2022年01月24日
どうしようもない倦怠感
肺がんの抗がん剤治療
ペメトレキセド(アリムタ)+カルボプラチン
ひどい倦怠感
今までにない感覚が母を襲ったのは
抗がん剤治療が始まって15日目のことでした。
一日中どうすることも出来ないほどの倦怠感が母を襲った。
起きていてもダメ、目をつぶっていてもダメ。
寝てしまいたい・・・でも寝れないから辛い・・・。
母が言い表すことが出来ないくらいの倦怠感とは
いったいどのような感覚だったのか・・・。
言葉で伝えることは難しいであろうという
歯痒さを感じた。
私はその状況が悔しかった。
この日はリハビリもキャンセルして
ほぼずっとベッドで過ごした母。
体力の回復には人一倍力を入れていた母だけに、
その予定をキャンセルせざるを得なかった。倦怠感の深刻さが伝わった。
医師や看護師さんが訪れてくれるが、続く倦怠感に
その受け答えさえ鬱陶しいというほどでした。
おそらくは、私が色々と聞いていることさえも鬱陶しかったはず。
そんな日に限って面会者は多かった。
昼間は姉が、夕方は私と兄が・・・。
夕飯が来ても手を付けようともしない。
来週には退院の予定が着々と進んでいる
・・・そんな時期だった。
退院後、自宅での療養に少々の不安要素を残した・・・
と同時に、自宅なら精神的にも今よりは楽な方向に行くだろう・・・と思っていました。
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