たのしい演劇

俳優の錬金術　Mythical origins of language言葉の神話由来 14

典礼言語 sacred language 09

エスカヤン Eskayan 人工言語 ボホール州 フィリピン中部
公式発表：推定AD1920–1940
用途：詠唱.祈祷
フィリピン.ボホール独自の先住民文化再建を目的として創られた人工言語
エスカヤン民族550人のみ使用(2013)

エスカヤン言語と文字は　人体の解剖学に触発された　民族祖先.ピネー Pinayの創作物だと云う

最近の研究では　西洋列強による植民地支配政策(1521-)後に作成された
スペイン語+英語+ヴィサヤ語(フィリピン語)Spanish-English-Visayan 混在の人工語だと

ある研究者は
　セブアノ語Cebuano言語(フィリピン現地語)の「高度に暗号化された言語」
　それはフィリピン先住民族の言語のどれとも語彙の類似性を示さない
自然進化の形跡はなく　個人またはグループによって意識的に考案された　と云う

エスカヤン語の表記は1,000文字以上の音節文字の形式を取るが　その独創性は
　その表記に人体の部分　すべて内臓も含む　を用いている事

その解析の為に　以下言語との比較研究も成された　

フェニキア語 系統：アフロ.アジア語族　セム語派.カナン諸語
　　　　　　表記：フェニキア文字.ギリシャ文字.ラテン文字

エトルリア語 系統；先印欧語
(死語)　　　　表記：エトルリア語

ヘブライ語　系統：アフロ.アジア語族　セム語派　カナン語
　　　　　　表記：ヘブライ文字


各文字は人間の解剖学的構造の一部に基づいているが　しかし　多くはローマ字に基づいている
　その為1980-1990には　神秘主義者たちの興味を引きく　

エスカヤンの祖先は　7世紀にスマトラからボホールへ移住
　フランシスコ・ダゴホイ(1724-1800)指揮の下　反スペイン.レジスタンスの子孫 であり
植民地時代以前の民俗文化復興を意図したカルトまたは秘密結社

エスカヤン族は セム族原始キリスト教徒の部族
彼らは失われた本『エノク書(BC1-2)』(エチオピア正教会は旧約聖書とし
　他教会は旧約偽典とする) を所持している
　その事からソロモン王の寺院の建築者を始祖とする
彼らの存在はボホールに2番目のメシア出現を証明する　

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と　たのしい演劇の日々