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2018年03月31日
一生役に立つ暗算・掛け算(例38x32)
前回の11から19までの数字の掛け算はいかがでしたか。
慣れてそして忘れなくなるまで何度も練習してみてください。
まあ何度もやっていると覚えそうでもありますが、覚えるにはやはり九九と同じ様に
発音して覚えないと難しいかなとは思います。
(誰かいい語呂合わせを知りませんか、なければ作ってみませんか、インドに負けじ!)
それまでは都度本法でサラッと暗算で行きましょう。
と
少し前置きが長くなりましたが、
本日は「10の位の数が同じで1の位の数字同士を足すと10になる数の掛け算」です。例えば38x32等。
これは日常生活で時々でる部類の掛け算かも知れません。
早速問題です。
先ずは普通の方法(手計算かポケットスマホ)で計算して下さい。
いつものようにビフォー値を測っておいて下さいね。
それでは、ヨーイ、スタート
・24x26=
・33x37=
・42x48=
・53x57=
・71x79=
ビフォー値:
それでは
計算の仕方を説明します。
例として32x38とします。
@10の位の数字に1を足して掛け100倍する→3x(3+1)x100=1200
A1の位の数字を掛け合わせる→8x2=16
B@の結果の数字の横にAの結果の数字を置く→1216
これだけです。
簡単ですね。
では
当初の問題を本法で計算します。
・24x26=2x(2+1)x100+4x6=600+24 =624
・33x37=3x(3+1)x100+3x7=1200+21 =1221
・42x48=4x(4+1)x100+2x8=2000+16=2016
・53x57=5x(5+1)x100+3x7=3000+21=3021
・71x79=7x(7+1)x100+1x9=5600+9 =5609
全て暗算で簡単に計算できますね。
慣れた後のアフター値:
大部差がありましたか?
それでは
いつもの様に、練習問題10題です。サクッと暗算して下さい。
・34x36=
・23x27=
・67x63=
・46x44=
・54x56=
・88x82=
・96x94=
・51x59=
・76x74=
・94x96=
慣れれば簡単にできますね。
注意するところは、大前提である「10の位が同数で1の位を足すと10になる数の掛け算」というところです。この条件を満たしていないと普通の計算方法に頼らないといけなくなります。
制限された数字の掛け算ではありますが、この条件にある掛け算であれば
これまでのスマホの電卓アプリでの計算がまどろっこしく感じられると思います。
ご参考まで(補遺)
どうして暗算でこの計算が出来るかを一般式を使って証明しておきます。
10の位の数が同じで1の位の数の和が10になる数の掛け算を一般式で書くと以下の通りです。
10の位の数字をa,1位の位の数をcとすると、
そうすると2桁の2つの整数は
(10a+b)と(10a+c)と書けます。ただしa=1〜9、b+c=10
この2つの数字を掛けると
(10a+b)x(10a+c))=100a^2+10ac+10ab+bc
=100a^2+10a(c+b)+bc
=100 a^2+100a+bc
=100 a(a+1)+bc
つまり
「10の位の数字に1大きい数字を掛けて100倍し、それに1位同士の積を足せばいい」
という事になります。
これで暗算で出来るようになりました。
この計算が出たときは「オッ来たぞ」と思ってサクッと暗算で計算しましょう。
次回も別の掛け算をご紹介します。
お楽しみに。
参考として上記掛け算の一覧表を添付します。ご参考まで。
◆スマイルゼミ◆中学生向け通信教育
◆スマイルゼミ◆タブレットで学ぶ通信教育 【幼児コース】
慣れてそして忘れなくなるまで何度も練習してみてください。
まあ何度もやっていると覚えそうでもありますが、覚えるにはやはり九九と同じ様に
発音して覚えないと難しいかなとは思います。
(誰かいい語呂合わせを知りませんか、なければ作ってみませんか、インドに負けじ!)
それまでは都度本法でサラッと暗算で行きましょう。
と
少し前置きが長くなりましたが、
本日は「10の位の数が同じで1の位の数字同士を足すと10になる数の掛け算」です。例えば38x32等。
これは日常生活で時々でる部類の掛け算かも知れません。
早速問題です。
先ずは普通の方法(手計算かポケットスマホ)で計算して下さい。
いつものようにビフォー値を測っておいて下さいね。
それでは、ヨーイ、スタート
・24x26=
・33x37=
・42x48=
・53x57=
・71x79=
ビフォー値:
それでは
計算の仕方を説明します。
例として32x38とします。
@10の位の数字に1を足して掛け100倍する→3x(3+1)x100=1200
A1の位の数字を掛け合わせる→8x2=16
B@の結果の数字の横にAの結果の数字を置く→1216
これだけです。
簡単ですね。
では
当初の問題を本法で計算します。
・24x26=2x(2+1)x100+4x6=600+24 =624
・33x37=3x(3+1)x100+3x7=1200+21 =1221
・42x48=4x(4+1)x100+2x8=2000+16=2016
・53x57=5x(5+1)x100+3x7=3000+21=3021
・71x79=7x(7+1)x100+1x9=5600+9 =5609
全て暗算で簡単に計算できますね。
慣れた後のアフター値:
大部差がありましたか?
それでは
いつもの様に、練習問題10題です。サクッと暗算して下さい。
・34x36=
・23x27=
・67x63=
・46x44=
・54x56=
・88x82=
・96x94=
・51x59=
・76x74=
・94x96=
慣れれば簡単にできますね。
注意するところは、大前提である「10の位が同数で1の位を足すと10になる数の掛け算」というところです。この条件を満たしていないと普通の計算方法に頼らないといけなくなります。
制限された数字の掛け算ではありますが、この条件にある掛け算であれば
これまでのスマホの電卓アプリでの計算がまどろっこしく感じられると思います。
ご参考まで(補遺)
どうして暗算でこの計算が出来るかを一般式を使って証明しておきます。
10の位の数が同じで1の位の数の和が10になる数の掛け算を一般式で書くと以下の通りです。
10の位の数字をa,1位の位の数をcとすると、
そうすると2桁の2つの整数は
(10a+b)と(10a+c)と書けます。ただしa=1〜9、b+c=10
この2つの数字を掛けると
(10a+b)x(10a+c))=100a^2+10ac+10ab+bc
=100a^2+10a(c+b)+bc
=100 a^2+100a+bc
=100 a(a+1)+bc
つまり
「10の位の数字に1大きい数字を掛けて100倍し、それに1位同士の積を足せばいい」
という事になります。
これで暗算で出来るようになりました。
この計算が出たときは「オッ来たぞ」と思ってサクッと暗算で計算しましょう。
次回も別の掛け算をご紹介します。
お楽しみに。
参考として上記掛け算の一覧表を添付します。ご参考まで。
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2018年03月22日
一生役に立つ暗算・掛け算(インド式九九、19x19)
前回の11を掛けるのは直ぐ出来るようになりましたか。
忘れたらとにかく練習あるのみです。
さて今回は、11から19の数の掛け算です。
この掛け算は日常生活でかなり出てくるのではないでしょうか。
早速問題です。
いつもの様にビフォー値を測って下さいね。
では、ヨーイ、、、スタート。
・13x12=
・14x16=
・15x18=
・17x13=
・19x17=
いかがでしたか。
それでは計算のやり方をご説明します。
15x17を例とすると
@先ず大きい方の数字に、小さいい方の数字の一桁めの数を足し・・・17+5=22
其の数字を10倍する・・・22x10=220
Aそして二つの数字の右端(一の位)の数字を掛け・・・5x7=35
Bそれらを足す・・・220+35=255
これだけです。簡単ですね。
では、上記練習問題をこの方法で暗算計算しましょう。
・12x13=(13+2)x10+(2x3)=156
・14x16=(16+4)x10+(4x6)=224
・15x18=(18+5)x10+(5x8)=270
・17x13=(17+3)x10+(3x7)=221
・19x17=(19+7)x10+(7x9)=323
ポイントは、
大きい方の数字を先ず探す(決める)ということです。
そうすれば小さい方の数字の一桁目がすぐ決まり10倍数が決まります。
後は一桁目同士を掛け算して両数を足すだけです。
いかがですか、何度か練習した最後にアフター値を出してみて下さい。
更に
慣れるため10題追加しますので、さくっとやってみて下さい。
・15x16=
・13x17=
・17x19=
・14x15=
・19x13=
・12x18=
・16x13=
・17x12=
・16x18=
・15x12=
なお
11を掛ける場合は前回の方法で出来ますのでここでは省きましたが、
どちらか好きな方で計算して下さい。
ところで
11から19までの数字は9つありますから、掛け算の組合わせは81個です。
この表を作っておくと、練習ようにも実用的にも役に立ちますね。
この表は、
インド人で教えられているという九九の上位版といえる、19x19の表ですね。
覚えられる人、覚えた人はこのサイトをスルーしてください。
しかし日本の九九と比べて普通の人には難しいと思われるので、そこで本暗算掛け算を使います。
<前提>
本記事では、19x19の全体の表の中で、掛ける相手の数が1から10の部分は、すでに九九で容易に暗算できますので省略し、
全体の4分の1である11から19同士の掛け算の表を対象にしています。)
子供は何でも吸収が早いので、この計算方法をぜひ教えてください。
そして出来たら褒めて上げてください。直ぐに上達すると思います。
題名にもしていますが、一生の間での便利さ、節約時間は大きなものとなるでしょう。
付記
11〜19の掛け算の表を添付します。(エクセルで作成)
尚
エクセルで作る時は行や列を固定する$記号を使えば非常に便利です。
(具体的には、表一行目にタイトルを入れる場合、左上隅の枠に「=$A3*B$2」(A列と2行を固定)を入れて他の枠はコピーすれば簡単にできます。)
今後11〜19同士の掛け算はぜひ暗算でやりましょう。
そしてまずは表で対角線に並んでいる同じ数字の掛け算、つまり2乗の数字は覚えましょう。
(19x19=361は囲碁の石の打ち場所の数、他の実例は?)
対角線以外の数字を覚えるのハードルは高いですが、九九と同様口で直ぐ言える様になれば嬉しいですね。
がんばりましょう。
では次回をお楽しみに。
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忘れたらとにかく練習あるのみです。
さて今回は、11から19の数の掛け算です。
この掛け算は日常生活でかなり出てくるのではないでしょうか。
早速問題です。
いつもの様にビフォー値を測って下さいね。
では、ヨーイ、、、スタート。
・13x12=
・14x16=
・15x18=
・17x13=
・19x17=
いかがでしたか。
それでは計算のやり方をご説明します。
15x17を例とすると
@先ず大きい方の数字に、小さいい方の数字の一桁めの数を足し・・・17+5=22
其の数字を10倍する・・・22x10=220
Aそして二つの数字の右端(一の位)の数字を掛け・・・5x7=35
Bそれらを足す・・・220+35=255
これだけです。簡単ですね。
では、上記練習問題をこの方法で暗算計算しましょう。
・12x13=(13+2)x10+(2x3)=156
・14x16=(16+4)x10+(4x6)=224
・15x18=(18+5)x10+(5x8)=270
・17x13=(17+3)x10+(3x7)=221
・19x17=(19+7)x10+(7x9)=323
ポイントは、
大きい方の数字を先ず探す(決める)ということです。
そうすれば小さい方の数字の一桁目がすぐ決まり10倍数が決まります。
後は一桁目同士を掛け算して両数を足すだけです。
いかがですか、何度か練習した最後にアフター値を出してみて下さい。
更に
慣れるため10題追加しますので、さくっとやってみて下さい。
・15x16=
・13x17=
・17x19=
・14x15=
・19x13=
・12x18=
・16x13=
・17x12=
・16x18=
・15x12=
なお
11を掛ける場合は前回の方法で出来ますのでここでは省きましたが、
どちらか好きな方で計算して下さい。
ところで
11から19までの数字は9つありますから、掛け算の組合わせは81個です。
この表を作っておくと、練習ようにも実用的にも役に立ちますね。
この表は、
インド人で教えられているという九九の上位版といえる、19x19の表ですね。
覚えられる人、覚えた人はこのサイトをスルーしてください。
しかし日本の九九と比べて普通の人には難しいと思われるので、そこで本暗算掛け算を使います。
<前提>
本記事では、19x19の全体の表の中で、掛ける相手の数が1から10の部分は、すでに九九で容易に暗算できますので省略し、
全体の4分の1である11から19同士の掛け算の表を対象にしています。)
子供は何でも吸収が早いので、この計算方法をぜひ教えてください。
そして出来たら褒めて上げてください。直ぐに上達すると思います。
題名にもしていますが、一生の間での便利さ、節約時間は大きなものとなるでしょう。
付記
11〜19の掛け算の表を添付します。(エクセルで作成)
尚
エクセルで作る時は行や列を固定する$記号を使えば非常に便利です。
(具体的には、表一行目にタイトルを入れる場合、左上隅の枠に「=$A3*B$2」(A列と2行を固定)を入れて他の枠はコピーすれば簡単にできます。)
今後11〜19同士の掛け算はぜひ暗算でやりましょう。
そしてまずは表で対角線に並んでいる同じ数字の掛け算、つまり2乗の数字は覚えましょう。
(19x19=361は囲碁の石の打ち場所の数、他の実例は?)
対角線以外の数字を覚えるのハードルは高いですが、九九と同様口で直ぐ言える様になれば嬉しいですね。
がんばりましょう。
では次回をお楽しみに。
◆スマイルゼミ◆中学生向け通信教育
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2018年03月21日
一生役に立つ暗算・掛け算(x11)
前回の5を掛けるは超簡単でしたね。そのまま5を掛けても出来ますが、
少し時間が掛かるのと4桁ぐらいになると有り難みがでてきます。
さて今回は2桁の数字に11を掛ける計算です。
何時もと同じ様に例題を5題。
・36X11=
・45X11=
・57X11=
・69X11=
・87X11=
この場合(X11)は特別な方法を知らなくても、出来なくもありませんが・・・。
それでは簡単な方法をどうぞ。
@被乗数の2桁目の数字と1桁目の数字の間に両方の数字の和をおきます。
36なら3(3+6)6→396
ただし足した数が10を超えた時は1を2桁目の数字に足します。
これだけです。簡単ですね。
従って上の問題は順に
・45X11=4(4+5)5=495
・57X11=5(5+7)7=(5+1)(2)7=627
・69X11=6(6+9)9=(6+1)(5)9=759
・86X11=8(8+6)6=(8+1)(4)6=946
2桁の数字の場合は簡単ですね。ただしこの方法3桁になると出来ません。
いい方法はないでしょうか。
今回も簡単でした。
また次回をお楽しみに。
◆スマイルゼミ◆中学生向け通信教育
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少し時間が掛かるのと4桁ぐらいになると有り難みがでてきます。
さて今回は2桁の数字に11を掛ける計算です。
何時もと同じ様に例題を5題。
・36X11=
・45X11=
・57X11=
・69X11=
・87X11=
この場合(X11)は特別な方法を知らなくても、出来なくもありませんが・・・。
それでは簡単な方法をどうぞ。
@被乗数の2桁目の数字と1桁目の数字の間に両方の数字の和をおきます。
36なら3(3+6)6→396
ただし足した数が10を超えた時は1を2桁目の数字に足します。
これだけです。簡単ですね。
従って上の問題は順に
・45X11=4(4+5)5=495
・57X11=5(5+7)7=(5+1)(2)7=627
・69X11=6(6+9)9=(6+1)(5)9=759
・86X11=8(8+6)6=(8+1)(4)6=946
2桁の数字の場合は簡単ですね。ただしこの方法3桁になると出来ません。
いい方法はないでしょうか。
今回も簡単でした。
また次回をお楽しみに。
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2018年03月10日
一生役に立つ暗算・掛け算(x5)(改定版)
前回の100や1000に近い数字の2乗の暗算はいかがでしたでしょうか。
素早出来るのが最終目標ですが、先ずはゆっくりでもとにかく暗算で出来るようになって下さい。
同じ数字の掛け算(2乗)の場面が出てきたら、「あっ、これはあの方法で出来る」と思い出して下さい。
さて今回から数回に分けて異なる数字の(まあ普通の、しかし特別な場合での)掛け算です。
条件付き掛け算ではありますが、以下単に「掛け算」とします(同じ数字の場合は2乗と呼んで区別しているので)
と
前置きが長くなりましたが、
掛け算の1回めは5を掛ける掛け算です。
数には奇数と偶数がありますが、偶数の方がより簡単なので、
先ず偶数から説明します。
先ずは暗算と電卓でやってみて下さい。
いつもの様にビフォー値を測りメモして下さい。
(1)偶数x5
それではヨーイ、スタート。
・48x5=
・96x5=
・248x5=
・642x5=
・2248x5=
2桁の偶数に5を掛けるのは簡単に出来ますね。
3桁になると暗算は出来ますが、やはりやや面倒です。
4桁になるともう暗算では出来ないでしょうね。
しかし今回ご紹介する方法を使えば「答え一発」です。
(単に数字だけで、必ずしも各桁の単位(千、百、十)を発音しなくてもいい場合もあるでしょう)
方法:
@被乗数(5を掛ける数)を先ず2で割る。→n(偶数)÷2→m
Aその数を10倍する(つまり0を右側に付ける)→mx10
これだけです。
先の例題では
・48x5=28x10=280
・96x5=48x10=480
・248x5=124x10=1,240
・642x5=321x10=3,210
・2248x5=1124x10=1,240
所要時間:
簡単でしたね。
次は
(2)奇数x5
奇数の時は、先ず10倍してから2で割ります。
桁数が増える分一寸面倒になりますが、これで偶数も奇数も出来ることになります。
・47x5=470÷2=235
・89x5=890÷2=445
・73x5=730÷2=365
・583x5=5830÷2=2915
・937x5=9370÷2=4685
今回の5を掛ける計算は
5=10/2=10x1/2ですからどちらを先にかけるかを、単に偶数と奇数について使い分けただけですから、統一して先ず10を掛けて1/2を掛ける(2で割る)としてもいいでしょう。
奇数の場合は少し慣れが必要かも知れません。
お好きな方をどうぞ。
では
次回をお楽しみに。
◆スマイルゼミ◆中学生向け通信教育
◆スマイルゼミ◆タブレットで学ぶ通信教育 【幼児コース】
素早出来るのが最終目標ですが、先ずはゆっくりでもとにかく暗算で出来るようになって下さい。
同じ数字の掛け算(2乗)の場面が出てきたら、「あっ、これはあの方法で出来る」と思い出して下さい。
さて今回から数回に分けて異なる数字の(まあ普通の、しかし特別な場合での)掛け算です。
条件付き掛け算ではありますが、以下単に「掛け算」とします(同じ数字の場合は2乗と呼んで区別しているので)
と
前置きが長くなりましたが、
掛け算の1回めは5を掛ける掛け算です。
数には奇数と偶数がありますが、偶数の方がより簡単なので、
先ず偶数から説明します。
先ずは暗算と電卓でやってみて下さい。
いつもの様にビフォー値を測りメモして下さい。
(1)偶数x5
それではヨーイ、スタート。
・48x5=
・96x5=
・248x5=
・642x5=
・2248x5=
2桁の偶数に5を掛けるのは簡単に出来ますね。
3桁になると暗算は出来ますが、やはりやや面倒です。
4桁になるともう暗算では出来ないでしょうね。
しかし今回ご紹介する方法を使えば「答え一発」です。
(単に数字だけで、必ずしも各桁の単位(千、百、十)を発音しなくてもいい場合もあるでしょう)
方法:
@被乗数(5を掛ける数)を先ず2で割る。→n(偶数)÷2→m
Aその数を10倍する(つまり0を右側に付ける)→mx10
これだけです。
先の例題では
・48x5=28x10=280
・96x5=48x10=480
・248x5=124x10=1,240
・642x5=321x10=3,210
・2248x5=1124x10=1,240
所要時間:
簡単でしたね。
次は
(2)奇数x5
奇数の時は、先ず10倍してから2で割ります。
桁数が増える分一寸面倒になりますが、これで偶数も奇数も出来ることになります。
・47x5=470÷2=235
・89x5=890÷2=445
・73x5=730÷2=365
・583x5=5830÷2=2915
・937x5=9370÷2=4685
今回の5を掛ける計算は
5=10/2=10x1/2ですからどちらを先にかけるかを、単に偶数と奇数について使い分けただけですから、統一して先ず10を掛けて1/2を掛ける(2で割る)としてもいいでしょう。
奇数の場合は少し慣れが必要かも知れません。
お好きな方をどうぞ。
では
次回をお楽しみに。
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2018年02月28日
一生役に立つ暗算・掛け算 ( 2乗その4、最後)(修正版です)
前回の、一桁目が1の2桁の数字の2乗計算はいかがでしたか。
電卓と同じくらいにできるようになりましたか。
さて
今回は2乗(自乗)の最後の例として、100,1000に少し小さい数の2乗の計算をご紹介。
この計算は実生活では余り出てこないかもしれませんが、2乗の計算の仕方の一つとして覚えておきましょう。
では早速やり方を説明します。
1)2乗する数が100に近い数字の場合(例えば96とすると)
@100から2乗する数字を引く→100−96=4(aとする)
A2乗する数字からaを引く→96−4=92(b)
B其の数字aを2乗する→4^2=16(aが1~3の時は、2乗は一桁なので0を加えて2桁にする)
Cbの数字の右横に3の数字を並べる→9216
尚2乗する数字が97〜99の時、aの2乗は一桁なので0を1つ添えて2桁とします。(例9→09)
この方法で99〜91の2乗の暗算計算できます。
早速、下記数字で試して見て下さい。最初はゆっくりでOK。そしてだんだん速く。
・99の2乗→(99−1)+(01)→9801
・98の2乗→(98−2)+(04)→9604
・97の2乗→(97−3)+(09)→9409
・96の2乗→(96−4)+(16)→9216
・95の2乗→(95−5)+(25)→9025
同様にして、残りの94から91も是非試してみて下さい。
次に
2)1000に近い数の場合(例えば996の場合)についてです。)
二桁の時と同様ですが、ポイントはaの2乗を添える時0も含めて3桁として添えます。
@1000から2乗する数字を引く→1000−996=4・・・(aとする)
A2乗する数字からaを引く→996−4=992
Baを2乗する→4^2=16
CAの数字の横にCの数字を0を1つ加えて3桁として並べる→(992)+(016)→992016
尚
2乗する数字が997〜999の時、aの2乗は一桁なので0を2つ添えて同様に3桁とします。
(例9→009)
上記の様にして、999〜991を暗算計算できます。
早速、下記数字で試して見て下さい。最初はゆっくりでOK。そしてだんだん速く。
・999の2乗→(999−1)+(001)→998001
・998の2乗→(998−2)+(004)→996004
・997の2乗→(997−3)+(009)→994009
・996の2乗→(996ー4)+(016)→992016
・995の2乗→(995−5)+(025)→990025
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
同様にして残りの994から991も是非試して見て下さい。
いかがでしたでしょうか。
何回もやれば自然と直ぐに出てくると思います。
ただ素早く出来なくても、暗算で上記の計算が出来るということが貴重なのです。
暗算で出来ると一寸得した感じになりませんか。
別法もありますが、先ずはこの方法をマスターして下さい。
(別法は後日またご紹介します。)
お疲れ様でした。
次回からは異なった数字の(つまり普通の、ただしある条件での)掛け算です。
お楽しみに。
では。
(追記)
過日出稿した時、計算式の途中いくつか間違いがありましたので、お詫びすると共に
上記の様に修正いたしました。
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電卓と同じくらいにできるようになりましたか。
さて
今回は2乗(自乗)の最後の例として、100,1000に少し小さい数の2乗の計算をご紹介。
この計算は実生活では余り出てこないかもしれませんが、2乗の計算の仕方の一つとして覚えておきましょう。
では早速やり方を説明します。
1)2乗する数が100に近い数字の場合(例えば96とすると)
@100から2乗する数字を引く→100−96=4(aとする)
A2乗する数字からaを引く→96−4=92(b)
B其の数字aを2乗する→4^2=16(aが1~3の時は、2乗は一桁なので0を加えて2桁にする)
Cbの数字の右横に3の数字を並べる→9216
尚2乗する数字が97〜99の時、aの2乗は一桁なので0を1つ添えて2桁とします。(例9→09)
この方法で99〜91の2乗の暗算計算できます。
早速、下記数字で試して見て下さい。最初はゆっくりでOK。そしてだんだん速く。
・99の2乗→(99−1)+(01)→9801
・98の2乗→(98−2)+(04)→9604
・97の2乗→(97−3)+(09)→9409
・96の2乗→(96−4)+(16)→9216
・95の2乗→(95−5)+(25)→9025
同様にして、残りの94から91も是非試してみて下さい。
次に
2)1000に近い数の場合(例えば996の場合)についてです。)
二桁の時と同様ですが、ポイントはaの2乗を添える時0も含めて3桁として添えます。
@1000から2乗する数字を引く→1000−996=4・・・(aとする)
A2乗する数字からaを引く→996−4=992
Baを2乗する→4^2=16
CAの数字の横にCの数字を0を1つ加えて3桁として並べる→(992)+(016)→992016
尚
2乗する数字が997〜999の時、aの2乗は一桁なので0を2つ添えて同様に3桁とします。
(例9→009)
上記の様にして、999〜991を暗算計算できます。
早速、下記数字で試して見て下さい。最初はゆっくりでOK。そしてだんだん速く。
・999の2乗→(999−1)+(001)→998001
・998の2乗→(998−2)+(004)→996004
・997の2乗→(997−3)+(009)→994009
・996の2乗→(996ー4)+(016)→992016
・995の2乗→(995−5)+(025)→990025
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
同様にして残りの994から991も是非試して見て下さい。
いかがでしたでしょうか。
何回もやれば自然と直ぐに出てくると思います。
ただ素早く出来なくても、暗算で上記の計算が出来るということが貴重なのです。
暗算で出来ると一寸得した感じになりませんか。
別法もありますが、先ずはこの方法をマスターして下さい。
(別法は後日またご紹介します。)
お疲れ様でした。
次回からは異なった数字の(つまり普通の、ただしある条件での)掛け算です。
お楽しみに。
では。
(追記)
過日出稿した時、計算式の途中いくつか間違いがありましたので、お詫びすると共に
上記の様に修正いたしました。
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