『犬鳴村 (2020)』
<個人的な評価:10点中6.5点>
下記、個人的な感想。
ネタバレあり。
下記、個人的な感想。
ネタバレあり。
U-NEXTは新作が早い!そういえば、この前まで映画館で上映されてた作品。
今は映画館には、できるだけ行きたくないし、外出も控えたいので、U-NEXTで出てくるのを待ってました!
トリックアートのようなポスター。不気味ですね。
てか、ような...ではなく、トリックアートそのものですね。
顔が浮かび上がってくる系。
さて、一人で最後までみたけど(ところどころ目隠しをして)、怖い場面も結構あったんだけど、正直、おもってたよりかは微妙だった。つまらないわけじゃないけど。
なんかイマイチって感じ。
冒頭のバカップル、特に育ちが悪そうな女の方がマジでムカつくから、とっとと呪われて死ねよって冒頭から思ってたけど、あそこで死なずに、いったんは助かったんだね。気狂いになってしまったようだけど。
男の方は巻き込まれた感じ。嫌がってるのに、無理やり、恋人を巻き込もうとする性根腐ってる女。
で、その女の方は気が狂って、そのうち自殺したけど、同情の余地一切なし。妊娠してたようだけど、結婚してない上に、かなり若かったから、さらにバカ女っていう印象しかない。恋人がいたとはいえ、未婚の妊婦ってだけでもお察しなのに、妊婦の癖に、自分の身と、お腹の子の身と、自分の恋人の身を危険にさらすような無責任な行動。恋人まで巻き込むキチガイっぷり。こういうタイプが、母親になるって怖いな。だから死んでくれてよかったよ。
死んだあとも化けて出てきたけど、同情や怖いってより、ムカつく女って印象が強いけど。
というか、心霊スポットに面白半分で行くタイプの奴らは本当に同情の余地ないよ。
友達に無理やりってなら、まだ少し同情するけど、率先して嫌がってる人を連れていく系の奴は本当に自業自得な目にあえ!って毎回思う!!
それに学生ならともかく、良い大人がすると余計に、呪われて殺されてこい!って思うな。
んで、今回のバカップルの男の方も、自分のバカ彼女のせいなのに、医者である妹までも巻き込もうとするクズ男。なんか、この男も最初から最後まで一切共感できなかったし同情もできなかった。
最後、弟妹を助けて死んだような感じだったけど、もともとはお前(とバカ彼女)が巻き込んだ癖に...汗。
だから最初から、ムカつくバカップルにイライラしながら観てました。
でも、バカップルがメインじゃないのが救い。
主人公は、バカップルの男サイドの妹だから。
主人公の女性は医者で、この人は、まあ...好きでも嫌いでもないけど、なんだか、うーん笑。
で、バカ兄&その彼女に巻き込まれた感じかなーと思ったら、実は、彼女自身の血筋に関するお話で...
こっちがメイン。
だから、冒頭のバカップルの女は完全に踏み台。
メインは、主人公の女性の血筋と犬鳴村の真実に迫るストーリー。
このストーリー自体は、興味深かったし面白かったと思う。
都合が良く、良い幽霊(主人公の先祖)が出てきて、都合よく、村の事を教えてくれるんだけどね。
で、まあ色々と怖いホラー場面もありつつも、話が進んで、主人公自身が、主人公のお祖母ちゃんを救った形になったのかな。
なんだかんだで、まとまりがある終わり方。
弟の方も助かったし、主人公の方も助かったし、自分の血筋についてもわかって終わり。
狂犬の血が入ってる血筋なのかなー。まあ特殊な血筋で、洋風ファンタジーをよく見る私からすれば、人狼っぽいかなとも思う。別に人を急に襲うわけでもないし、キレたら発症する感じだから、満月とか関係ないようだけどね。主人公も、その力があるけど、別に普通に生きていられるんじゃないのと思います!
ホラー映画って意味不明に終わる事も多い中、これは、一応、まとまりがあって綺麗に終わった感じなので、ストーリーとしてわかりやすかったし、スッキリはしました。
共感できるキャラが一人もいなかったけどね。
で、この作品を観る前から、ちょっと知ってた事に注目して噂のエンディングロールを見てたら...
静止画面じゃないから気づかない人もいるだろうけど、私は気づいた。
いたよ。
トンネルの隙間から、髪の長い女のような顔がのぞいてた...ようにも見えた。
というか、実際に女だったのか人間だったのかわからないし、たまたま、そうみえただけかもしれない。
でも、それっぽいのはいましたね。
少しゾクっとしました。
実際に存在してる場所らしいですね。
それを基に映画を作った。
まあ、私はこのフィクションの映画より、フィクションかノンフィクションかわからない犬鳴村の都市伝説の方に興味があります。
絶対に行っちゃダメ! 日本一怖い心霊スポット!って言われてるし。
そういわれると、行きたくなる人ってのはいるわけで。
映画冒頭のバカップルほどではないけど、友達が彼氏と、近くまで行ったそうです笑笑。
トンネルを見つける事はできなかったっていってたな。
でも、その付近までには行ったそうです。
例のトンネルを探したいけど、探せなくって、そのうち、日が暮れそうだったので退散したそうです。
変な事には巻き込まれたくない賢い人達なので、夜中ではなく、あえて昼間にいって、特に霊感はないけど、なんかイヤな気がしたようなので、トンネル見つける前に、日が暮れる前に、退散。賢い判断だと思う!
まあ、なんかこの世のものではない何かがいるとは思いますよ。確信はないけど。
私は、そういうものを、100%信じているわけではないけど、全否定もしないですね。
心霊現象を聞いたら、やっぱり科学的に解明しようとする癖はあるけど、でも、解明できても、できなくても、あっちの存在を全否定するほど、驕ってはいません。
犬鳴村...本当のストーリーはどんなのだろうか。