たのしい演劇

魂より魂に伝う花20　　『死に至る病』キルケゴール著

折々に受け取るメッセージ


セーレン.オービエ.キェルケゴールSøren Aabye Kierkegaard (1813 – 55)
スウェーデン　実存主義哲学　

“そこで、絶望がまったく根こそぎにされた場合の「自己」の状況を表す定式は
自己自身に関係し、自己自身であろうと欲することにおいて、
自己は、「自己を措定した力のうち」に、透明に、根拠をおいている。

キリスト教的ヒロイズムとは、
事実これはおそらくごくまれにしか見られないものではあろうが、
あえてまったく自己自身になろうとすること、
ひとりの単独な人間、神の前にただひとりで立つ人間に、
この巨大な努力をなし、
この巨大な責任を負いながらただひとりで立つ、
この特定の単独な人間にあえてなろうとすることである
人間が「神の前にただひとりで立つ」ことがないのなら、
神から離れているのなら、
その人間は「絶望」しているのだ”


キルケゴールは絶望を通して神のことを語っている
「神/信仰」とは絶望の認識と浄化による賜物　
人間は絶望のどん底にあって　神はおもむろに貴方の傍に在る　と

がもしかして　この時期　西欧にあって　或いはその逆か　　
神は絶望し　貴方の傍らに佇んでおられる？



西欧も日本同様　不安定な状態にあります

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と　たのしい演劇の日々