2015年12月06日
演技訓練 歌
写真はWEBより拝借いたしました
演技訓練 歌
俳優は 基本技能として 歌い 踊る ことができます
演劇学校の学科にも当然 歌唱 ダンスは含まれております
ですから ミュージカルを仕事としておりませんでも 歌唱舞踊を日々のトレーニング課題に含むのです
英国俳優組合 西南地域 月1回の会合も 合唱練習を組み込んでおります
もちろん英語で歌いますので 英語を母国語としない俳優には 発音の助け
また歌詞の書かれた文化時代背景を学ぶことにもなります
ここ数年 プロテスタント系作曲家によります ミサ曲 Kirye/キリエ, Gloria/グローリア, Sanctus/サンクトゥス,
Agnus De/アグナスディ に取り組んでおります 英語でなくラテン語です
教会でのミサに出席するのではなく もっぱらコンサート用途として歌っております
英語を学習するならば ラテン語を学ぶが良かろうと 昔よく耳にいたしました
西欧言語語源の多くがラテン語にあるようですから 英語を学ぶ西欧人は 微妙な違いはあっても
元の意味は同じである故 英語発音はできなくても意味は理解できる と言います
せっかく英語言語の源と取り組むのですから あえて意味を調べずに その単語の音を味わって歌っております
その音が生まれた起源へのタイムスリップを試みている とでも言いましょうか
何百回と歌い練習を重ねておりますと 音/歌は身体に染渡り 丹田を振るわせ
音の魂が丹田より その声となって顕わになることがございます
その瞬間 音/歌 を橋掛かりにし 魂は時空を超える ような体感を覚えます
そしてそれは 勿論 神を称える歓喜/ミサ曲 であると 確信いたします
また 演劇の歴史によりますと このミサ曲の合唱から宗教劇/神秘劇へと展開してゆくのです
シュタイナーは人間の中心は 胸のチャクラにあると言いますが
パフォーマーの中心は体験により丹田にあると思うのです
俳優は胸のチャクラを開きます この胸のチャクラが開かれた状態でありますと
戯曲に描かれる物語を役を 嘘でなく 真に在るものとして 演じることが出来ます
なので 俳優にとって不可欠です
更に 演じますには 演じる という強い意志のエネルギーが絶対不可欠です
それは 丹田を中心にしてオーラとなり俳優の身体より発します チャクラでいいますと 腹の下当たりです
パフォーマンスの瞬間には そこが中心であろうと思います
と たのしい演劇の日々
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