たのしい演劇

俳優の錬金術　視覚visual system 05

紡錘状回 fusiform gyrus/ medial occipitotemporal gyrus

紡錘状回は未だ不明な機能　認識に関連するとされる

脳の色処理経路the color processing pathway in the brain
共感覚 Grapheme–color synaesthesia
を有する者は角回angular gyruを取り巻く線維 fibersの密度が高い
線維は紡錘状回fusiform gyrus から角回angular gyrus に形状情報を中継し
共感覚における色と形状の関連付けを生成


　 角回angular gyrus:
　　 側頭頭頂接合部Temporo-parietal junction /TPJ
　　 「自他の区別」や「心の理論Theory of Mind/ToM 」と関わる重要な役割を担う
　　 体外離脱体験Out of Body Experience/ OBEや
　　 自己像幻視/ドッペルゲンガーautoscopy/ ASのような現象と 関連する


　共感覚synesthesia, synæsthesia:
　　ある刺激に対して通常の感覚だけでなく異なる種類の感覚をも生じさせる
　　一部の人にみられる特殊な知覚現象
　　 文字に色を感じたり 音に色を感じたり 形に味を感じたりする


カテゴリー内の識別Within-category identification

左右の紡錘状回fusiform gyri は
　異なる役割を果たし　そして連動する
左紡錘状回left fusiform gyrus は
　対象の「顔(実際に顔又は顔の様な)」特徴を認識
右紡錘状回right fusiform gyrus は
　認識された顔のような特徴が実際に顔であるかどうかを決定する



紡錘状　顔の領域fusiform face area/FFA
右紡錘状回と周囲の皮質right fusiform gyrus and surrounding cortexにある
腹側皮質視覚路ventral stream/ventral pathway/ what経路
脳機能局在
FFAは視覚器官が顔を捉えた瞬間visual stimuli, perception から
　顔処理face processing .認識cognitionの複数段階に関与する
FFAは無表情より　顔面に表れる　恐怖に伴う表情に活性する
FFAは後処理系の組織にもかかわらず　感情emotions を認識する機能を備え
　「顔を識別する機能とその進化の目的evolutionary purpose to identify faces 」
　は議論に上がっている


言葉の可視化の領域visual word form area/VWFA　
左紡錘状回と周囲の皮質left fusiform gyrus and surrounding cortex部位
左紡錘状回は単語の処理における
ボトムアップ情報（単語の視覚的形状visual formと他の視覚的属性）に
トップダウン情報（単語の意味論semantics.音韻論 phonology of words）
を連結させ　調整する

VWFAは馴染みある言語より
　線画やゲエズGe'ez 文字 (アムハラ語Amharic )の様な文字仕様に活性化

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と　たのしい演劇の日々