2017年03月19日
黄金の夜明け団 サラ・オールグッド Sara Allgood( 1880–1950)
写真はWEBより拝借いたしました サラ・オールグッド Sara Allgood
サラ・オールグッド Sara Allgood( 1880–1950)
黄金の夜明け団で活躍する演劇人 俳優をみております
俳優サラの記録は色々とありますが
黄金の夜明け団入団の時期や 位階 魔法名等の情報を
手に入れることは今のところできておりません
ですが 才能の多き演技派俳優のサラは
黄金の夜明け団での魔法儀式では 美しいく響きの良い声で詩文を朗誦し
観衆を魅了したとあります
ダブリンで生まれた彼女は
黄金の夜明け団のMaud Gonne (I1866–1953)
アイルランド劇作家Willie Fay (1872 – 1947)
が運営するInghinidhe na hÉireann ("Daughters of Ireland")
アイルランド愛国心を育てる目的の婦女子向け教育機関で演劇を学びます
最初はエキストラから入りますが その才能故に
すぐ台詞のある役を アベイ劇場Abbey Theatre 演じるようになるのです
恐らく その高い演技力故に
黄金の夜明け団の儀式上演に加わったのが
入団の切っ掛けではなかったのでしょうか?
ショーン・オケーシーSeán O'Casey(1880-1964)の
「ジュノーと孔雀」Juno and the Paycock(1923) 主演のジュノーは代表作です
続いて
「鋤と星」The Plough and the Stars (1926) と
アベイ劇場公演での欠かせない俳優となります
その才能が アルフレッド.ヒッチコック の目に留まり
最初の有声映画 「恐喝」Blackmail(1929) で ホワイト婦人を演じております
演技派俳優として存在を示したサラにとって
B級映画監督ヒッチコックの作品 しかも最初のトーキー映画
マイクに向かい台詞をどう喋ったものか困っていたら
別の俳優に唄えば良いと言われ
その通りにやったら出来た と撮影の記録書かれております
ジュノー 「鋤と星」 Juno and the Paycock(1930) は
アベイ劇場での当たり役でしたが
その記録によりますと ヒッチコックは台無ししたのだそうです
ハリウッドへ出て 映画俳優として成功を夢みますが
その風貌から性格俳優として アイルランド労働者階級の母や メイドの役
が当たりどころとなります しかし大きなヒットはなく
小さい役ですが 沢山の映画等に出演しております
ベス(母)「 わが谷は緑なりき」 How Green Was My Valley1941
アカデミー賞助演女優賞にノミネートされました
1950年 心臓発作の為アメリカで亡くなりました
と たのしい演劇の日々
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