2017年05月01日
薬剤師は抗がん剤を使わない
書店で、一冊の本が目にとまった。
薬剤師は抗がん剤を使わない/宇田川久美子著
思わず手に取ったが・・・考えること数秒・・・
元の位置にその本を戻した。
理由は・・・逆に読みたくなかったから・・・。
母が抗がん剤治療を選択したことを否定される。
母が抗がん剤治療の継続をしないことを選択したことを
肯定される・・・。
この本を読んだら、いろんな懺悔や後悔が
自分の心を襲うだろうという怖さが先だった。
母は入院中、元気だった。
この人のどこが病人なのだろうか・・・
それに近い気持ちは母も感じていたことだろう。
入院してからは、血圧も安定し、血中コレステロールも
平常値になり、長年服薬していた薬が止められた。
更には低体温症が改善され、平熱は36度台半ばをキープした。
長年、35度台が平熱だった母の体温は1度前後上昇した。
辛かった肩こりも感じなくなり、とても嬉しそうだった。
頭部の開頭手術は仕方がなかった。
入院した直接の原因は脳腫瘍だった。
ただ、それが肺がんから転移したものだったということ。
腫瘍は摘出できるが、ステージWの肺がん治療は限られていた。
抗がん剤治療・・・。
正直、母は受けたくなかったのだと思う。
しかし、私は受けて欲しいと願った。
母に対して、自分で決めていいよ・・・と促しつつも、
自分の意見は意見として母に伝えたのだ。
あのまま・・・元気なままの状態で暮らせていたら、
母は抗がん剤の辛さを味わうことはなかった。
結果も重要だが、過程も重要だ。
どちらを選ぶか、という問題でもある。
抗がん剤を使った後の母の状態と
その移り変わりなど、気になる部分は多々ある。
・・・何が正しいのか・・・。
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薬剤師は抗がん剤を使わない/宇田川久美子著
思わず手に取ったが・・・考えること数秒・・・
元の位置にその本を戻した。
理由は・・・逆に読みたくなかったから・・・。
母が抗がん剤治療を選択したことを否定される。
母が抗がん剤治療の継続をしないことを選択したことを
肯定される・・・。
この本を読んだら、いろんな懺悔や後悔が
自分の心を襲うだろうという怖さが先だった。
母は入院中、元気だった。
この人のどこが病人なのだろうか・・・
それに近い気持ちは母も感じていたことだろう。
入院してからは、血圧も安定し、血中コレステロールも
平常値になり、長年服薬していた薬が止められた。
更には低体温症が改善され、平熱は36度台半ばをキープした。
長年、35度台が平熱だった母の体温は1度前後上昇した。
辛かった肩こりも感じなくなり、とても嬉しそうだった。
頭部の開頭手術は仕方がなかった。
入院した直接の原因は脳腫瘍だった。
ただ、それが肺がんから転移したものだったということ。
腫瘍は摘出できるが、ステージWの肺がん治療は限られていた。
抗がん剤治療・・・。
正直、母は受けたくなかったのだと思う。
しかし、私は受けて欲しいと願った。
母に対して、自分で決めていいよ・・・と促しつつも、
自分の意見は意見として母に伝えたのだ。
あのまま・・・元気なままの状態で暮らせていたら、
母は抗がん剤の辛さを味わうことはなかった。
結果も重要だが、過程も重要だ。
どちらを選ぶか、という問題でもある。
抗がん剤を使った後の母の状態と
その移り変わりなど、気になる部分は多々ある。
・・・何が正しいのか・・・。
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