2017年10月10日
観劇 「嵐/Tempest」 01
左:3Dパフォーマンスのエーリアル
観劇 「嵐/Tempest」 01
プログラムによりますと
映画「指輪物語」で により衝撃的デビューを放ったキャラクター
ゴラム/Andrew Serkis(1964-)演じる モーションキャプチャによります
が 舞台は相互のコミュニケーションが作用し響き合いながら
リアルタイムで物語を進行させます
このリアルタイムでの3Dパフォーマンス/モーションキャプチャー が今回の挑戦でした
妖精エーリアル役 のMark Quartley は
彼の身体造形 彼の感情表現に伴う デリケートな動作を
細かな顔面表現 四肢の動き をデータとしてコンピュータに取り込んまれ
リハーサルを迎えます
プロスペローとの出会いのシーンは 特に
台詞のやり取り 時間の流れ と共に構築されてゆく二人の関係を
細かな身体表現/モーションキャプチャー振付師による を駆使し 物語ります
そして 本番 エーリアルは やはり電極の沢山ついたスーツを身に纏っており
観客には見えませんが
彼の顔面表情 身体表現は 即座に コンピュータで解析され
リアルタイムで 舞台上に3Dの妖精エーリアルを怪しくも美しく再現してみせました
子供たちが沢山観客に交っておりまして 興奮し舞台に見入っておりました
が如何せん シェークスピアの台詞劇
RSC年季の入った俳優たちによる見せ場なのですが
子供等は静まり返り
そのギャップの大きさは 会場に鮮明に現れますので
今後の課題は 山積みであろうなと思われます
しかし 視覚にこれ程快い刺激を受けたショーくスピア劇は始めてのことで 満足致しました
と たのしい演劇の日々
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