<個人的な評価:10点中5.5点>
<ホラー度:★★☆☆☆>
下記、個人的な感想。
ネタバレあり。
<ホラー度:★★☆☆☆>
下記、個人的な感想。
ネタバレあり。
観終わった。犬鳴村も観たけど、今回は樹海村...
なんか巷の評価はイマイチだけど、確かにちょっと微妙だが、コンセプトは良いんだけど。
しかし、タイトルは、『箱』に変えてもいいんじゃないの笑。
それぐらい、謎の箱の存在感が凄かった笑。箱の呪いとかは、よくわからないけど。
もちろん樹海も出てきたけど..
うーん、でも、なんだかね。
簡単にいうと、箱の呪いというのは、昔、山に捨てられた人達(知的障碍者や、忌み嫌われた人達などが多い)がカルト教っぽい変な集落をつくり、そこで変な儀式をして、そして死んで、その怨念が、さらに死を導き、現代になって、自殺者志願者たちは、その樹海に惹かれ、そして、そこで自殺して、樹海の一部となる。そして、さらにさらに、大きな呪いとなって、その怨念が箱に詰まってるって事かな。
そのコンセプトはいいんだけどね。ただ、何故に箱(笑)
まあ、私が箱を観て、連想したのは、蟲毒って呪いだけどね。
(蟲毒は、色々な種類のドクムシを箱に詰めて、最後に生きのこった最凶の虫を使って、ターゲットを呪殺する呪い)
この映画では、蟲毒かどうかわからないけし、箱には、人間の指を詰めてたけど。
でも、たぶん蟲も詰めてたんじゃないかな。
変な儀式してたし笑。
まあ、カルト教だから意味不明で当たり前か。理屈が通じない人達だし。
ちなみに、ホラー度は低かった。ゾンビ系の連中は出てきたけど。
どっちかっていうと、ホラーより、グロかったかな。昆虫や虫....
てか、『蟲』が苦手な人は、要注意。
最後は母娘愛、姉妹愛だったけど、結局、生き残ったのは、鳴だけ。
母も、幼なじみ達も、恋人も、祖母も、そして妹も、全員死んで、天涯孤独になった鳴。
死ぬより、生きる方が辛いのでは...
ある意味、バッドエンドだなと思った。
そして、箱はランダムにターゲットを選ぶのか?
ランダムに、樹海近くの家に、ぽっと現れるのか?
それとも、天沢家の家系をターゲットにしているのか。
鳴の母親は箱について知ってたし。
でも、箱をせっかく樹海に捨てても、寺に捨てても、寺で祓っても、呪いは解けないんでしょ。
厄介な呪いだな。
最後の小さい女の子は、もしかして、鳴の娘かな?
鳴がその後、どうなったか知らないけど、箱の呪いが天沢家を狙っているのものとしたら、今度は、鳴の娘が、箱をみつけて、それで呪いは受け継がれるって事かな。
映画には一切明らかにされてなかたけど、もし、天沢家を狙った呪いなら、もっと面白いね。
映画ではなく、もっと掘り下げたドラマとかにしても面白い。
天沢家は、出てきたのは女ばかりだし、もしかして、呪いで、男が産まれない家系や、生まれても早死にする家系かな。
そして、娘が結婚して、また娘を生むけど、箱をみつけてしまう運命で、その箱の呪いのせいで、家系が絶えるとか、そういう呪いかな。
はるか昔、そこをその土地を仕切ってたのは天沢家で、天沢家の先祖が、悪い事をして、樹海にたくさんの人を捨てたとか?その呪いとかかなー。
まあ、ただの憶測です。映画では、一切、そこまで詳しく掘り下げられてない。