2023年12月31日
『変な家(2)』を読んでみた
これは面白かった。
それぞれのエピソードが繋がってて、かなり複雑で壮大なミステリー。
伏線の散らばり方がおもしろい。
ミステリーを面白くする、どんでん返しもある。
そして、裏ボスの裏ボスがいて、これも闇が深く面白い。
まあ、あれは怪しいなとは思ってたけどね。
このストーリーの元凶は、不倫なんだけど、そこらへんにあるドロドロ不倫ドラマの愛憎物語ではなく、弱みを刺激され、カルト宗教にのめりこんでしまう思考停止した大人達、そして一番の被害者は常に子供達...ってのが、リアルだし悲しいが、ストーリーとしては実に面白い。
私にとって、自分の家は聖域だから、変な宗教に支配されたくないがな。
そりゃ、風水や縁起とかは、けっこう気にするけど、この本に出てきた、間取り図は、実に奇妙で住みにくいし、デカい家だとしても、住みたくない!と思ってしまう不気味さがある。
例えば、寝室が玄関の目の前も絶対イヤだし、ベッドの位置も不自然だし、トイレに向いているのも気持ち悪い...と思って読んでたが、その私が感じた不自然さも、ぜんぶ、伏線で繋がってたのが面白い。
2023年12月30日
『Burning Betrayal (2023)』★Movies & TV series 2023 (106)★
<個人的な評価:10点中6.5点>
下記、個人的な感想。
ネタバレあり。
下記、個人的な感想。
ネタバレあり。
Netflix 作品。ブラジル?スペイン?だかの作品らしい。アメリカにいる親友に教えてもらった作品でアメリカでは人気らしいので週末の暇つぶしに観た。(そりゃアメリカは、不細工カップルか、よくわからんポリコレLGbTカップルのもんばっかり作ってるから、こういう海外産のは久々って感じでウケるわけだな)
エロシーン多いが、でも、私にとっては、どうでもいいカップルのセックスは濃厚でもマジで改めてどうでもいいなと思った。唯一の救いは美男美女という点。
サスペンス色があるのでストーリーは興味深かったが、最後まで観た結果、もう一ひねり欲しかった。
予想範囲内でつまらん。
5年間付き合ってたフィアンセに、浮気されて、それをキッカケに自分も別の異性にハマるようになるんだけど。んで、そのマルコって判事も、妻子もちだったっていう不倫作品。
うーーーーーーーーん。マルコ、やっぱりクズじゃん。不倫を正当化しようとしているが、妻とはキッチリ別れてないので、まだ妻なわけだよね。そんな男とくっつく主人公もどうかと思うんだが?
確かに、マルコの妻は精神的に病んでたし、マルコも妻の為に努力したかもしれないけど、それで病状がよくならなかったら、別れるって、人としてどうなん?確かに、娘の命を危険にさらせないためにという口実を作って妻と別れたけどさ。ぶっちゃけ、自分が介護に疲れたからだよね。
最近の結婚って、楽しい時だけは愛して、それで片方が病気かなにかで辛くなったら愛がなくなるパターンが多くて、それですぐに離婚。私はそういう現代的なすぐに離婚する風潮は嫌い。
病むときも一緒に、永遠に一緒にって覚悟じゃないなら結婚するなよ。
そんな覚悟がないなら、事実婚だけで割り切った方がいいだろ。
そういう意味では、結婚前に、フィアンセの浮気を知って、別れた主人公は正解だな。
だが、新しい恋人のマルコも、そんなに誠実ではなさそうだけどね。
つか、元妻どうなるの??
子供の親権も奪われてさ。
精神病院に入院させたの??
この主人公とマルコの事より、元妻のメンタルヘルスと今後が気になる。
主人公も好きになれないわ。
そしてサスペンスの方だけど、本当に、もう一ひねりほしかった。
実は裏で、マルコが全部操ってたとか、マルコが実はマフィアのボスだったとか裏の顔があるのかと思ったけど、拍子抜けだった。
『オクス駅お化け (2023)』★Movies & TV series 2023(105)★
<個人的な評価:10点中6.5点>
下記、個人的な感想。
ネタバレあり。
下記、個人的な感想。
ネタバレあり。
このホラーのあらすじ。
ある日、オクス駅地下にある廃駅のホームから降りたテホという男が、線路上で棒立ちになったまま回送電車に轢かれて死亡する。女性記者ナヨンナヨンは駅で働くウウォンと共に、自殺に見える人身事故を記事化しようと調査を開始した。テホが轢かれる瞬間の映像を監視カメラの記録から手に入れたウウォンは、ホームの下に子供がいたとナヨンに話す。ウウォンひとりの証言では信憑性がないと思ったナヨンは、霊感の強い父を持つ湯灌師のヨムからも、事故の直後にホームの真下で子供を目撃した話を聞く。ヨムが名前を尋ねたその男児は、4桁の番号が書かれたタグを無言で示したという。
捜査が進むにつれて浮かび上がってくる不穏な事実。
変死した遺体の腕や身体に残っている爪痕の傷、4桁の番号、児童養護施設、井戸、子供、そしてオクス駅。これらを繋ぐ謎とは............
観た感想としては...
中々怖かったが、終盤の呪いや呪いを移す方法が薄っぺらなかったな〜と個人的に感じる。
臓器売買のために売られた子供たち、隠蔽のために井戸の生き埋めにされた子供たち。
とんでもない残酷な話で、子供たちの怨霊が成仏できないのはわかるんだけど、なぜ、あの兄妹だけ優遇されて助けられたのかイマイチ理由がわからない。妹はともかく、兄ははじめから生き埋めにされなかったし、なぜだろう。その兄が、必死に説得したおかげで妹も助かったみたいだけど。なぜあの兄妹だけ特別に優遇されたのか?他の生き埋めになった子供たちが可哀想。
主人公の女性記者ナヨン、この女優、苦手なんだよね。顔が苦手。演じているキャラも苦手。
前に観たドラマでも、すっごいムカつくキャラをしてたけど、今作でも微妙だった。
最後の顔も、なんかムカつく。
韓国と日本の合併映画っていうけど、日本の俳優は出てないよね?
出てたとしても気づかなかった。
傑作とは言えないけど、ホラーとしての出来は、まあまあ。悪くはないと思う。
『鵜頭川村事件 (2022)』★Movies & TV series 2023(104)★
<個人的な評価:10点中5点>
下記、個人的な感想。
ネタバレあり。
下記、個人的な感想。
ネタバレあり。
閉鎖的な日本の村のカルト宗教という名の人間の薄汚い欲の物語。
うーん、もっとホラー色なのを期待してたけど、残念。
ダークな展開で、いまいち、スッキリしないが、村の次世代の若者たちは幸せになってほしいなと思う。
結婚相手の過去って、ちゃんと知る事が大切だよな。
主人公の医者は、とんでもない女を嫁にもらってしまったな。その女がとんでもないっていうより、育ってきた環境と過去の出来事が原因だけど。とはいえ、私なら、こんなヤバイ村からきた人とは結婚したくないね。
私も彼も同じ環境で、高校の頃から知っているし、お互いの家族の事も知っているからこそ、安心して一緒になったんだよね。恋愛と結婚は違うからね。
『CLOSE (2023)』★Movies & TV series 2023(103)★
<個人的な評価:10点中6 点>
下記、個人的な感想。
ネタバレあり。
下記、個人的な感想。
ネタバレあり。
前から気になってた作品。配信で観た。
美少年2人に惹かれて、どんな展開になるか知らずに観た。
ブロマンスな作品を期待してたんだが、予想とちょっと違った。
観て後悔したとまでは思わないけど、鬱な気分になった。
「自殺」がテーマのひとつで、作中では、一番重要で悲劇的なイベント。
レミはそこまで追い詰められていたのか...
思春期にさしかかる幼い少年たちの心の変化を描いているから、論理的には説明できないよね。
客観的視点からみると、レオ酷い!!と思うし、本当に親友??とも思うし、でも、小学校から中学にあがったばかりの子供には、「親友」とは、けっこう曖昧なあやふやな事。
二人が幼馴染だったのは事実だけど、明らかに、私と私の親友のような関係性ではない。
あの年頃の子供にとっては、「親友=いつも一緒にいる一番遊んでいる幼馴染!」なんだろうけど、ある程度、大人になっていくと、親友というのは、少なくとも私にとっては「親友=離れていても価値観を共有していて、お互いの経験や性格や家族などを、昔から深く知っていて、就職にしろ恋愛にしろ人生にしろ、困った時には、離れていても、助けてくれて、いつ再開しても、楽しく安心して一緒に同じ空間を過ごせる人」
実際に、私は離れていても、親友には、就職でも助けてもらった。
けど、あの年ごろの、レミとレオは、まだ子供だからな。
いつも、レオと一緒にいたいレミも、気持ちはわかるけど、まわりを見えてない。レオの気持ちを考えてないし。
レオも、ゲイと思われたくないからレミと距離をとりたがる気持ちはわかるが、親友や幼馴染なら、その悩みをレミに相談しろよ!って思ってしまう。
レオのレミに対するコミュ能力の低さには、怒りさえ感じてしまう。
あれでは、ただ、避けているようにみえるだけだ。
しかし、だからといって、自殺するような事か??????
とどうしても考えてしまう。
しかし、自殺する人の気持ちは、私にはわからない。
両親にも愛されてたし、楽器の演奏という趣味や特技もあったし、学校でイジメられてたわけでもないし。
レオに避けられて、親友と思ってたレオとの関係が薄くなって変わっていく理由だけで、自殺するのか?
しかし、レミの気持ちの変化は、あまり描写されてなかったから、物足りない。
彼が、まぜそこまで思い悩んでたのか。
元々、繊細で傷つきやすい子だったのかもしれない。
レオの冷たさが引き金だろうけど、それ以外にも、彼は悩みがあったのかもしれない。
もしかして、レミは自分のセクシャリティーに悩んでたかもしれない。
もしかして、レミは、レオを異性として好きになってしまったのかもしれない。
でも、レオはゲイではないから、それを知って、ショックだったのかもしれない。
レミの心はレミにしかわからないよな。
母親もわからない。
でも、最後、母親が、レオを責めるのではなく、レオを抱きしめたのが、唯一の救いというか、母親も察してたんだろうなと思う。
ちなみに、アメリカ人も好きな(この映画はフランス映画だけど)、みんなで椅子を囲んで、心の内を話しましょう!って教育が、私は大っ嫌い。あれで救われる生徒もいるかもしれないが、私は救われない。
皆の前で、自分の心の内をさらけ出すなんて、裸になるも同然で、公開処刑だ。
私は自分の心の内は、親しい家族と恋人と親友にしか、話さない。
だから、仮にああいう場になっても、その場しのぎのてきとーな事を言うだろう。
2023年12月24日
『Elf (2003)』★Movies & TV series 2023(102)★
<個人的な評価:10点中10 点>
下記、個人的な感想。
ネタバレあり。
下記、個人的な感想。
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20年前の作品は、やっぱり最高に面白い作品が多いな。笑いあり涙ありのハートフルストーリー。
クリスマスにピッタリの映画だ
起承転結が全て、私好みで、最高で心が温まる。
エルフに育てられた人間が、実の父親を捜す為に、ニューヨークに行くお話。
子供が父親捜しに出かけるんじゃなく、30のオッサンが、父親捜しに出かけるのが、シュールすぎる。
急に、変なオッサンが、息子でーす!って言ってきたら、ビビるわ笑。そのシュールな感じが面白い。
50代ぐらいの仕事人間の父親。でも根は良い人。
継母がすごく優しい人で、20歳ぐらいは歳が離れている弟もなんだかんだ凄く良い奴で、素敵な家族。
忘れてしまったクリスマスの心を取り戻したね。
本当のお母さんは、とっくの昔に既に亡くなっているけど、新しい家族ができたのが素敵だ。
全てが終わったあとも、時々、エルフの国に郷帰りして、育ての父親に会いに行っているのが素敵。
それにしても、Buddy、勝ち組すぎる笑。
人間界にやってきて、すぐに、あんなに可愛いくて良い子な彼女ができるなんて。
最後は結婚もして子供もできて、すごくハッピーエンドだ。
『EXmas (2023)』★Movies & TV series 2023(101)★
<個人的な評価:10点中8.5 点>
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Gossip Girl のBlair (Leignton Meester)目当てで観たー!!!!!
クリスマスシーズンに最適な良作。面白かった!
共感できる部分も多かったな。
私は元カレとは喧嘩別れとかはないけど、元カレの家族とすごく仲良くなった事もある。
今の彼も、高校の時に一度付き合って、別れて、社会人になってまた付き合ってる腐れ縁のような人だから、もちろん彼の親とも仲が良いし、高校時代から、私の親も含めて、家族ぐるみの付き合いだ。
子供がいないから籍はいれてないだけで、結婚しているようなものだ。
私が結婚のプレッシャーに押しつぶされたくないし結婚願望ないのもあるね。
けど、関係性は夫婦とかわらないと思う。お互いのプライバシーや一人の時間を、普通の夫婦よりかは、重要視するけどね。(←これも私の性格的に)
まあ、だから、彼の両親の事はよく知っているし、今も日本にきているよ。
クリスマスイブとクリスマスは一緒に過ごす。
この映画は、最後はハッピーエンドで良かったね。
コメディ要素がある作品。
仕事人間のGraham の気持ちは、私はわかるけどね笑。
仕事優先を理解してくれない人とは付き合えないから。
そこらへん、私と相方は価値観が同じ。
ただ、Grahamの上司は、マジで笑えるぐらい陰湿だと思う笑。
クリスマスが嫌いなのか家族がいないのか知らんが、嫌がらせすぎる笑。
日本では、クリスマスはそもそも平日らしいから、そんな上司は普通にいるだろうけど、アメリカで、クリスマスの日に仕事をさせるような上司は、クソの中のクソだよ笑。
それぐらい、クリスマスは家族のイベントだからね。安息日だよ。
とんかく、面白かった!
Merry Christmas!!!
2023年12月23日
『Manhattan Murder Mystery (1993)』★Movies & TV series 2023(100)★
<個人的な評価:10点中8点>
下記、個人的な感想。
ネタバレあり。
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ネタバレあり。
舞台は眠らない大都会マンハッタン!
古い作品だが、気軽に観られるコメディ要素ありのミステリー。
重いミステリーも良いが、こういうのも面白いね。
そして、この時代のニューヨークのノスタルジックな雰囲気も出てていい。
ラストもハッピーエンド。
倦怠期の夫婦が面白おかしく描かれているw
妻のキャロル、暇つぶしにしては、不法侵入までして、かなりヤバイ領域なので精神科いけよ!と思ったが、彼女の勘は当たってたという笑。
ちなみに、キャロルを演じたのは、God Fatherに出てたケイト役のダイアン・キートン。
マーシャを演じていたのは、あのAdams Familyの女主人モーティシア役のアンジェリカ・ヒューストン。
ミステリーの内容は特に、どんでん返しはなく、ごく普通だが、素人捜査する連中が、面白いし、豪華キャストなので、それだけでも、観る価値あるよ。
あらすじ
編集者のラリー(ウディ・アレン)と妻のキャロル(ダイアン・キートン)は倦怠期を迎えている。息子のニック(ザック・ブラフ)が大学生になって家を出てからというもの、二人だけで過ごす時間が増えていたが、お互いの趣味がなかなか合わない。
ある晩、同じマンションに住むハウス夫妻(ジェリー・アドラー、リン・コーエン)の家に招かれるが、翌日、ハウス夫人が心臓発作で死んだと聞かされる。夫のハウス氏が妻を殺したと疑うキャロルは、何とか証拠を見つけようと、友人のテッド(アラン・アルダ)の協力を得て、探偵ごっこを開始する。初めは相手にしていなかったラリーも一緒になって、隣の「殺人犯」を追い詰めるための「捜査」はどんどんエスカレートしていく。
ラリーはキャロルとテッドの意気投合ぶりが、嫉妬心から気になって仕方がない。そこにマーシャ(アンジェリカ・ヒューストン)というラリーが担当する作家が「捜査」に加わって、彼らの微妙な精神的三角関係や四角関係がからみながら、彼らの「捜査」はさらに進んでゆく。
『ミンナのウタ (2023)』★Movies & TV series 2023(99)★
<個人的な評価:10点中7点>
下記、個人的な感想。
ネタバレあり。
下記、個人的な感想。
ネタバレあり。
最近のJホラーの中では、良作といっていいだろう。
滅多に怖がる事のない私でも、怖かった。
怖いというより、不気味、不穏な気持ちの方が強いかもしれないが。
私はリアルで、GENERATIONSの事は知らないけど、良いキャラを出してたな。
古畑任三郎で、SMAPが出てたストーリーも面白かったけど、こんな感じで、リアルのグループが主演を演じる映画は、フィクションの中にリアリティーをうんで、なおさら、臨場感があって良いと思う。
ファンはさらに興奮して観ただろう。
今作の怨霊は、高谷さな。根っからのサイコパスで生前から悪意の塊だ。
貞子や加耶子と良い勝負。あるいみ、さらに、たちが悪いかもしれない。
加耶子はメンヘラで、それはそれで、たちが悪かったが、貞子の場合は、生前の経験が呪いの引き金だから、まともな環境で育ったら普通に良い子になると思うんだよね、貞子ちゃんは。
それに比べ、今作の高谷さなは、生前から、悪意の塊だった。
リアルでおきた佐世保の女子高生による女子高生バラバラ殺人事件の犯人のような奴。
頭がよく、根っからのサイコパスという点が似ている。
*あらすじ*
GENERATIONSの小森隼は人気ラジオ番組のパーソナリティを務めている。
ある日、彼は、暗い倉庫で「ミンナノウタ」と書かれた1本の古びたカセットテープを見つけた...
それは30年前に届いたまま、誰にも気づかれず放置されていたものだった。
その後、彼はラジオ番組の収録中に奇妙なノイズの中で「カセットテープ、届き…ま…した…?」 という少女のような声を聞き、ライブの日程が数日後に迫る中、突然失踪してしまう。
実は、小森は失踪する前に、また例の倉庫に戻ったのだ。
そこで、テープを持って謎のメロディーを歌うスタッフの明日香を発見。
しかし、明日香は、なんど宙に消えた。
と思ったら、本物の明日香が、普通に倉庫に入ってきた。
では、先ほどの消えた明日香は???
その日の夜から、小森の様子がおかしくなり失踪したという事がわかった。
大きなツアーを間近にひかえ、焦ったマネージャーの凛は、元刑事の探偵の権田に小森の捜索を依頼。
GENERATIONSのメンバーに話を聞いていくうちに、制服を着た不気味な少女を見ていたという人もいる。
共通するのは、全員が、「女性の鼻歌のような、妙なメロディーが頭から離れない」と現象を経験してる。
捜査をしていくうちに、制服の少女の幽霊は、30年前の「高谷さな」という名前の中学生であることが判明。
彼女が残した「私の夢は、自分の歌を、みんなに届けて、みんなを私の世界に惹き込むことです。」という言葉の通り、彼女の「呪いのメロディー」を聞いた人は次々と口ずさんでいく。
恐怖のメロディーとともに伝染は広がっていく。そして、メンバーが1人ずつ姿を消していく...
リーダーの白濱亜嵐、マネージャーの凛、探偵の権田は、呪いを解く方法を探すために、調査を進めるが...
*ラスト*
コイツは悪霊だからな。だから、優しさで成仏させようなんざ無駄。調子のるだけ。
調子のった悪霊は、何千人ものファンをも呪い殺すラストになってしまうじゃないか!!!!!!
こういう悪意あるものには、ちゃんと悪意で返さないと消えないなと思う。
ハッピーエンドに見えたバッドエンドだった。
この映画をみたら、メロディーが離れないという感想が多かったが、私はもうとっくにメロディー忘れてしまった笑。あまり記憶に残らないメロディーだわ。
最近、クリスマスソングばっかりきいて、自然と除霊されてるからかな笑。
あ、そういえば、呪怨のとしお君を意識しているキャラがいたよね笑。
と思ったら、名前もとしお!!!
2023年12月18日
『A Deadly Invitation (2023)』★Movies & TV series 2023(98)★
<個人的な評価:10点中7点>
下記、個人的な感想。
ネタバレあり。
下記、個人的な感想。
ネタバレあり。
気軽に観れるMurder Mystery。
特に大きなどんでん返しもなく、普通だったが、悪くはなかった。
警察の新米が、けっこう面白かった笑。
死んだ女は、美化されてるが、略奪愛結婚してた時点で、クズなんで、どんな美化をされても、クズにしか見えないわ。意外とまともだったのは、ヨガ教師と略奪愛された女のペアだったな。
新生児誘拐というありきたりなミステリーだが、ぶっちゃけ、赤ちゃんの立場からすると、10代のDQN貧乏シングルマザーなんかより、金持ちに夫婦引き取ってもらった方が、親ガチャ当たりじゃん笑。
親ガチャという言葉は嫌いだが、親ガチャってこういう事だよなー。
嘘をついて子供を死んだ事にして、大金をもらったのはよくないけど、貧乏な親の子供を、子供ができない金持ち夫婦へ養子に出すのは、良いアイデアで、欧米ではよくある話だよね。金があれば、子供の将来の選択肢も広がるし良い事だけどね。
2023年12月17日
『Hold Tight (2022)』★Movies & TV series 2023(97)★
<個人的な評価:10点中7.5点>
下記、個人的な感想。
ネタバレあり。
下記、個人的な感想。
ネタバレあり。
なかなか面白いサスペンスミステリーだった。
最後のどんでん返しは、良い味をだしてたな。
やっぱり、息子が真犯人だったか。
あの息子アダムは、サイコパス気質があるのでは?
母親も薄々それに気づいているけど、溺愛しすぎて、甘やかしすぎているから、ああなる。
うちの親なら絶対にありえないわ。
日本もそうだけど、欧米って子供を甘やかしすぎだよな。
うちの家庭でもそうだけど、進学校に通ってた私のまわりの友達とかでも、親の言う事は、ほぼ絶対だったからな。結果、私も友達も、それなりに成功している大人になっているし、社会に出ても、多少の仕事や人間関係でのストレスは、対処できる。やっぱり、親はある程度、子供をしっかりコントロールすべきだね。
最近、クズガキや、精神弱いガキが増えてるが、親が甘やかし過ぎなんだろ。
それで、なんか問題があったら社会のせいにするとか、ふざけるなよって思う。クソガキの為に、私がおさめた高額の税金使うな。
このドラマに出てた母親の息子への愛情は、ただの甘やかしを通り越して異常ともいえるけどね。
しかも、夫の子供ではなく、レイプされてできた息子。
だからこそ、ヤバイ奴の血も半分入っているので、母親は、息子ももしかして、ヤバイ奴なんじゃないかって、わかってたはずなのに。
レイプされてできた子供でも、溺愛できるのが、ある意味すごいけどね。
しかも、得体のしれない男の子供だし、気味が悪すぎる。悪魔の子や、人間じゃないナニカって思わないのかね。これは、人によると思うけど、子供さえも殺したいほど憎いって人もいるからな。
まあ、とりあえず、サイコパスや犯罪者の血は、世の中に残すなよ。悪の連鎖だよって思う。
まず、得体のしれない犯罪者の子供を産もうとする神経も、私には理解できないけどね。
しかも、この母親、信仰深いわけじゃないのに。信仰があったら、理解できるけど。
そんなヤバイ犯罪者の息子だけど、作中では、大人しそうなイケメンとして描かれているからな。
実は賢い犯罪者だったけど。恋人もいるようだし、恋人の将来が心配だよ。
DVとかしそうじゃない?都合が悪くなったら、すぐに悪知恵を働かせて、恋人や友達を殺しそうだよ。
しかも、こいつ死んだふりもできるし。なかなか、あっち系の血式があるとみた。
2023年12月03日
『真夏の方程式 (2013)』★Movies & TV series 2023(96)★
<個人的な評価:10点中7点>
下記、個人的な感想。
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下記、個人的な感想。
ネタバレあり。
推理小説は基本的に好きだが、、東野圭吾の小説は、私にはあわなく苦手なので、避けている。
「容疑者Xの献身」も苦手。変な女を美化しているからだね。出てくるヒロインに好感がもてない。
やっぱり、「真夏の方程式」も、悪くはないが、個人的には、微妙だった。
しかし、今作は少年が癒しだったな。他の登場人物は、うーん笑。
ヒロインの、川畑成実も理想を追い求めるメンヘラ気質で、苦手。
その母親も、美化されているが、こいつ不倫女じゃん。どんだけモテモテだったか知らんけどさ、人の夫と不倫している時点でゴミクズなんだよ。なに美化してるんだよ。
しかも、不倫相手の子供を身ごもったまま、別の男性と結婚して、その男性にも愛されている時点で、こんな女、愛する価値もないだろっていう。悲劇のヒロインぶっているババアだが、苦手だわ。
その娘も娘でね。苦手なタイプ。典型的な頭の悪い活動家だし。
成美の実父で、節子の不倫相手であった、仙波英俊も、妻がいたらしいけど、その妻に同情するわ。
先立たれたというが、節子&夫の不倫で、精神的ストレスもあったのかもね。
こんなゴミたちが、登場人物の時点で、感情移入できない。
しかし、甥っ子の少年には癒されたし、少年&湯川学の交流が最高だった。
私にとって、このドラマの見どころは、その二人のやり取りだった。
ヤバイ大人に振り回されて可哀想だったな、少年よ。