<個人的な評価:10点中8.5点>
下記、個人的な感想。
ネタバレあり
下記、個人的な感想。
ネタバレあり
昨日の夜、仕事帰りに友達と観てきた〜、変な家!!
原作は既に読んでいる。
小説『変な家(1)』の感想はこのリンクの先
既に内容を知っている漫画の映像化は、あまり興味ないので観ないんだが、小説の場合は、どんな映像になるかちょっとワクワクしているし、事前にホラー要素があると聞いてたので楽しみだった。
簡単な感想というと、原作要素を入れつつホラーも入れてるので面白かった!
小説をうまく映像化した感じ。欲を言うならばもっと最初の家を探索して欲しかったが、最後の田舎の元凶のヤバい家の探索には満足。
ちなみに、最初の家の間取りはこれ。表紙にもなっているこれ!この家を、もっと探索してほしかったな。
あと、本来、もっと不気味なんだと思うけど、カメラの取り方のせいか、もっと不気味に見せる事は可能だったと思う。
で、ホラー要素だけど。
ぶっちゃけ、幽霊というより、ホラー要素ってのは、ものすごく怖い〜お面+幻覚剤ですww
つまり、人間の仕業なので、幽霊という意味のホラーではないが、薬などで精神やられている人は、怖い幽霊とか観るし。
ホラーといえばホラーだけど、人間の仕業ではあるからね。
映像は怖いよ。
お面が怖いから。
ストーリーは、大体、小説の筋書き遠り。
元凶は、先祖の妾の亡霊。つか、私が正妻でも、あの妾は潰したいわ。
特に、昔の時代は、使用人の分際で、当主に気に入られて妾になって、子供産んだら、正妻の座を略奪する事があるからね。当主が全てを握っているから、その当主に正妻が捨てられたら困るし、まさに妾は正妻の敵だよ。今のように離婚して慰謝料とかないし、正妻の立場からしたら、妾は宿敵で、私なら、自分と子供の保身のためにぶっ潰す!!!もう自分を守る為だよ。なにが、左手供養だよ笑。まあ、田舎の昔の人は、すぐに迷信とか信じるから、なにか悪いことが起きると、呪い!ノロイ!とか祟り!とか言い出す。原作では、霊媒師は、確か、妾の親戚だったはず。
とんでもない因習を作り出してくれたもんだ。でも、私は、あの死んだ妾には一切同情はないな。
勝手に祭られて、勝手にキモイ宗教の教祖みたいにされている事には、少し皮肉った意味で同情するが。
そんなバックグランド的な事もしってたので、あまりホラー感は感じなかった。
ホラーは、仮面じゃん!!!!!
ただ、ストーリーは面白かった。原作も面白いけど。
ちゃんと、家族愛や親子愛や夫婦愛があったし。しかも、血の繋がらない親子愛もしっかりあった。
怖い仮面をかぶっているけど、少年Aは、良心をもった子供で、あの夫婦が一生懸命可愛がって育てたんだよね、自分の子のように。
夫の方が行方不明になったけど、あの家族は幸せに暮らしてほしいと思う。
ちなみに、最後のあれ、蟲がキモかった。