<個人的な評価:10点中7点>
下記、個人的な感想。
ネタバレあり。
下記、個人的な感想。
ネタバレあり。
最近のJホラーの中では、良作といっていいだろう。
滅多に怖がる事のない私でも、怖かった。
怖いというより、不気味、不穏な気持ちの方が強いかもしれないが。
私はリアルで、GENERATIONSの事は知らないけど、良いキャラを出してたな。
古畑任三郎で、SMAPが出てたストーリーも面白かったけど、こんな感じで、リアルのグループが主演を演じる映画は、フィクションの中にリアリティーをうんで、なおさら、臨場感があって良いと思う。
ファンはさらに興奮して観ただろう。
今作の怨霊は、高谷さな。根っからのサイコパスで生前から悪意の塊だ。
貞子や加耶子と良い勝負。あるいみ、さらに、たちが悪いかもしれない。
加耶子はメンヘラで、それはそれで、たちが悪かったが、貞子の場合は、生前の経験が呪いの引き金だから、まともな環境で育ったら普通に良い子になると思うんだよね、貞子ちゃんは。
それに比べ、今作の高谷さなは、生前から、悪意の塊だった。
リアルでおきた佐世保の女子高生による女子高生バラバラ殺人事件の犯人のような奴。
頭がよく、根っからのサイコパスという点が似ている。
*あらすじ*
GENERATIONSの小森隼は人気ラジオ番組のパーソナリティを務めている。
ある日、彼は、暗い倉庫で「ミンナノウタ」と書かれた1本の古びたカセットテープを見つけた...
それは30年前に届いたまま、誰にも気づかれず放置されていたものだった。
その後、彼はラジオ番組の収録中に奇妙なノイズの中で「カセットテープ、届き…ま…した…?」 という少女のような声を聞き、ライブの日程が数日後に迫る中、突然失踪してしまう。
実は、小森は失踪する前に、また例の倉庫に戻ったのだ。
そこで、テープを持って謎のメロディーを歌うスタッフの明日香を発見。
しかし、明日香は、なんど宙に消えた。
と思ったら、本物の明日香が、普通に倉庫に入ってきた。
では、先ほどの消えた明日香は???
その日の夜から、小森の様子がおかしくなり失踪したという事がわかった。
大きなツアーを間近にひかえ、焦ったマネージャーの凛は、元刑事の探偵の権田に小森の捜索を依頼。
GENERATIONSのメンバーに話を聞いていくうちに、制服を着た不気味な少女を見ていたという人もいる。
共通するのは、全員が、「女性の鼻歌のような、妙なメロディーが頭から離れない」と現象を経験してる。
捜査をしていくうちに、制服の少女の幽霊は、30年前の「高谷さな」という名前の中学生であることが判明。
彼女が残した「私の夢は、自分の歌を、みんなに届けて、みんなを私の世界に惹き込むことです。」という言葉の通り、彼女の「呪いのメロディー」を聞いた人は次々と口ずさんでいく。
恐怖のメロディーとともに伝染は広がっていく。そして、メンバーが1人ずつ姿を消していく...
リーダーの白濱亜嵐、マネージャーの凛、探偵の権田は、呪いを解く方法を探すために、調査を進めるが...
*ラスト*
コイツは悪霊だからな。だから、優しさで成仏させようなんざ無駄。調子のるだけ。
調子のった悪霊は、何千人ものファンをも呪い殺すラストになってしまうじゃないか!!!!!!
こういう悪意あるものには、ちゃんと悪意で返さないと消えないなと思う。
ハッピーエンドに見えたバッドエンドだった。
この映画をみたら、メロディーが離れないという感想が多かったが、私はもうとっくにメロディー忘れてしまった笑。あまり記憶に残らないメロディーだわ。
最近、クリスマスソングばっかりきいて、自然と除霊されてるからかな笑。
あ、そういえば、呪怨のとしお君を意識しているキャラがいたよね笑。
と思ったら、名前もとしお!!!