たのしい演劇

シュタイナー神秘劇4「魂の目覚め(上梓:1913)(劇中年代設定:1924)」
反ユダヤ主義の背景 68

ドイツのオカルト文化と疑似科学による人種理論48

ヤコブ・ヴィルヘルム・ハウアー
Jakob Wilhelm Hauer (1881–1962)ドイツ　東洋学　神学

1907-11　英領インドへ　プロテスタント宣教師活動

帰国後 以下大学の博士課程で神学とサンスクリット語を学ぶ　
英.オックスフォード大学.
独. テュービンゲン大学 (1447設立.ルター派正統神学の拠点.
ナチ時代ユダヤ系教授排斥. 大学病院にて1158人に対し避妊処置実施）

1920　ワンダーホーゲルを好む若者たちを集め　プロテスタント福音研究会立ち上げ
(草案はルドルフ・オットー (1869–1937) マールブルグ大宗教哲学教授.代表作『聖なるもの(1917)』
. の民族運動への興味から)　

1925 マールブルク大学 (1527.神学校ナチ時代ユダヤ系教授排斥）　と

1927 テュービンゲン大学で教鞭を取る　ナチの嗜好に合い　後アーリア人セミナー開講へ

　レベントロー伯爵(1869-1843.ナチ党政治家.ジャーナリスト)の下で
　共通目標を目指すドイツ宗教の団結　を計画


1934　ドイツ民族信仰運動（土着信仰とヒンズー教典バガヴァッド・ギーター も影響）設立　

説教には　ドイツ古典音楽と政治的賛美歌を含んだ
　ナチ党政権下　20万.人口の0.3％.の信者が集った

ユングは　
“憑依し　堕落への様だが
　善人は　新たな意志を正直に受け止め
　この否定できない事実と合意を図ろうとしている”　と記録している

ハウアーはナチ党下　国家宗教化をめざした　が　はたせず　　

1935　人智学の世界観は　ドイツ国家社会主義と真っ向から反する故に
　人智学学校はドイツ教育にとって危険だ　と警鐘を鳴らす

1937　ナチ入党

1941　ルドルフ・ヘス( 1894-1987..ヒトラー側近.人智学徒)のスコットランド単独飛行の件では
　人智学教理に取り付かれた故の行動だ　と非難　

徐々に　ナチ党員として　人智学徒としての己の立場を　退けた　

1945 -1949 拘留　解放後もしかし　ドイツ土着民族信仰は固く　出版を続け世間喚起を務めた　

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次回へと続く

と　たのしい演劇の日々