2016年10月04日
ステージ4肺がんの治療で抗がん剤を選定する時の心の壁
ステージ4肺がん治療
アリムタ+カルボプラチン療法
全6回(6クール)の投与を予定
1クールを21日間(〜28日間)としている。
抗がん剤の選定
抗がん剤の選定はもちろん医師団によるもの。
投与する抗がん剤が効くか効かないかは個人差があり
わからないとのことで、効果が確認できない場合は
投与する抗がん剤を変更して仕切り直しになるという。
抗がん剤効果の確認
投与した抗がん剤が効いているの効いていないかの
確認が出来るのは2回目の投与後、骨髄抑制の影響で
血小板の低下や白血球の減少が見られる時期に、
造影剤レントゲン撮影や血液検査などにより
確認することが出来るという。
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ハツカネズミやモルモット状態
そうともとれるこの状況、唯一の頼みの綱は、過去のデータ。
過去に同じ病状で抗がん剤治療を行って頑張った
患者さんのデータが参考になっているのは間違いない。
闇雲に選定されたのではたまったものではない。
抗がん剤は強い副作用も伴うため、
気安くチェンジという代物でもない。 ななのに、それなのにである。
結局効いていないことが判明すれば
いくら頑張っていても抗がん剤を変更
しなければならない。
当然、抗がん剤治療を拒否する権限は患者側に
あるのだが、「命」を天秤に掲げられると
どうしても「命の選択」を迫られている心境に
なるのは致し方が無い。
個人差という言葉の保険
結局のところ、抗がん剤ががん治療に効くのか効かないのかは
個人差がありますので、やってみなければわかりません。
この文章ですべてがまとめられてしまうのが現実です。
何をどのように質問しても、良いことも悪いことも
どちらも「個人差」で説明されます。
医師にもわからないのです。
わからないことに立ち向かう患者は
もっとわからなくなります。
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