キムタク主演
『MASQUERADE HOTEL 〜 マスカレードホテル』
『MASQUERADE HOTEL 〜 マスカレードホテル』
前から気になってたサスペンス!
小説は読んでいないのですが、タイトルがカッコいいのんで気になってはいました。
そして映画!!主演はキムタク!本当に刑事が似合うよね、この方は・・・!
そしてベテラン女優の長澤まさみ!!
他にも、松たか子や菜々緒などのベテラン揃い!!豪華キャスト!!!
日本人の俳優や映画やドラマには、普段は興味ない私ですが、さすがの私でも彼ら彼女らは知っているしベテランなのも知っている。特にキムタク!!
全然ジャニーズファンじゃないけど、キムタクは好きだな。
カッコいいからとかじゃない。
カッコいいのは、そりゃ芸能人なんだから当たり前でしょう。カッコいい人たくさんいます。
でもキムタクは、オーラもカッコいいし、天才肌なのに、勉強家、努力家みたいな、ちょっと完ぺき主義者っぽいところがあるから好き。でも空気読めるし、芸能人にありがちな変な噂もきかないし、家族を大事にする良き夫、良き父親だし、なんというか人として憧れていますね。映画やドラマも演じるのが上手。彼自身も色々演じ方とか研究していて、超有名人なのに驕らず、さらにさらに高みを目指している向上心を尊敬します。
しかも、かなりのワンピースマニアだし!!ファンという粋を越えててマニアックなレベルだし笑。
そういうギャップが面白いですね。
尾田先生とも仲良しで、尾田せんせいの自宅で肉を焼いてましたね笑。
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ONE PIECE 〜 ワンピースとさんま番組のコラボ実現!「ホンマでっか!?」で尾田先生の自宅を訪問!
まあ、そんなキムタクだから、しかも刑事だから、しかも有名な小説だから、私自身、推理もの大好きだから、こりゃ面白くないはずがないという事で、観にいきました!!
長沢まさみさんは美人なのは、これも女優だから当たり前だけど、私が良いなと思ったのは声。
彼女、すごく綺麗な良い声をしています!私自身、声があまり綺麗ではないから、綺麗な声の人は羨ましいです。
銀魂のお妙さん役でも思ったけど、彼女も演じ方が上手ですよね・・・
若い頃は恋愛ものばかりで私は恋愛映画やドラマは観ないから、彼女について良く知らなかったけど、最近は本当に色んなジャンルの作品にも出てきて、やっぱり上手だなと思うようになりました。
感想をかきます!!
実際、とても面白かった〜!!!
点数をつけるとしたら、10点満点中、9点でしょう!!
この映画にかなり満足しましたね。
さて、ここからはネタバレ有りです・・・
ネタバレ注意
ネタバレ注意
ネタバレ注意
ネタバレありの感想かきます。
さて、点数は9点と評価しましたが、役者さんたちの演技は満点です!!!
ストーリーの内容なども考慮して、9点としました。
とても面白い。面白いんだけれど・・・
私はサスペンスが好きなのですが、小説とか結構よむのですが、実はあまり東野圭吾の小説を超面白いと思った事ないんですよね、何冊か借りて読んだけど。悪くはないんだけど、面白いんだけど、超面白いというわけではない。私が求めているものと若干違う。だからタイトルに凄い惹かれたけど、マスカレードホテルの小説は今まで読んでなかったんです。映画で内容が知れてスッキリです!!
小説を読んでなかったので、犯人が誰か一切知らなかったので、犯人探しなども楽しめました。
小説を読んでて内容を知っていたら、いくらキムタク主演でも観なかったでしょうね。
だから、今回は、新鮮な気持ちで観てきました。だから楽しめたんでしょうね。
犯人あても面白いけど、キムタク演じる新田と長澤まさみ演じる山岸のやりとりが面白かったし、ホテルマンについて、接客について色々考えさせられました。私も接客業に携わった事があるのですが、(外資系国際線CA、国際空港グランドスタッフ)やはり、ホテルマンは違う。CAは実は接客も大事だけど、それより大事なのは、お客様の命を守る事。だから、危険な行為をしている人がいれば注意するし警備員もよぶ。けっこう些細な事でもよぶように言われています。スタッフのいう事を無視した人は、他のお客様の安全の為に、飛行機を降りてもらいます。テロ対策などもしています。それが一番大事で神経を使います。ですので、接客というより、お客様への安全に実は重きを置いているんです。もちろん接客も大事だし、色々な人がいるから色々な対応の仕方があるし、私も失敗経験はあるし、どんなに長く働いていても、毎日が勉強の場だし、人間はひとりひとり違うから、この対応がこの人にはよくても、あの人にはダメなんて事はざらにあります。例えば体感温度とかもね。日本人はなぜか冷え症が多い。とくに女性。なぜだかわからないけど外国人女性より多い。私より冷え性。まあ私は暑がりなんですけどね笑。機内の空調温度は決まっているので、温度を変更する事はできないけれど、毛布を余分わたす事はできます・・・しかしね、外国人のお客様は暑がりの人が多いんですよね。まあ、外国人かんけいなく、一人ひとりが違うという事です。
自分の仕事の話になってしまいましたが・・・接客業というのは大変です。
マニュアル通りのやり方だけでは絶対に失敗します。
そして、私にはホテルマンは勤まらないでしょう、無理でしょうね絶対に。
やりたくない。たぶんストレスで3日も我慢できないでしょう。
でも、ホテルマンの方々を尊敬します。立派な、とーっても大変な仕事ですね・・・
私もたくさんの海外、国内ホテルに泊まってきましたが、映画に出てくるような極端なクレームは出した覚えがないので、どういう対応を実際にされるのかは経験した事がないのですが笑。
本当に実際、どこまで対応されるのかな???って映画を観て疑問に感じました。
映画だから極端なんだろうな。
明らかに業務妨害な客がいましたね。それって通報ものじゃないですかね?実際どうなんでしょうホテルマンの方々に伺ってみたいです。映画に出ていた栗原とかいう逆恨みクレーマーって営業妨害じゃないですか?
色々考えさせられましたね。接客業は難しい!ホテルマンは難しい!
犯人当ても楽しかったけど、なにより、ドラマが良かった!!!はい!!
そして・・・マスカレード。
タイトルからして、仮面舞踏会でも開かれるのかなという先入観がありました。
しかし、映画をみても、時間がたっても、仮面舞踏会は出てきません・・・ん?
キムタクさんも最初、小説を読んで、どこにもマスカレードが出てこないぞ?と思ったそうです。
そして、そうです。実はホテルマンからお客さまを見たときの視点、それがマスカレードなんだと、すぐに気づいたようです。
お客様はみんな仮面をかぶっている(ベネチアなどで購入できるような仮面ではなく、人の仮面という意味)。
ホテルマンの仕事はその仮面をはがさない!!!
うーん、なるほど!深い。
ちなみに、原作者の東野先生は、新田というキャラを作ったときに、キムタクを思い浮かべたようです。だから違和感なくピッタリなんですね。
さて、私がちょっと期待していた仮面舞踏会はなかったけれど、でもでも!!最後のシーンが綺麗だった・・・
新田の幻想ですが、事件が終わったあとに、ちょっとそういった幻想的なシーンがあって、とーーっても綺麗!!!
はい、満足です。
そして現実に戻った新田。
最後の新田と山岸の乾杯のシーンは素敵だったな、感動。
あとエンドロールは必見です。芸術です。あれも好きですね・・・
たぶん小説で読んでいたら、ここまで楽しめなかっただろうな・・・
映画だからこそ、色があったからこそ、声があったからこそ、役にピッタリな役者さんたちがいたからこそ、楽しめました。
そして犯人についてですが・・・
うーん。あえて誰かは言いませんが・・・可哀想だなとは思いました。
でも動機が逆恨みかよ・・・
うーん、もっと捻った動機があったのかと思ったのですが・・・なんだかなあ。
犯人も実は別にいて、この逆恨みの人は利用されてただけじゃないの?って思ったんですが・・・
うーん・・・
まあ、犯人、かなり可哀想なんだけど。
1年前の山岸さんの対応もなぁ・・・正しいのだけれど
あの対応も正しいのだけれど・・・
もっと他に対応の仕方が、なかったのかな?雨降ってたのが辛い。
金払って宿泊するっていっても断ってる時点で危険人物とみなしたわけだけど、それって、もも一人の先に泊まった男の客の一方的な言い分でしょ?そもそも客観的にみれば危険人物はどっちかわからないじゃん。先入観がなー。
まあ、それでも、あの女性をホテルに泊めるべきではないのは正しい判断だけど、せめて他の宿泊先を紹介してあげたり、なんか、もっと親身になった対応ができなかったのかなとは思います。
声のトーンや、言い方ひとつひとつで、印象は違ってくるし、拒絶したくても、そのまま相手に、拒絶された!!って思われたらダメでしょう・・・
あの女性は、拒絶された!!と思ったんでしょうね。そして逆恨み・・・うーん。
接客業は難しいですね。
色々と良い意味で考えさせられるドラマ性のある良き映画でした!