<個人的な評価:10点中8点>
下記、個人的な感想。
ネタバレあり
下記、個人的な感想。
ネタバレあり
2021年に公開された日本のストップモーション・アニメーション映画。
監督の堀貴秀が、ほぼ1人で7年かけて製作した作品。約4年をかけ制作された30分の短編作品「JUNK HEAD 1」を修正、追加撮影を行い2017年に完成した長編版が本作である。長編版は完全に1人で製作したわけではなく、実際には3〜4人のスタッフが入れ替わり制で作業を行ったそうだ。
前から話題になってたので、U-NEXTで挙がった時に、観た。
すごく独特なスタイルのSF作品だ。
監督一人で作ったのが凄い!という先入観があるが、そういう先入観をあえて、なしにして、作品のみで評価した結果、個人的には、10点満点といかずとも、普通に良作とは思ったので、8点。(あくまでも個人的な評価です)
あと、かなりグロいです。「う○こ」&「ち○このようなナニカ」の描写がグロいです笑。他にも虫やいろいろとグロい表現はある。
グロかわ?と表現する人もいますが、私は可愛いとは思わなかったな笑。
グロいだけ。
でも、とてもシュールで面白い。
ストーリーの舞台は、かなり遠い先の未来の話で、ディストピアSF系のジャンルかなと思う。
人体を無機物に転化する技術により、人類は生殖機能を代償に不老不死を手に入れた世界。
だが、新種ウイルスの発生によって人類は存続の危機に陥ってしまう。
そんな中、遥か昔に創造した人工生命体「マリガン」に生殖能力の可能性を見出し、調査を開始する。
主人公パートンは地下調査員に応募し、マリガンと協力して地下の探索を始める。
うーん?
新種ウイルスが発生していて、人類がやられるぐらいなら、生殖能力があろうが、なかろうが意味なくない?
生殖能力ってそこまで重要?とガチで思っている私。生んでもウイルスにやられて子供は死ぬんじゃないの?生殖能力の可能性を探すより、普通にウイルスを止めるワクチンを作ればいいのに...
それとも、ウイルスはすでに消えたけど、人口は減ったままだから?
でも、公式のあらすじでは、人口は30%減ったとの事。
絶滅の危機かね??
かねてから、リアルで、地球の人口増加に懸念を抱いている私は、全世界が少子化に貢献すべきと考えている。犯罪者の生殖能力を止めるとか、責任能力のない税金を食いつぶしているだけの連中の妊娠出産をNGにすべきとか。人間、そんなにいらないでしょ...っていつも思っているわ。
まあ、人権うんぬんで、不可能な事だけどねー。
でも、税金食いつぶして、無職や犯罪者やガキの癖に子供を産みまくっている人間は、いつもマジでいらねーと思って嫌悪している。私の出身国、アメリカでは本当にそういう害虫が多いから、マジで殺意わいてくる。
本気で殺意わきまくるから、極力、そういう人にはかかわらないようにしているけどね。
幸い、まわりには一人もいない。
まあ、とにかく、この映画のテーマは、人類を絶滅から救うために、主人公が、マリガンと協力して地下の探索して、生殖能力の可能性をみつける物語!
テーマには、特に魅力を感じなかったが、なにより私が興味をもったのは、巨大地下の世界。
ここまで地下深くだと、まさか地底では?と思っちゃう。
個人的に、ストーリーうんぬんより、独特なキャラ達と、ストップモーション・アニメーションというのが、斬新的だから面白いと思った。
あと、謎の言語!!!!!
日本語字幕で観るという...笑。
謎の言語が、なんか、アジアのどっかの国と国の言語を混ぜたような不思議な感じ。
キャラ同士のやりとりも、シュールで面白かった。
きもい、グロい描写もしっかりある。
異形生物が、かなり気持ち悪い。
3バカ兄弟は、けっこう良い奴らで好き。
赤ずきんの子は、最初、人間が迷い込んだのかなと思ったが、マリガンだったのね。
あと、かなりキモかったのは、食用ち○こ。
あれを本体から切り落とすのが、グロいし、妙に生々しい。
すぐに腐るのも....
なんか、とてもマズそうだ笑。
これ、3部作の1部だから、続編があるんだろうね。
7年かけて、これを作ったから続編が出るころには、きっともう、これの内容は忘れているだろうな。
続編も観るとしたら、これも再度、観ないとね。
総合的にみて、面白かった。
ストーリーというより、独特な設定や舞台が面白かった。