃の事だから、人の夫を略奪する不倫女として悪女レッテルを貼られる可能性もあるし。生きてたら、ボロはどんどん出てくる。死んだから、美化されたままで、被害者のままだけどね。
<個人的な評価:10点中7点>
下記、個人的な感想。
ネタバレあり
下記、個人的な感想。
ネタバレあり
ダイアナ妃関連の映画やドラマは、ほぼ全部観てきた。今回の映画は、ただただひたすら、ダイアナ妃が病んでいる映画だ。
私、実は、ダイアナ妃に関しては微妙な気持ちと同情する気持ちが混合している。
ぶっちゃけ、彼女の事を、はっきり大好きとは言えない。
私は、昔の恋人であるカミラ夫人に一途なチャールズ皇太子や、再婚後、意地悪されても我慢して王室に使えてきたカミラ夫人の方が好きなんだよね。
個人的に、ダイアナ妃に関して思うのは、世間一般で、美化されすぎだという事。
美貌があってこそだからでは?仮に彼女が普通の見た目だったら、そこまで美化されてただろうが。
慈善事業をたくさんしてきたというが、ロイヤルファミリーのメンバーなら、みんなたくさんしているし、フィリップ殿下や、アン王女の方が、精力的に尽くしてきたよ。
美人で若いのに、夫に不倫されるなんてかわいそう!という、目線から、美化されすぎだと思う。
逆に聞くが老いてて不細工だったら、不倫されてもいいのか?
そういうときは、美人じゃないから不倫された!と、妻側を叩く人もいるよね。
カミラ夫人が、ダイアナ妃より、老いてて美人じゃないから、執拗以上に夫人を叩くよね。
見た目だけじゃん。中身はどうなんだよって話。むしろ、中身をしっかりみているチャールズ皇太子って実は、思慮深い人なんじゃないの?
若くて美人=最高のプリンセスっていう、ステレオタイプが昔から嫌いだった。
不倫不倫というが、カミラ夫人とチャールズ皇太子は、ダイアナ妃と結婚する前、はるか昔からの恋人なんだけどね。世間一般の略奪愛や不倫と一緒にしちゃ、チャールズ皇太子とカミラ夫人が可哀相だ。
そもそも、ダイアナ妃の方が、不倫しているじゃん。チャールズ皇太子に対して...というのは、お互い様だからともかく、妻子いる男性と不倫しまくってたよね。それを一切スルーして、ダイアナ妃は夫に裏切られた悲劇の美女プリンセスって、美化する世間はいかがなものか?
彼女だって、人の夫を略奪した人物なんですけどね。カミラ夫人は叩くのに、ダイアナ妃は美化。
うーん。これぞ美醜差別というか、年上女性差別というか、ダブルスタンダードというか、とっても嫌な世の中だなと思う。
そんなこんなで、実は私はダイアナ妃は苦手なんだけど、でも同情する面はある。
というか、病んでいるという話は聞く。実際のところ、どれぐらい病んでたかわからないけど。
この映画は、その病みの部分を強調した映画だった。
なんだかなー。
ダイアナ妃にも同情するが、やっぱり、一番可哀相なのって、ウイリアム王子じゃないのかな。
ちょっと、内情がわかる年齢だったし。
ウイリアム王子が、今では、立派な王子に成長して、とても素晴らしい妻と一緒になって、私はとてもうれしい。あまり比べるべきではないけど、内面的にも、キャサリン妃の方が、ダイアナ妃より、プリンセスに向いているよ。まわりのサポートあってこそだけど、キャサリン妃は賢いんだよね。
けど、ダイアナ妃は、どちらかというと、感情的で、あまり頭がよくなかったと思う。
実際、学業も、かなりダメダメだったらしく、軽度の発達障害もあったという話も聞く。
そういう人が王室に嫁いで、夫とも馬があわず、それはそれは辛い思いをしただろう。病むのも無理はない。
けど、やっぱり、それに振り回されている子供達が一番可哀相だなと思う。
ただ、ダイアナ妃とチャールズ皇太子が、離婚したのはお互いのために良かったと思うな。
事故で亡くなった事から、なぜかチャールズ皇太子が悪者みたいにされて、ダイアナ妃が美化されているけど、あの事故は、チャールズ皇太子とカミラ夫人関係ないし。陰謀論者は、ちょっと頭おかしいよ。
もし、ダイアナ妃が今も生きていたのなら、彼女も普通に再婚して、チャールズ皇太子とカミラ夫人と良好な仲を築けたかもしれない。死んだから、幸せになるチャンスはなかったけど、恋多き女でもあったダイアナ妃。もし生きてたら、恋人には困らないし、幸せになれるチャンスはいくらでもあったのになと思う。
もちろん生きてたら、ここまで美化されないだろう。人の夫とも関係をもってたダイアナ妃の事だから、人の夫を略奪する不倫女として悪女レッテルを貼られる可能性もあるし。生きてたら、ボロはどんどん出てくる。死んだから、美化されたままで、被害者のままだけどね。
『Masquerade Night 〜 マスカレード ナイト (2017)』★Movies & TV series 2022(25)★
<個人的な評価:10点中7点>
下記、個人的な感想。
ネタバレあり
下記、個人的な感想。
ネタバレあり
過去作)『MASQUERADE HOTEL 〜 マスカレードホテル』は、かなり前に映画館で観た。
今回のも映画館で観たかったが、映画館にはしばらく行ってないので、U-NEXTの配信で観る事となった。
前作と比べて微妙。仮面舞踏会というテーマは好きだし、雰囲気はよかった。けど一番きれいなシーンが冒頭のダンスのシーンと、後半の仮面舞踏会のシーンと、ラストの幻想シーンだけ。
犯人の動機もふざけたものだし。どうみてもサイコパスでしょう。
残念なことに一番死んでほしかった不倫女は死ななかったけどな(親友の夫と不倫する性悪女・貝塚由里)
なんで妻の方が警察の怒鳴られなくちゃいけないんだよ。私が妻なら警察をハラスメントで訴えるわ。あんな怒鳴り方ないだろ。あと、脅迫まがいの事に加担してた貝塚由里も、ちゃんと処罰されろよ。
マジで、あの女、死んでほしい。
それにしても、前回の時も思ったが、ホテルマンが、私には一番向いてない職業だな。
まるでお客様は神様!かというような接客の仕方は、どうかと思う。
いかにも昭和な日本人的では?山岸尚美は、絶対にアメリカに向かないでしょ。
アメリカでは、どんな高級ホテルでも、NOはNOだよ。確かに高い金を積まれたら、NoもYESになることはよくあるが、それは、山岸尚美の精神ではないと思う。あの人の精神は、どんな客でも、ホテルを訪れた客なら要望をかなえる...だからなー。うーん。無理があるわ。冒頭の、人の顔がみたくない客の要望も単なるモンスタークレーム。
アメリカとかだと、ホテルでもスタッフに礼儀を欠いている客はサービスを断っていいし、客だからって、何をしてもいいってスタンスは、むしろ日本でしか通用しないのでは?
だから、山岸尚美は、あまりグローバル向きとは言えない。
嫌いなキャラではないが、仕事のやり方には、あまり共感できないな。
モンスター客の製造機にしかみえない。
日下部が、嫌な客のふりをしたホテル側の人間だというのは最初から予想できたので、やっぱり!という印象だったな。リアルな話、嫌な客をどう丁寧に断るかも重要でしょ。
山岸尚美は、うーん。正直、私なら不合格にするけどね。グローバル向きではない。
そもそも、客は神様でもないし、なんでも言う事を聞く筋合いはない。
密告者が、あの子供だったというのも予想できた。
真犯人に関しては、最初から怪しくは感じたが、怪しすぎたので、彼女の真実が解明されたときに、疑いは晴れた。けど、実際はあれも演技だったんだな...というパターン。仲根緑、やはり真犯人だった。妹が自殺した件で、警察への逆恨み。警察にセカンドレイプされたというけど、実際、金銭目的で、被害者ぶって犯行をでっちあげる女が世の中には意外と結構いるので、えん罪を防ぐためにも、捜査はしっかりしなくちゃいけないでしょ。そもそも、女側の話を一方的に信じがちな世の中もおかしいけどね、もっともっと捜査してほしいぐらいだよ。リアルな話、有罪になった件でも、実際の所、どうなの?って思うのもたくさんあるし。で、仲根緑の妹は自殺したわけだが、それで警察を恨むのは、まさに逆恨み。挙句の果てに、妹になりきれなかったという理由だけで、罪もない女性たちを二人殺した。
その女性たちが妹を殺したのか?ん?違うだろ。警察が妹を殺したのか?違うだろ。
なので、仲根緑の動機はいたって、逆恨みの自分勝手なものだった。まあ、サイコパス気質も入っているけどね。性同一性障害でもあったようだけど。もしかして、双子の妹に、姉妹愛以上の感情を抱いてた可能性もある。双子だし。たぶん、世界で一番大切な人が妹だったのだろう。
片割れを亡くした痛みは同情する。しかし、やはり、彼女がやっていることは逆恨みなんだよなー。
どうせサイコパスならサイコパスで、もっと残虐性があった方が面白かったかも。
そういえば、被害者の一人が妊娠してたという件は伏線でもなんでもなかったのかな。
という事で、マスカレードという雰囲気が良かっただけの、期待と、ちょっと外れた映画だった。
でも、普通に犯人当てとかは面白かったけどね。
観て思ったのは...
いくら客だからって、ホテルマンに横暴な態度をとるのは、みっともないなーって。
『CUBE (1997)』★Movies & TV series 2022(24)★
<個人的な評価:10点中7.5点>
下記、個人的な感想。
ネタバレあり
(日本のリメイク版CUBEのネタバレもあるので注意)
下記、個人的な感想。
ネタバレあり
(日本のリメイク版CUBEのネタバレもあるので注意)
元祖CUBE!!子供の頃に観た記憶があるが全く内容を覚えていないので再度、観賞したが、やっぱり過去に観た内容は記憶になく新鮮だった。ちょっと前に、日本のリメイク版を見た。
感想は下記↓
『CUBE 一度入ったら、最後 (2021)』
珍しく、私は日本のリメイク版の方が面白く感じた。特にキャラは。
元祖のキャラは胸糞悪い奴が一人いたが、他のキャラも微妙。
唯一、興味をもったのは、障害をもっているが天才であったKazan。
彼は途中から参加した青年で、他のメンバーから発見されるまでずっと部屋から動かなかったらしい。
障害を持っていて、幼稚ではあるが、天才的な数学の能力がある。そう、彼は、サヴァン症候群だ。最終的には、彼が一番、脱出に貢献した。当初は、周囲の状況に適応する事が困難であるが故に、メンバーの足を引っ張ってたが、医師であったHollowayが献身的にサポートをしてた。
終盤に彼が因数分解の暗算を瞬時にやってのける才能の持ち主であることが判明。暗号解読の切り札として活路を切り開いたのだ。しかし、最後に脱出したのもKazanだけだった。
日本版の方が面白く感じたのは、年代的にも、日本版リメイクの方が最近作られたもので、近代的なSF感が漂ってたのと、運営側の人間(もしくはAI)がチームに紛れ込んでいた事と、キャラに子供がいた事と、最後に治療されてゲームを続ける者がいた事かな。日本のリメイク版の方が、凝ってた。あと、リメイク版は、人間ストーリーもあったし、それぞれのキャラも個性があり魅力的だった。
今回のキャラは、Kazan以外、なーんか微妙。
それぞれ役割分担なのはわったんだけど。うーん。
グロさに関してだけは、日本のリメイク版よりは、グロいね。顔面が溶けたり、体が真っ二つになったり。
一番胸糞悪いキャラは、 Quentin。
最後、自業自得だったけど。
警察官という職業だが、実際は、CONTROL FREAK。脳筋で自己中で、他人に命令して従わせたい独裁者的なキャラ。最初はリーダーシップをとっていたが、実際は、まわりをコントロールしたいだけ。
極限状態の中で次第に利己的な性格が露呈し、凶暴で性悪な性格が露わになってきて最後はみんなの敵になる。Hollowayを殺したのも彼だ。最後は、出口に続く部屋をくぐったKazanを追おうとするが、穴をくぐろうと半身を乗り出した瞬間に、Worthに足を掴まれて、移動を開始した部屋の隙間に挟まれ、真っ二つにされて死亡。ざまあみろ!という展開だった。一切、同情はなし。
他のキャラは助かってほしかったけどね。
Kazanは無事に外に出れたのだろうか。白い世界だが、これは本当に現実なのだろうか。
日本のリメイク版の同様に、脱出した外の世界がどんなものかは書かれていない。
CUBEが、どのような目的で作られて誰が運営しているのかも謎。
けっこう面白い作品だった。
しかし、珍しく今回はリメイク版の方が好みだ。