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2016年11月29日

毒ガス兵器から始まった・・・抗がん剤発見の悲しい過去

毒ガス兵器・マスタードガス

1917年、ドイツ軍がカナダ軍に使用した化学兵器。
マスタードガス・・・毒ガスでシクロスファミドの元となる物質。

このシクロスファミドをご存知の方・・・そうです・・・
シクロスファミドとはDNA合成を阻害するすることで作用する
抗がん剤のことです。

このシクロスファミドが発見された裏で何があったのか!?

もともと農薬の研究過程で合成されたものだったそうですが、
その毒性の強さ故に、開発途中でSTOPがかかったと言います。

マスタードガスは、「ゴムを透過」するという兵器としては
優れもので、戦場でも恐ろしい化学兵器でしかなかった。

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抗がん剤になったきっかけとは?

1943年、大量のマスタードガスを積載したタンカーが
沈没するという事故が起きた。

その時、多くの乗組員たちが海に投げ出された。
この時、救助された人にある症状が現れた。

その症状が血圧の低下や、白血球の減少だったそうです。
この白血球の減少に目を付け、白血病治療に効果があるかもしれない、
ということが最初の扉だったようです。

やがてドイツで開発されたのが、シクロスファミドなのだそうです。
ですので、シクロスファミドの元々のルーツは
「毒ガス」であったということになります。

悲劇から生まれた世紀の発見。
抗がん剤が今でも毒薬だと言われ続ける裏には
このような抗がん剤の歴史も関係しているのかもしれませんね。

日本でも、昔から言われている「良薬、口に苦し」
という言葉がありますが、
出来れば抗がん剤もこのような存在であって欲しいです。


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