2023年07月07日
魂から魂へ伝う花 「真言」
魂から魂へ伝う花 「真言」
namaḥ samanta-vajrāṇāṃ caṇḍa-mahāroṣaṇa sphoṭaya hūṃ traṭ hāṃ māṃ
中呪(慈救呪・慈救咒 (じくじゅ) ):
ノウマク・サーマンダー・
バーザラ ダンセンダー マーカロシャーダ・ソワタヤ・ウン・タラ ター・カン・マン
(帰命したてまつる。あまねき諸金剛尊よ。暴悪なる大忿怒尊よ。粉砕したまえ。)
真言(しんごん)
サンスクリット語のマントラ(मन्त्र Mantra)の訳語
「(仏の)真実の言葉、秘密の言葉」という意
『大日経』などの密教経典に由来し、
浄土真宗を除く多くの大乗仏教の宗派で用いられる呪術的な語句である。
漢訳経典では、「真言」の他に「密言」、「呪」、「明呪」等と訳される。
仏の真実の教えは、この宇宙の真理(法)や隠された秘密を明らかにするもので、
本来は人間の言葉で表すことはできないが、
方便として世俗の文字・言語を借りてそれに教えを盛り込み、
これを観想しこれに心を統一することで、
その教えに触れ得るようにしたものが、密教における真言であるとされる。
空海は、真言について
「真言は、不思議なものである。本尊を観想しながら唱えれば無知の闇が除かれる。
わずか一字の中に千理を含む。この身のままで真理を悟ることができる。」と記す。
不動明王(ふどうみょうおう、梵: अचलनाथ acalanātha)
梵名の「アチャラ」は「動かない」、「ナータ」は「守護者」を意味し、
全体としては「揺るぎなき守護者」の意味。
「不動」の尊名は、
8世紀前半、菩提流志(ぼだいるし)が漢訳した「不空羂索神変真言経」巻9に
「不動使者」として現れるのが最初で。
『大日経』では大日如来の使者として「不動如来使」の名が見え、
『大日経疏』では「不動明王」の語が使われている。大日如来の脇侍として置かれる事も多い。
密教では三輪身といって、一つの「ほとけ」が
「自性輪身」(じしょうりんじん・如来)は、宇宙の真理、悟りの境地そのものを体現した姿を指す
「正法輪身」(しょうぼうりんじん・菩薩)は、宇宙の真理、悟りの境地をそのまま平易に説く姿を指す。
これらに対し「教令輪身」は、仏法に従わない者を恐ろしげな姿で脅し教え諭し、
仏法に敵対する事を力ずくで止めさせる、
外道に進もうとする者はとらえて内道に戻すなど、極めて積極的な介入を行う姿である。
不動明王は大日如来の教令輪身とされる。
煩悩を抱える最も救い難い衆生をも力ずくで救うために、忿怒の姿をしている。
起源をヒンドゥー教のシヴァ神とする説あり。
と たのしい演劇の日々
namaḥ samanta-vajrāṇāṃ caṇḍa-mahāroṣaṇa sphoṭaya hūṃ traṭ hāṃ māṃ
中呪(慈救呪・慈救咒 (じくじゅ) ):
ノウマク・サーマンダー・
バーザラ ダンセンダー マーカロシャーダ・ソワタヤ・ウン・タラ ター・カン・マン
(帰命したてまつる。あまねき諸金剛尊よ。暴悪なる大忿怒尊よ。粉砕したまえ。)
遠藤琢朗氏と横浜のボート劇場で仮面劇を演っていた頃
毎回 稽古の最初 発声練習として この「真言」を約30分程 唱えた
発声と瞑想を兼ねており 魂を清め 神聖な身体で 演技と向き合った
遠藤氏の仮面劇とは 祭儀であった
毎回 稽古の最初 発声練習として この「真言」を約30分程 唱えた
発声と瞑想を兼ねており 魂を清め 神聖な身体で 演技と向き合った
遠藤氏の仮面劇とは 祭儀であった
真言(しんごん)
サンスクリット語のマントラ(मन्त्र Mantra)の訳語
「(仏の)真実の言葉、秘密の言葉」という意
『大日経』などの密教経典に由来し、
浄土真宗を除く多くの大乗仏教の宗派で用いられる呪術的な語句である。
漢訳経典では、「真言」の他に「密言」、「呪」、「明呪」等と訳される。
仏の真実の教えは、この宇宙の真理(法)や隠された秘密を明らかにするもので、
本来は人間の言葉で表すことはできないが、
方便として世俗の文字・言語を借りてそれに教えを盛り込み、
これを観想しこれに心を統一することで、
その教えに触れ得るようにしたものが、密教における真言であるとされる。
空海は、真言について
「真言は、不思議なものである。本尊を観想しながら唱えれば無知の闇が除かれる。
わずか一字の中に千理を含む。この身のままで真理を悟ることができる。」と記す。
不動明王(ふどうみょうおう、梵: अचलनाथ acalanātha)
梵名の「アチャラ」は「動かない」、「ナータ」は「守護者」を意味し、
全体としては「揺るぎなき守護者」の意味。
「不動」の尊名は、
8世紀前半、菩提流志(ぼだいるし)が漢訳した「不空羂索神変真言経」巻9に
「不動使者」として現れるのが最初で。
『大日経』では大日如来の使者として「不動如来使」の名が見え、
『大日経疏』では「不動明王」の語が使われている。大日如来の脇侍として置かれる事も多い。
密教では三輪身といって、一つの「ほとけ」が
「自性輪身」(じしょうりんじん・如来)は、宇宙の真理、悟りの境地そのものを体現した姿を指す
「正法輪身」(しょうぼうりんじん・菩薩)は、宇宙の真理、悟りの境地をそのまま平易に説く姿を指す。
これらに対し「教令輪身」は、仏法に従わない者を恐ろしげな姿で脅し教え諭し、
仏法に敵対する事を力ずくで止めさせる、
外道に進もうとする者はとらえて内道に戻すなど、極めて積極的な介入を行う姿である。
不動明王は大日如来の教令輪身とされる。
煩悩を抱える最も救い難い衆生をも力ずくで救うために、忿怒の姿をしている。
起源をヒンドゥー教のシヴァ神とする説あり。
と たのしい演劇の日々
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